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衆議院、参議院の議長に「皇位継承」についてまともな議論をするよう陳情しよう!~既に有志の方が送った「陳情書」文例を紹介


【画像① 憲法第2条は「皇位は世襲」と定めているが、これを男系男子継承の論拠にするのは誤りである。「世襲」とは「地位・財産・職業などを嫡系の子孫が代々受け継ぐこと」であり、それは親の仕事、生活、ふるまいを身近に育ちながら身をもって学ぶという営みが前提である。そうした意味で、今上陛下の次の代の皇位を継がれるのは、天皇皇后両陛下の直系長子たる敬宮愛子内親王殿下が一番ふさわしいのだ。】




◆国会で”談合”の動きが急~国民の声を直ちに衆参両議長にぶつけることが切実~多数の陳情書を送ろう

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」(長ったらしいが、国会関係者は単に「皇位継承に関する全体会議」と呼んでいる)の動きが急だ。衆参両院の正副議長が呼び掛けての「とりまとめ」の議論が再開され、いきなりほとんどの政党代表が「男系男子継承」を棚上げ(実質、継続)させた形での皇室典範改正に踏み切ってもよいという態度を表明した。

「女系、女性天皇について議論しないのはおかしい」と述べているのは、「沖縄の風」、社会民主党、日本共産党、れいわ新選組だけだ。昨年4月に公表された共同通信の皇室に関する世論調査結果では、「女性天皇容認に賛成」が90%、「女系天皇容認に賛成」84%、「男系男子継承に反対」が74%という結果が示されており、同5月発表の毎日新聞世論調査でも「女性天皇容認に賛成」は80%であった。国会における各政党代表が国会の会議としては非公式(議場外で協議)の「全体会議」で示した動向は、あまりに世論から乖離しており、これでは「国民から選ばれた代表」とは言い難い状況となっている。

そもそも、”談合”前提で国会の議場外で我が国にとって重要な皇位継承のあり方に関わることを議論すること自体が国民に対しては一種の背信行為だ。この動きにブレーキをかけ、議論をまともなレールの上に戻すには現瞬間に国民の声を国会(衆参両院議長や個々の国会議員)にぶつけることが切実に必要だ。

既に筆者の家内が自分のnote冒頭に昨年、自身で行った陳情書文面を公開し、宛先も示しているが、有志の方からこの度、既に参議院議長に送達されたご自身の陳情書文面の提供をいただいた。過不足なく、現在の問題を指摘されていると思われるので、以下に示すこととしたい。

もちろん、もっと簡単にご自身のお気持ちをつづられるもの、数行程度のものでも全く問題なく、むしろ多くの方が「陳情書」の形で送達されることは大きな力になる。昨年も、あるれんばかりの「陳情書」が衆参両院議長宛に届き、「全体会議」強行が難しくなった実績がある。

【参考/篠原由佳「陳情書」】※リンクhttps://note.com/lio2023/n/n2abc4480b290

ぜひ、読者のみなさんも、これを参考にされて陳情書をはがきでも封書でも構わないので、下記の衆議院、参議院の議長宛に郵送などで送達していただきたい。

<陳情書送り先>

衆議院議長 額賀福志郎 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1

参議院議長 関口昌一 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1

◆「陳情書」文例

≪陳情書例≫


令和7年(2025年)◎月◎日


陳情書


参議院議長 関口昌一様


時下 益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。


「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に基づく政府における検討結果の報告を受けた立法府の対応に関する全体会議」(以下、全体会議)について、以下、私の要望を謹んで申し上げます。


2022年の有識者会議の報告書について意見書を表明されるのでしたら、2005年の小泉政権下の有識者会議の報告書についても議論して頂きたく存じます。また歴史学や皇室史や考古学といった学術的研究の最新の知見をふまえた議論になるよう、広く歴史学者、考古学者と研究者の見解の検討についても、参考人として国会に招いて議員の方々が聴取の上議論するなどの機会を作るべきと考えます。



昨年4月に公表された共同通信の世論調査のアンケート結果では、国民の約9割が女性天皇容認という結果が公表されております。国民の意見と2022年の有識者会議の報告書との意見の乖離を、2005年の小泉政権下の有識者会議の報告書をも鑑みて、議長並びに議員各位はどのようにお考えになるのでしょうか?


国会議員は国民による選挙で選ばれた代表なのであり、国民の9割の意見を汲み上げていくことにこそ、心を砕いて頂きたく存じます。現状の議論の進め方で、仮に全体会議で「立法府の総意」をまとめたとしても、それは国民の総意とはなりません。


限られた閉ざされた環境での全体会議で擦り合わせ、もしくは談合という形態と受け止めざるを得ない全体会議の開かれ方に強い不信感を抱いております。国民の総意を反映せずに法を成立させることに断固として反対の意を表明致します。また、皇位継承のあり方及び皇室、皇族のあり方などについて、公明正大に正式な国会の議場、委員会の場で国民の代表として議員各位が議論されることを要望します。


皇位継承のあり方について私としましては、西欧諸国に倣い直系長子継承こそが安定した皇位継承に欠かせない方法と考えます。現状では直系長子であられる敬宮愛子内親王殿下こそ天皇皇后両陛下のお人柄やおふるまいをご覧になってお育ちになりながら、在り方を学び継承されることが御出来になる方であり、敬宮さまが皇位継承されることこそ憲法で言われる皇位は世襲によるという考えに合致するものと考えます。


今日において男系男子継承に固執することは、女性である私にとっては女性蔑視と偏見をその裏にはらんだものと受け止めざるをえません。ただでさえ基本的人権を制限されている皇族方であられますが、男に生まれるか、女に生まれるかで皇位継承の有無が左右され、その後の人生のあり方まで根本から違ってくるというあり方は、皇室というものが国民のひとつの規範的な姿を具現されるということからも望ましいものではありません。


また、旧皇族方の復帰案は、「門地、身分による差別」という憲法上の禁に抵触することが明白です。まして、現皇室典範は憲法の下法であり、現憲法との齟齬がある立法行為はあってはなりません。


もし皇族数の確保をお考えになるならば、公務の内容の見直しも議論されるべきだと存じます。旧皇室典範においては皇族の身分所持は4世までとされております。



天皇皇后両陛下、皇族の皆様方のお人柄やおふるまいが、国民をはじめ世界から敬愛されている要因の一つと考えておりますが、昨今、一部の皇族の方々に道徳規範はもちろんのこと、合法性にも疑問を持たざるを得ないようなふるまいが見られ、国民の間に不信感を広げる要因になっていることは嘆かわしいことです。皇族として適法性の重視と法に抵触したり社会道徳上で問題となる行為について身分上の問題も含め対処できる規範事項を皇室典範などで法的に整備することも検討いただきたく存じます。皇族方を私的な利益に利用しようとする者に関する罰則を刑法その他に整備することも、併せて必要と存じますので、ご検討をお願いいたします。


最後に、縷々これまで申し上げましたのは、天皇皇后両陛下と皇族方のご多幸を心より願い、私たち国民が世界にその御姿を誇り、真に敬愛出来る皇室及び皇族であって欲しいと願う故であること御理解いただけますようお願い申し上げ、結びといたします。


≪住所≫

≪氏名(自筆)≫

(了)


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