見出し画像

わたし、インテルの株を持っているのだけど

2026年2月1日、日曜日です。

日本企業の決算はまだまだこれから!な感じですが、アメリカ企業の決算はメインディッシュはもう出てきた感じですね。
アマゾンとかまだみたいだけど、わたし、アマゾンには興味ないし😎。だって無配だから。


で、オールドエコノミーの有配当株中心に分散投資している私の所感は、

  • 米国市場では生活必需品メーカーの株価が軟調である。業績はそこまで悪くはないのに。

  • 化学素材メーカーの株価は相変わらず底を這っている。こっちはまあ業績がアレだから仕方ないですね。

  • 3Sポートフォリオのトップ3、ユニリーバ、スリーエム、ジョンソンエンドジョンソンは業績も株価もまあまあではっぴー。

といったところ。

あと、わたしはそんなに気にしちゃいないのだけど(だってそんなにたくさん投資してないから😏)、先週、動きが目立っていたのは、保険株とソフトウェア株。

それぞれ、日経新聞がこんなこと書いておりますよ。

27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、終値は前日比408ドル99セント(0.82%)安の4万9003ドル41セントだった。27日朝に四半期決算を発表したユナイテッドヘルス・グループが急落し、指数を押し下げた。ダウ平均の下げ幅は500ドルを超える場面があった。

ユナイテッドヘルスは19%安だった。公的医療保険を管轄するメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)が26日夕に発表した2027年度の保険会社への支払い案が市場の予想を大きく下回った。収益への懸念から、ヒューマナCVSヘルスといった医療保険株全般に売りが出た。

日本経済新聞 2026年1月28日 6:28

インターネット経由で業務ソフトウエアを提供する「SaaS(サース)」企業の株価が軟調だ。人工知能(AI)に代替される懸念から、米セールスフォースなど大手4社の時価総額は2025年末から1カ月足らずで15兆円減った。ソフトの使い手が人からAIに代わり、事業モデルが揺らぐと警戒が強まる。

日本経済新聞 2026年1月28日 16:46


で、ユナイテッドヘルス先生の株は少しだけ持ってるから気にならないって言ったらウソになりますが、3Sポートフォリオの主力どころは今比較的安定しているので、わりと、心穏やか~な感じです🎶。

スリーエムは巨額訴訟案件に目途つけたし、本業の方も新製品投入が増えてきてイノベーティブカンパニーの名にふさわしい感じに戻ってきているし。

ユニリーバもアイスクリーム事業の分離が完了して、やれやれ、な感じだし(わたし的には分離しないでほしかったけど)。


そんな中で、わたしをやきもきさせる困った子が約1名。

はい、タイトルにもある、インテルくんですね😎。

ユニリーバやスリーエム、ジョンソンエンドジョンソンほど持ってるわけではないけれど、ユナイテッドヘルス先生よりは多く持っている、まあ、3Sポートフォリオの中でそれなりの存在感は、あるっちゃある子です。

もう、この子は1年以上前から、

  • 業績ダダ下がりだし。

  • 無配転落したし。

  • ダウ平均からもはじき飛ばされたし。

と、残念過ぎる状態なので、残念過ぎるのがアタリマエになってしまって、先日発表された決算が悪いのも見通しが暗いのも、今さらどうと言うことでもないんですが!

決算の後に出てきた記事に書いてあることがお粗末すぎて笑うしかないのです。


簡単に言うと、これまでインテルの業績が悪かったのは、製造能力がダメだから。TSMCに負けてるし、自分で設計したチップも自社工場で作れないんだから。
ようするに、アタマはいいから設計はできるんだけど手先が不器用で自分が引いた図面のモノを工作できない残念な子、と云ふ感じでした。


ところがところが、その記事に書いてあったのは、自分たちの工場で作れるCPUの需要がめっちゃあるのに供給できないという体たらく。
手先が不器用なのは知ってたけど、実はアタマも悪かったんだねえ、ということが分かっちゃったという、ひじょーに残念な感じなのです。

あまりに残念過ぎて逆におもしろいので!

