臨床で判断できる看護師へ|NPを目指す学びの軌跡〜PEARS編〜

ご無沙汰しています。陰キャです。

怒涛の1年目をなんとか乗り切り、気づけば2年目。
そしてもうすぐ3年目に突入します😯

この文章を書いている今日は、ちょうど心電図検定2級を受けてきた日です。
(やる気が起きなさすぎてこんなに引き伸ばしてしまいました笑)

振り返ってみると、2025年はそれなりに勉強もしていて、
大きく分けて3つの資格試験に向けて準備してきました。

せっかくなのでその記録も兼ねて、
今回から少しずつシリーズとしてまとめていこうと思います。

具体的な試験内容(何が出たかなど)は書く予定はありませんが、
「どんな勉強をしたのか」「なぜ受けようと思ったのか」など、
これから受ける人の参考になるような内容は残していけたらと思っています。
今回はPERAS編として紹介していきます。

PEARSとは

AHA-PEARSは、日本語で
「小児救急評価・認識・病態安定化」 と呼ばれるコースです。

致死的な状態に陥る可能性のある小児を早期に認識し、
必要に応じて熟練したプロバイダーへ迅速に応援要請することを目的としています。

このコースの特徴は、「管理」よりも
発見 → 認識 → 介入 → 評価
という一連のスキル向上に重点が置かれている点です。

一言で言うなら、
「急変を予防するための観察力」を鍛えるコース
といえるかもしれません。

なぜ小児領域でもない人間が受講しようと思ったか

私は現在、内科病棟に所属しており、
成人・老年期の患者さんの対応が中心です。

そんな中で、なぜ小児のコースを受講しようと思ったのか。

理由はシンプルで、
急変に至る過程は、小児でも成人でも共通している部分が多い
と感じたからです。

よく「急変の6〜8時間前には何らかの徴候がある」と言われています。
特に多いのが呼吸の変化です。

しかし実際には、

  • 呼吸の何を見ればいいのか

  • 呼吸以外に何を観察すべきか

  • どのタイミングで介入すべきか

といった、心停止前の評価・観察については曖昧な部分が多くありました。

そんな時、職場の先輩にこのコースを勧めてもらい、受講を決めました。

受講する前に

ACLSとは異なり、事前課題はありませんでしたが、
テキストは一通り目を通しました。

特に、

  • 初期評価

  • ABCDEアプローチ

など、観察の視点を整理することを意識して当日に臨みました。

受講当日

当日は、インストラクター1名+受講者(看護師)4名で進行しました。

他の受講者は、小児領域や小児と関わる機会のある方が多く、
正直少しアウェーな感覚もありました。

講義は、

  1. 映像を見る

  2. インストラクターの解説

  3. すぐに実践

という流れで進みます。

さらに、

  • 実践後の振り返り

  • 観察のコツの共有

  • ディスカッション

が繰り返され、かなり実践的な内容でした。

特に印象的だったのは、
「どう評価するか」「何を優先するか」を常に考え続ける構成
だったことです。

最後には筆記試験(映像評価形式)がありました。

やや見づらい場面や難しさもありましたが、
しっかり受講していれば十分合格できるレベルだと感じました。

BLS横浜様のブログも参考になりました。
URL:https://blog.bls.yokohama

受講して感じたこと

今回の受講で特に良かったのは、

「なぜ心停止に至るのか」を蘇生科学ベースで理解できたこと

です。

また、小児をベースにした内容ではありましたが、

  • 成人にも十分応用可能

  • むしろ病棟でよく遭遇する急変に直結する

と強く感じました。

病棟では、心停止よりも

  • 敗血症性ショック

  • 呼吸不全

など、心停止“前”の急変のほうが圧倒的に多いです。
(いわゆる呼吸原性心停止と言われるものです。)

そのため、

  • 早期介入の重要性

  • 観察の質を上げる視点

を学べたことは非常に大きな収穫でした。

特に、ABCDEアプローチを通して
「酸素の流れ」を意識して観察する重要性
に気づけたのは大きかったです。

こんな人におすすめ

このコースは、
「心停止対応(蘇生)」よりも
“心停止になる前”の対応に重点が置かれています。

そのため、以下のような方におすすめです。

  • 病棟で急変が多いと感じている方

  • 「なんかおかしい」を言語化・評価したい方

  • 観察→介入の流れを整理したい方

  • 新人看護師・若手看護師

  • 復職予定の方

ABCDEアプローチはどの診療科でも応用できるため、
経験年数に関わらず学ぶ価値がある内容だと思います。

私自身、2年目で受講しましたが、
「もっと早く受ければよかった」と感じました。

「小児」と聞いて迷っている方も、
内容は十分成人にも活かせるので、ぜひ受講をおすすめします。

最後に

私のこれまでの経験でも、
一度心停止に至った患者さんが回復し、
病棟から退院されるケースは決して多くありません。

心停止は、

  • 患者さんへの大きな負担

  • 医療者側のリソース消費

の両面で非常にインパクトの大きい出来事です。

だからこそ、
「止まる前に介入する」ことの価値は非常に大きい
と感じています。

このコースは、そのための知識と視点を得られる貴重な機会です。

私自身も受講から半年ほど経つので、
近いうちに復習参加したいと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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