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【元プロの作詞家が教える】作詞のコツ(レベル2上げた実戦版)

作詞は才能じゃない。 設計 → 素材 → 乗せ方の順で作れば、誰でも一定以上になる。 逆に言うと、ここがグチャっとすると「良いこと言ってるのに刺さらない歌詞」になる。 だから以下の順番でやる。


1. テーマは1つ。「言いたいこと」を削る

まず決めるのはテーマじゃない。**「捨てること」**だ。 歌詞が弱い人は、1曲に3個も4個も言おうとする。それをやると“日記”になる。

  • 例:失恋なら

    • 未練を書きたい

    • 怒りもある

    • でも前向きになりたい

    • 孤独も描きたい

    • → これを全部入れると薄くなる。

だから最初に決めるのはこれだけ。 ✅ この曲は「何の曲」か?を一言で言う

  • 「捨てられた夜の曲」

  • 「立ち直る途中の曲」

  • 「まだ忘れてない曲」

2. メッセージは“結論だけ”を一行で決める

テーマが決まったら、メッセージは一行。ここは論文じゃなくていい。むしろ短いほど強い。

  • 「君がいなくても朝は来る」

  • 「忘れられないなら抱えて生きる」

  • 「傷は消えないが歩ける」 この一行が決まれば、歌詞全体はブレない。

3. 「映像」を作ってから言葉を当てる

作詞は説明じゃなくて「映画」。説明すると薄くなる。

  • 失恋の説明:「君がいなくて寂しい」

  • 映画のワンシーン:「二人で座った席だけ空いてる」 ここがレベル差。歌詞は**感情を書くより、状況を書く。**感情は勝手に出るから。

4. 音節(リズム)で勝つ:文字数を揃える

歌詞が上手く聞こえる最大の理由は才能じゃない。 ✅ **「音節が揃ってる」**これだけ。

  • 1行の文字数を揃える

  • 余計な助詞を削る

  • 同じリズムを繰り返す

  • 例:「君がいない部屋で」(7) / 「夜だけが増えてく」(7)

こういう揃い方があると、メロディに乗せた時点で“完成した感”が出る。

5. サビは説明禁止。「言い切り」だけ

AメロBメロは状況。サビは結論。 サビで一番やっちゃいけないのは ❌ 「説明・考察・反省」。 強いサビは ✅ 「言い切り・祈り・呪い」

  • 「もう戻れない」「忘れない」「ここから出ていけ」「抱きしめてくれ」「壊れてもいい」 サビは“歌の核”だから、語彙を難しくしない。

6. 「言葉の強さ」は文学じゃなく生活で決まる

歌詞が刺さるかどうかは、綺麗さじゃない。 ✅ **「生活の匂いがあるか」**これが大人向けの歌詞の差。 (コーヒー、コンビニの灯り、湿気、タバコの匂い、駅のホーム、朝のだるさ) こういう単語を1つ入れるだけで現実になる。

7. 最後は朗読じゃなく「仮歌」で確定する

レベルを上げるならここ。 ✅ 「仮歌を録れ」(スマホ一発でいい)。 歌にした瞬間、以下のことが一撃でわかる。

  • 長い / 恥ずい / 言いにくい / キレがない 作詞は机の上じゃ完成しない。歌った時に完成する。


すぐ使える作詞テンプレ

  • Aメロ(状況):「◯◯のまま/◯◯してる」

  • Bメロ(揺れ):「本当は◯◯/だけど◯◯」

  • サビ(言い切り):「だから◯◯(結論)」

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