全文、以下に引用しておきますよ。

出典はこちら。


※以下は、上の記事のそのまんまコピーです。

インテル株急落の原因は「ずさんな生産計画」、最悪なタイミングで生産能力を縮小


ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、インテルは米国時間1月23日にその時価総額の17%を失った。

表面的なこの下落の理由はインテルの2025年第4四半期決算が玉石混交の内容だったことにある。インテルは売上高と調整後EPS(1株あたりの純利益)で市場予想を上回った一方で、2026年第1四半期の成長見通しを大幅に引き下げた。
失望を招いたガイダンスの根本原因、すなわち、インテルの中央処理装置(CPU)に対する需要が大きく増加する局面を前に、生産能力を削減したことは、驚くほどつたない戦略判断だと私には思える。
「我々は数年にわたる取り組みの途上にある」と、インテルのリップブー・タンCEOはWSJに語り、「時間と覚悟が必要だ」と付け加えた。

私は、今回のインテル株価の下落を買いの好機とは見ていない。実際、多くのアナリストも楽観的ではない。ヤフー・ファイナンスによれば、そうした意見を持つアナリストの1人であるバーンスタインのステイシー・ラスゴンは、インテルは今後10年間苦戦が続くと予想している。

インテル株が下落した理由

私の考えでは、企業が四半期の投資家予想を上回り、ガイダンスを引き上げれば株価は上昇し、そうでなければ下落する。
玉石混合の決算は悪い結果につながり得る。インテルが示したのはまさにそれだった。CNBCによれば、2025年第4四半期の売上高は137億ドル(約2兆1100億円)と、コンセンサスを3億ドル(約500億円)上回る良い内容だった。一方で、2026年第1四半期のガイダンスでは、売上高が122億ドル(約1兆8800億円)と市場予想を3億5000万ドル(約538億円)下回り、EPSも0ドルと、0.08ドルを見込んでいた市場予想を下回った。


インテルは歩留まりと供給制約を理由に挙げる

インテルは、顧客からの需要が自社工場の生産能力を上回っていることが未達の理由だと説明した。「短期的に見た最大の課題は、顧客から寄せられるすべての需要に応えられないことだ」と、デビッド・ジンズナーCFOはヤフー・ファイナンスに語っている。


インテルは、この供給能力不足の理由として、製造品質(歩留まりに反映される)が十分に高くないことを挙げた。タンはCNBCに対し、製造品質は「社内計画と整合してはいるが、私が望む水準にはまだ達していない」と述べた。実際、キーバンクはインテルの歩留まり率を65%から75%の範囲と推定しており、これは収益性を確保するのに必要な水準を下回っている。

しかし、タンの発言は本質を覆い隠している。WSJは、「旧世代の生産ラインで数カ月にわたり生産能力を削減してきた結果、AIデータセンター向けプロセッサの注文急増に対応できなかった」と報じている。

私は著書『Brain Rush』の中で、長年にわたり、AI向け半導体の最大需要はGPUにあり、この市場はエヌビディアとその製造パートナーであるTSMCが支配してきたと述べた。


1980年代に、当時のアンディ・グローブCEOが同社の注力分野をメモリー半導体からパーソナルコンピューター向けCPUへと転換して成功したインテルは、この潮流を完全に見逃してしまったのだ。


裏目に出たコスト削減

さらに、過去1年間でタンはコスト削減策を主導し、Emerald Rapids世代やGranite Rapids世代といった旧世代のデータセンター向けCPUを製造するための高価な装置を廃止したと、WSJは伝えている。

インテルの投資家にとって不運だったのは、2025年後半に、オープンAI、AWS、グーグルなどの企業が、生成AIモデルを展開するサーバーにこれらのCPUが必要だと認識したことだ。彼らは数千個規模のCPUを発注したが、インテルが「あまりにも多くの生産能力を停止していた」ため、その需要に応えられなかったと、同紙は付け加えている。

「市場からの需要に十分応えられなかったことを残念に思う」と、タンは23日の決算説明会で語った。「工場からどれだけ出荷できるか、顧客にどれだけ届けられるか、その場しのぎでやりくりしているのが実情だ」とジンズナーは述べた。

