飲食店のオペレーション改善|SLPマトリクス×人時売上で設計せよ!
◆ この記事で分かること
• SLP(Systematic Layout Planning)の考え方とは?
• 飲食店にSLPをどう応用できるのか?
• 厨房・ホール・動線の“見直すべき盲点”
• 回転率や人時売上を上げる「配置と流れ」の整え方
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◆ なぜオペレーションを改善しても、利益が出ないのか?
スタッフの動きが早くなった。調理時間も短縮された。
でも、利益が出ない。
その理由は──
“全体の流れ”が最適化されていないからです。
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◆ オペレーション改善には「SLP」の思考が有効
SLPとは、Systematic Layout Planning(系統的レイアウト計画)の略。
もともと工場や物流センターで、「人・モノ・情報」の流れを最適化するために開発された手法です。
◆ 飲食店におけるSLPの構成要素
飲食店での作業を以下の5つに分類する。
①食材の仕入れ・ストック
②下処理・仕込み・調理
③盛り付け・提供前チェック
④配膳・テイクアウト提供
⑤食器下げ・洗浄・ごみ処理
◆ スタッフの“ムダな一歩”を減らすレイアウト思考
SLPでは「どこが近くあるべきか」「何が離れていてもいいか」をA〜Uでランク付けします。
• A(Absolutely necessary):絶対に隣接
• E(Especially important):特に近い方が良い
• I(Important):できれば近く
• O(OK):どちらでも
• U(Unimportant):離れていても問題なし
例:厨房内のレイアウト関係
項目 関係性評価 理由
冷蔵庫×調理台 A 食材をすぐ取り出せる
炊飯器×盛り付け台 E 提供前にすぐ盛れる
シンク×ごみ箱 A 洗い物と廃棄がセット
レジ×ホール動線 I 会計後すぐに案内できる
◆ SLP導入で変わった店舗の一例
•調理スタッフの1日平均歩数:7,200歩 → 4,000歩に削減
•提供時間:平均8分 → 5分
•スタッフの声:「バタつかなくなった」「無駄に走ることが減った」
•人時売上:15%改善
→ “頑張らなくても回る店”が、設計からつくられた。
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◆ 最後に|「現場を変える」のではなく、「構造を変える」
SLPは、スタッフを責めるのではなく、無理のない配置をつくるための考え方です。感覚的に「動きにくい」「効率が悪い」と思っていた部分に、明確な答えを与えてくれます。
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