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焼肉屋は儲からない?9割が失敗する理由と勝てる店の決定的な違い

焼肉屋は「設計ミスをするとほぼ確実に儲かりません」。
逆に言えば、正しく設計すれば普通に利益は出ます。

飲食の中でも焼肉は難易度が高い業態です。
ただし、だからこそ“勝てる形”を作れれば一気に抜けます。

この記事で分かることは3つです。

・焼肉屋が儲からない本当の理由
・現場で起きているリアルな失敗パターン
・利益が出る焼肉屋の作り方

なんとなく始めるとほぼ負けます。
ただし、条件を満たせばちゃんと勝てるビジネスです。


焼肉屋は儲からないのか?結論:設計ミスならほぼ確実に負ける

焼肉屋が儲からないと言われる理由はシンプルで、「コントロールできないコスト」が多いからです。

特に大きいのがこの3つ。

・肉の仕入れ価格が不安定
・設備投資が重い
・人件費が上がりやすい

例えば牛タン。
仕入れ先が変わるだけで原価が一気に崩れることも普通にあります。

さらに焼肉はダクトや排煙設備が必須。
これだけで数百万円〜1000万円単位で変わることもある。

つまり「なんとなく始める」と、スタート地点で負けてるんです。

逆に言えば、ここを設計できる人は勝てる。
これ以外は厳しい。ただし条件はある、という話です。


焼肉屋が儲からない3つの理由

焼肉屋が潰れる理由は大体パターン化されています。

① 原価がコントロールできない

焼肉は原価率が読みにくい業態です。

・牛タンの価格が急騰
・部位によって仕入れが安定しない
・廃棄ロスが出やすい

このあたりをコントロールできないと、気づいたらフード原価40%超えます。

黒瀬の基準で言うと、フードは35%以内。
ここを超えたらもう赤信号です。

② 初期投資が重すぎる

焼肉屋はとにかく初期投資が重い。

・ダクト工事
・排煙設備
・厨房設備

普通に3000万円クラスも珍しくない。

取材した焼肉店のモデルだと、フード原価は約35%、人件費は25%弱。
合計で60%前後に収まっています。

つまり、普通にやるともっと重い。

ここで回収設計をミスると、ほぼ詰みます。

③ 人件費が高くなりやすい

焼肉はオペレーションが複雑です。

・仕込み
・カット
・提供
・清掃

特にカットがある店は人件費が跳ねやすい。

動画のモデルだと「肉はカット済みで納品」。
だから人件費25%弱で収まる。

ここがめちゃくちゃ重要で、
「オペレーション設計=利益」になってます。


現場でよくある「失敗する焼肉屋」の典型パターン

ここが一番リアルです。

焼肉屋で失敗する人は、ほぼ同じことをやってます。

① 立地を感覚で決める

「なんとなく人が多いから」
これで決めた店は大体負けます。

動画では八王子を選んでますが、理由は明確。

・ビジネス層とファミリー層が混在
・ターミナル駅で人口が多い
・ドミナント展開できる規模

完全にデータで選んでる。

これができないと、まず勝てない。

② 高単価に寄せすぎる

焼肉は単価を上げたくなるんですが、
やりすぎると客数が死にます。

先日取材した焼肉店のモデルは客単価4000円。

これ、焼肉としてはかなり安い。
でもその分、回転と客数で勝ってる。

ここを間違えると一気に詰みます。

③ オペレーションが複雑すぎる

・肉を店でカット
・メニューが多すぎる
・スタッフ教育が難しい

これ全部、人件費に跳ね返ります。

逆に勝ってる店はシンプル。

「盛り付けだけ」で出せる設計。
これだけで利益構造が変わる。


実は焼肉屋は儲かる。利益が出るビジネスモデルの条件

ここまで読むと「やっぱ焼肉きついな」と思うかもしれません。

ただ、ちゃんと設計すれば普通に利益は出ます。

ポイントはFLコストの設計です。

取材した焼肉店のモデルだと、フード原価は約35%、人件費は25%弱。
合計で60%前後に収まっています。

この時点で、かなり優秀です。

飲食はFLで7割を超えると一気に苦しくなるので、
このラインを切れるかどうかが分岐点になります。

さらに重要なのがドリンク比率です。

焼肉は食事目的だけでなく、飲み需要も取り込める業態です。
ドリンクの粗利が乗ることで、全体の利益が安定します。

つまり焼肉は、
原価が高い業態ではなく「設計をミスると崩れる業態」というだけです。

ここを理解しているかどうかで、結果は真逆になります。


勝てる焼肉屋の作り方。黒瀬式の出店手順

焼肉屋で勝つためにやるべきことはシンプルです。

まず、エリア選定

ビジネス層とファミリー層が混在しているエリアがベストです。
どちらかに偏ると、売上の波が激しくなります。

次に物件

正直、1〜2件見ただけで決めるのは論外です。
動画でも20件以上内見して、6件申し込みしてやっと取れている。

このくらいが基準です。

そして、業態設計

ここが一番重要です。

・煙が出ない=ダクト不要
・肉はカット済みで納品
・提供は盛り付け中心

この設計にすることで、初期投資と人件費を一気に圧縮できる。

結果として、利益が残る構造になります。

飲食は気合いではなく、完全に設計勝負です。


焼肉屋は夢があるは半分嘘

焼肉は夢がある業態です。

実際、うまくいけば月300万レベルの利益も見えます。
ただし、これは条件を満たした場合だけです。

多くの人はここを勘違いします。

回転率はそこまで高くないので、席数と単価のバランスが崩れると一気に売上が落ちる。
さらに設備投資が重いので、回収設計を間違えると資金繰りで詰む。

そして一番多いのが「流行りで始める」パターン。

焼肉はラーメンと並んで倒産件数が多い業態です。
つまり、参入しやすく見えて実は難しい。

ここを理解せずに始めると、ほぼ例外なく失敗します。


焼肉屋は「設計できる人だけ儲かるビジネス」

焼肉屋は儲からないわけではありません。

ただし、設計できない人は儲かりません。

・原価をコントロールする
・初期投資を抑える
・人件費を設計する
・エリアをデータで選ぶ

この4つを外さなければ、普通に勝てる業態です。

逆にどれか1つでもズレると、一気に崩れます。

飲食はセンスではなく、再現性です。


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