「彼らは需要を見誤ったか、その需要が本物だと信じなかったのだろう」と、ラスゴンはWSJに語っている。「大量供給できる機会があったのに、そうしなかった。それは失望すべきことだ」。

私がもしインテルの取締役会にいたなら、WSJの報道では2025年10月には明らかになっていたとされるこのCPU需要の急増を、タンとジンズナーがなぜ見逃したのかを問いただすだろう。


インテルの立て直し計画

インテルの成長戦略は、同社の最先端半導体製造プロセス技術であるIntel 18AによってTSMCを追い越すことに軸足を置いている。AI PC向けの需要に対応する生産能力を構築し、1月に出荷が始まったPanther Lake世代などの新しいAI PC向け半導体を投入し、ノートパソコン上でAIワークロードをローカル処理できるようにする狙いだ。

私は、特にTSMCが最先端技術を進め続ける限り、インテルが彼らに追いつき、追い越すことには懐疑的だが、同社にはいくつかの前向きな材料もある。その一部は2024年に発表されたもので、以下の通りだ。

・ファウンドリー事業におけるアップルとの提携の可能性。キーバンク・キャピタル・マーケッツのアナリスト、ジョン・ビンによれば、2027年からIntel 18Aを活用してアップルのエントリーレベル・プロセッサであるMシリーズを製造し、2029年までにiPhone向け半導体でインテルのIntel 14Aプロセスが活用される可能性がある

・ヤフー・ファイナンスが報じた、Intel 18Aを活用したカスタムチップに関するマイクロソフトとの150億ドル(約2兆3100億円)規模の契約

・カスタムXeon 6プロセッサおよびAIファブリックチップに関する、AWSとの複数年にわたる数十億ドル規模の契約

・国防総省向け半導体供給で米政府から獲得した30億ドル(約4600億円)の「セキュア・エンクレーブ」プログラム補助金

ただし、TSMCに追いつくのは容易ではない。CNBCが紹介したRBCキャピタルの報告書によれば、インテルのファウンドリー部門は2025年に103億ドル(約1兆5800億円)の営業損失を計上しており、「外部顧客からの意味のある収益貢献は2028年後半まで得られない可能性がある」という。


アナリストはインテルの将来性をどう見ているか

ティップランクスによれば、ウォール街の29人のアナリストの平均目標株価は48.11ドルで、インテル株はおよそ7%割安とされている。


ただし、この平均値の裏には見方の大きなばらつきがある。最も強気な予想を立てるジョン・ビンは、アップルとの協業への期待から、株価が65ドルに達すると見込んでいる。

しかし、インテルが収益性のある成長を実現するには、TSMCから相当規模の受注を奪い取る必要がある。トムズ・ハードウェアが指摘するように、TSMCの供給制約や、第二の供給源を求める動きがあるにもかかわらず、Intel 18AはTSMCのN2プロセスに比べてトランジスタの密度が大幅に低い。

さらに、インテル自身もTSMCから調達しているため、外部顧客に対し、他社からインテルへ切り替えるよう説得するのは難しい。


「顧客は、確実に供給できる製造プロセスがあると分からなければ、契約を固定しない」と、アドバイザーズ・キャピタル・マネジメントのパートナー兼ポートフォリオ・マネジャーであるジョアン・フィーニーは、23日に行ったブルームバーグとのインタビューで語った。「特定の製造パートナーにコミットするなら、供給が保証されることを確信する必要がある。典型的な鶏と卵の問題だ」。


ウォール街からの厳しい警告

ラスゴンはインテルの目標株価を21ドルに設定し、ずさんな生産計画によって、同社は現在のAIブームを生かすには弱い立場に置かれていると主張した。「株価は雰囲気やツイートで急騰した」と、ラスゴンはWSJに語っている。「理論上は、この需要を取り込める立場にあるはずだが、現実にはそうなっていない。本当に残念だ」。

引用、ここまで。


いやー、本当に残念で、笑うしかないですねえ。

困ったモンだ🙀。


いいなと思ったら応援しよう!

3S 「この会社の事業内容、決算知りたい!」募集中。

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー