なぜ片麻痺のリハビリで課題志向型をうまく取り入れることが出来ないのか?
「あまりやりたくないです…」
リハビリを行っていて、あまりやりたくないと言われることありませんか?
モチベーションが低い方も多くいらっしゃいますよね。
そして練習を出来ていたとしても、効果を実感できない。
これって良くなってるの?って言われる。
僕らから見ると良くなってるのに、患者様は全然実感していない。
こんな経験ありませんか?
「意欲の問題かな?」「課題が難しかったのかも?」と考えてみても、しっくりこない。
実際、セラピスト側も、訓練プログラムに“しっくりこなさ”を感じていることもあります。
その背景には、課題志向型訓練をしっかりと理解できていないという問題があるかもしれません。

課題志向型トレーニングとは何か?
課題志向型トレーニングとは、リハビリにおいて**「実際に患者が行いたい活動(課題)」を軸に訓練を構成する**考え方です。
つまり、単なる筋力訓練や関節可動域訓練ではなく、「靴下を履く」「コップを持ち上げる」「立って手を洗う」など、生活行為に直結した動作を繰り返す中で、脳や身体の学習を促します。
このアプローチは、運動学習理論や神経可塑性の観点からも支持されています(Winsteinら, 2014)。

特に神経可塑性の視点では、「繰り返しの中で課題に意味づけがあると、脳がその動作を“重要”と判断し、シナプス結合や神経ネットワークの再編成が促されやすくなる」とされています。
単調な反復ではなく、目的志向的な運動体験こそが、大脳皮質や小脳などの可塑的変化を引き出す鍵になると考えられています。
これ…専門職は、みんな理解した気になってる人が多いんですよね。
あー課題志向型でしょ
やってるよ
って言う人が多い…
でも…実際の臨床で上手く出来ていない人がとても多いと僕は感じています。
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