データセンター建設反対運動
東京都日野市で、自動車工場跡地に、三井不動産がデータセンターを新設しようとしたら、付近住民が反対運動を起こした。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nnw/18/041800012/031700282/
住民の訴えは他愛もない。
建物で日差しが遮られて、朝9時まで日がささなくなる。
データセンターの廃熱で暑くなる
この程度なのである。
自動車工場でも、日差し問題はあったはずだし、廃熱についても、地域全体が暑くなるほどの量であるはずがない。そんなエネルギーは、100万キロワット級の大型原発(3000世帯分)にだって存在しない。
いわゆる迷惑施設問題、NIMBY問題が昔からある。
Not In My Back Yard
「社会全体に利益がある施設でも、俺の家の裏庭だったら嫌だぞ」
ということだ。
音も振動も大気汚染も水質汚濁も匂いもない、大量の人や自動車が出入りするのでもない、ただ静かに電力を消費するだけのデータセンターですら、反対運動が起きる。
理由は後づけであり、現状変更は全部ダメということだ。
同じ土地に70年も住んでいたりとか、あるいは、今後、死ぬまで、地元から移住する気がない人たちは、現状変更を一切認めないのだ。
私の実家の近くには成田新東京国際空港があり、子供の頃から空港反対運動が起きていた。バリケードを作る反対派住民にも、追い出しを図る空港公団や機動隊側にも、死傷者が出る騒ぎとなっていたが、私には、
「空港建設に不満がある住民は、補償金をもらって他所に移住したらいいだろう」
としか思えなかった。
尾瀬あきらは好きな漫画家だし、漫画もすごくいいのだが、思想的には全く賛成できない。生まれてから数十年暮らしただけの土地を、未来永劫、占有する権利など、誰にもないだろう。
