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リハビリライド

 僕は自転車が好きなのだが(モノとしての自転車がフェティッシュに好きということではなくもちろん自転車に乗るのが好きということだが、自転車がフェティッシュに好きという側面も否定はできない)、最近自転車に乗っていない。このnoteにも、自転車に関係した記事を書かなくなって久しい。お前本当に自転車が好きなのかと言われそうだが、僕のクリエイターページのヘッダー画像はピンクのロードバイクだ。ブリヂストンアンカーのRNC7で、僕のジオメトリーに合わせてオーダーしたものだが最近は埃をかぶっている。なんならスマートトレーナーにつなごうとしてタイヤを外したまんまである。(今ちょっと調べたらRNC7はもう生産を終了しているらしいじゃないか。クロモリのネオコットフレームの美しい、乗り心地のいい自転車なのに…(泣))
 あきらかに身体がなまっており、最近寝付きも悪く、これはいかん身体を使わねばと思い立って自転車に乗った。とはいえいきなりロードで100kmなど乗ったりすれば、その日はいいが次の日に立てなくなったりするしロードバイクは先述のとおり埃をかぶったままだ。なので折りたたみ自転車のブロンプトンをひっぱり出してくる。英国製の折りたたみ自転車ブロンプトン(Brompton)は折りたたみ自転車の王様と呼ばれ、英国では定冠詞を付けて”The Brompton”と呼ばれる。

 僕のロードバイクはピンクだが、ブロンプトンもピンクだし、なんなら乗っている車もピンクだ。ピンクの車からピンクの折りたたみ自転車が出てきたら面白いだろうと思ったのだ。

2026年6月13日(土)

 そんなわけでよく晴れた土曜日の午後、ブロンプトンを駆って出かける。
 坂を上るのが嫌いなので、できるだけ平坦なルートをと考え、九頭竜川沿いに勝山方面へと向かう。帰りはえちてつを利用することを予定に織り込む。
 以前はえちぜん鉄道にサイクルトレインの運行があり、自転車をそのまま持ち込めたのだが、現在は企画休止中とのことだ。サイクルトレインが運行されていればロードバイクをそのまま持ち込むことができるが、現在の状況ではロードバイクをバラさねばならない。サイクルトレイン復活してくれないかな。
 あわらから坂井市丸岡に向かい、市街地を抜けて田舎道に出る。途中から九頭竜川沿いの道を、えちてつと絡み戯れ合いながら走る。天気が良くて気持ちが良い。

勝山市北郷町坂東島の旧道。木々が多くて気持ちのよい道だが、倒木があったりしてここまで来るのはなかなか困難だ(反対側からなら来られる)
関西電力市荒川発電所の水圧鉄管。迫力がすごい
近辺では、ここの豊富な放水量を利用してカヤック競技が行われるらしい
今もやっているのだろうか…
小舟渡駅近くにかかる小舟渡こぶなと
別角度から
手前から、曲弦プラットトラス、鉛直材付ワーレントラス、RC桁橋と、三つの異なる橋が連なる
変態橋梁と言えよう
えちせん鉄道勝山永平寺線 小舟渡こぶなと駅周辺
小舟渡駅に福井方面から列車が入線する
小舟渡駅に到着


えちせん鉄道勝山永平寺線 発坂ほっさか
列車交換可能駅となっている(実際にするかは知らない)
勝山方面から発坂駅に入線
画面右側になぜかいる福井県警のパトカー。列車が発車すると同時に走り去った
勝山方面から発坂駅に入線


 40kmほどの道のりを、2時間ちょっとかけて勝山市に到着。市役所の近くで見つけた、おそらくは元遊郭であったであろう建物の、艶っぽい窓のしつらいに見惚れる。ニンバスに立ち寄ってお茶する。

艶っぽい窓のしつらい
建物自体も相当古そうだ
勝山市役所の隣にあるnimbus(ニンバス)
磯崎新設計による、もとは個人住宅であった
外観も内観もコンクリート打ちっ放し
本がたくさんある。読書しながらお茶する

 勝山駅からえちてつに乗って帰る。


2026年6月14日(日)

 日曜日のくせに午前はファッキン仕事だった。午後は、そこまで天気が良くないが、昨日の勢いのままにブロンプトンに跨る。
 坂を上るのが嫌いなので平坦なルートを考慮し、芦原街道を南下し福井市内を目指す。

自宅からそんなに離れていないところ
田園風景(といえば聞こえはいいが)がひろがる
九頭竜川橋梁をえちてつの列車が渡る
福井方面から中角駅へ

 九頭竜川橋梁を眺めてぼんやりする。えちてつが走る。

えちてつを眺めるのも、中角歩道橋の上からだ

 古書灯台にちょっとだけ顔を出して、えちてつに乗って帰る。
 自転車の話というよりも、橋の話になってしまったような気がする。

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