命があるから明日がある
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ここ数日また寒さが戻ってきて
アゲハは自由に空を舞う機会がないまま、いのちを終えました。
生まれてきて2週間弱。
だんだんと飛ぶ力がなくなっていくのを見守りながら
あと何日持つかしらと
とうとうその日が来ました。
砂糖水を飲むと砂糖のせいでカピカピになるので手間がかかる子だったけれど
最後はアゲハのための小さなブーケの花の上で
広げていた羽を閉じたあと
本当に動かなくなりました。
まるで花束とアゲハのブローチみたいだった。
BG5では
死んだあとの時間が大切で
それは魂の時間のためなんだけれど
アゲハにも魂があるんだなと感じたのが(一寸の虫にも五分の魂って言うじゃんね)
なくなった翌々日
ああ、魂が抜けたみたい
って感じた瞬間があって。
アゲハからオーラが消えたと言うか何か違う感覚を感じて
でも私だけの感覚かなと黙ってたら
魂が抜けたみたいやなあと何も言ってないのに
ひと言、ムッシュが言った。
そして
魂が抜けてアゲハが色褪せていくのにあわせるように
水差しの水はたっぷりあるのに
ブーケの花たちが枯れだした。
氣枯れ(穢れ)と言う言葉があるけれど
こう言うことなんだと思う。
こう言うことを昔の人はきっと
体感覚でしっかりと感じ取っていたんだと思う。
氣が枯れたものに近付くと
自分の精気まで吸い取られてしまう
だから氣枯れを忌み嫌って遠ざけてきたのだろうなと
アゲハがくれた氣付きでした。

いのちのあるものはみんな土に還るのよと
子どもの頃に母がよく言っていた。
自由に空を飛べなかったけれど、生まれてきた意味はあると思うから
地球の営みに還してあげるべきかなあと思って
花壇の隅に
ずっと一緒にいたブーケの花びらのベッドをつくって
その上にアゲハをそっと寝かせてみた。
花壇に咲いているビオラ、水仙、ムスカリの花びらのお布団をかけて
小さな小さなお葬式。
外が寒くてもっとびっくりしたか
まあ悪くない一生だったかしらと思っているか
空の高さにびっくりしているか
魂はひと足早く外の世界を楽しんだかな。

翌々日
アゲハの亡骸が花束のベッドからなくなってた。
毎日、ヤマガラやシジュウカラ、ヒヨたちがやってくるから
きっと誰かが
いのちの循環のバトンをちゃんと繋いでくれた。
少しだけ残ったアゲハの羽に
寂しい気持ちになったけれど
いのちってそう言うことよねって
今 生きているこの瞬間に、感謝する。
アゲハは古くから生まれ変わりの象徴と言われていて
死と再生のサイクルを表すから
もしかしたら夢にも出てこない母が
あちこち飛び歩いている中で、娘のことを ハタ! と思い出して
ふらっと来てくれたのかもしれない。
そう言う意味では、蜜月でした🌷
春まだ遠くて
三寒四温の春分の日
今日は
いいお天気です
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#イニシエーターズカフェ
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