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海王星×土星のグループ瞑想を終えて

2/21夜、土星と海王星が牡羊座ゼロ度で重なるタイミングを「整列」の機会として捉え、グループ瞑想をしました。

整列とは「身体と心、そして魂」が一直線に整うこと。
とはいえ、これは抽象度が高い表現です。何をもって整ったと思えるのか?
それは体験として感じてもらうしかありません。
さらにいえば、一瞬の体感覚だけを「整列」と呼ぶのではなく、
人生そのものが少しずつ整っていく方向性を含んだ成熟のプロセスとして、私は学びました。

それでも、身体の中を巡るエネルギーが整い始めると、心と身体が整列する感覚は、体感を通じて理解できるようになる。そう考えています。

昨夜の第一部は、「エネルギーの経路を整える」ことを目的に瞑想をデザインしました。土星と海王星に参加者の意識をつなぐためには、占星術よりの神秘的で美しいワークをデザインすることもできましたが、あえてシンプルだけれども理にかなっている「整列感覚」のワークにしました。その背景には、秘教学の叡智が示す──土星と海王星のあいだには「回路」がある、という見立てがあります。

ここで言う回路とは、単なる知識の話ではなく、現実として起こる意識のプロセスそのものです。
土星は、散漫な思考を片づけ、注意と責任を一点に集め、人の意識に「神聖な器」をつくります。
海王星は、その器に“水――アストラルの次元”──集合意識の感受性、欲望、幻想──が流れ込んだとき、人を耽溺へ向かわせるのではなく、沈黙によって愛へ変性させます。

土星が「器」をつくり、海王星が「水位」を下げる。
だからこそ、まず整列があり、沈黙が必要なのです。

土星と海王星を並べた理解は二次元的、という考えが私にはあります。
もし二つの惑星を人間に見立てるなら、それぞれの成熟の段階が違う。
──このような言葉では表現したくありませんが──役割の階層が違う。
私たちの意識からすると、土星を越えて海王星へ進むというより、
土星によって整った器の上に、海王星が“沈黙の次元”を開いていく。
そのつながりにプロセスがあるのです。

海王星は「世界の母」のイメージと重なります。見捨てない。
しかし、手出しもしない。干渉せずに、条件で場を守る。
感覚的に言えば、個々のドラマを愛でるというより、
ドラマが起きる「場」そのものを保つ力です。
海王星の慈悲は、慰めや境界の溶解よりも、「水を澄ませる」方向に働く。
私たちが沈黙を保てたとき、初めて海王星はそっと私たちに触れてくるのです。

第二部でみんなで唱えた言葉──

「私の知性が世界に役立つ方法で使われますように」

これは土星の主の願いだと私は感じます。
土星は、知性を個人の成功の道具ではなく、世界への奉仕として鍛え直す。だから土星のワークは、緊張で硬くなるためでなく、意識を広げるためにあるのです。

そして今回、「瞑想と智慧の研究所」では自分自身の禁じ手である大祈願とOMを採用しました。
理由は、海王星が「言葉」ではなく「波動」でつながる領域だからです。
OMは信仰を求める音ではなく、意識を整列させる振動です。
大祈願もまた、個人の願望を増幅する祈りではなく、
意識を“世界”へ引き上げるための定式です。

ただし、私は「祈り」の領域に踏み込むのは早いとも感じています。
日本社会には宗教アレルギーが根強く、瞑想+祈りにすると、
祈りへの拒否反応から、瞑想そのものまで回避する人が現れるからです。
本来、瞑想から祈りへの移行で起きるべきは「魂意識の目覚め」ですが、
それは概念や意志で強引に起こすものではありません。

整列(エネルギーの整列と循環)が定着して自然に開ける道なのですから。

そして祈りとは、神秘的で美しい行為ではありません。結果が求められる、継続した努力の上に成り立つ実践です。森羅万象を動かすほどのエネルギーを送ると考えるなら、祈りは自己満足でもなく、ましてやアイデンティティの道具でもありません。

それでも、今回の海王星の機会において、大祈願とOMの採用は正解だったと思います。実際、昨夜もっとも深い沈黙は、大祈願の後に現れました。
整列による沈黙が先に達成していたから、喜びは魂の特質として静かに現れました。そのプロセスを目撃することができた、至福の夜でした。

このグループ瞑想が成功だったかどうかは、参加者のみなさんが昨夜持ち帰った種を日々の瞑想の実践に活かし、やがて意識の変容として人生に現れてくるかで確かめられると思います。
だから私は、一度の集まりで何かが劇的に変わることは期待していません。
それでもこの場を無償で開いているのは、日々エナジーワークを重ね、
社会の中で静かに光を保っている方々への、ささやかなエールとしてです。

そして瞑想は実践がすべてですが、実践を支える智慧があると、
迷いに飲まれずに戻ってくることができます。その「戻り道」を整えるために、初夏から、仲間が瞑想の智慧を学び対話する読書会を始めます。
興味のある方は、詳細をご覧ください。

最後に、昨夜ご一緒くださった皆さまへ心から感謝します。
沈黙と整列を守ってくださったことが、場を支えるいちばんの奉仕でした。

参加をためらっている方へ。この場は特別な人のものではありません。
整列は才能ではなく習慣で、自分で少しずつ育つものです。
よって、この場は自立した人が集まり、講師への依存は起きません。
整列と沈黙は、あなたの魂の目覚めを静かに刺激するでしょう。

そして、この研究所が提供するグループ瞑想は、自分のためだけでなく、
世界や社会のために整列する皆さんのために開かれます。
ここでは正しさの議論より、静けさと集中を大切にしていきたいです。

ここには昨日朗読した引用文だけ載せておきます。
ご参考になりますように。

あなたは、他の人々を手助けすることを
あなたの絶え間ない表現手段にしなければならない発達段階にいる。
家族から始めて、仲間の弟子たち、周囲の人々へと広げていきなさい。
それは、あなたの場合、仕事を増やすことではなく、
建設的な思考という内的な圧力を絶えず加えることである。
つまりグループのマインドに何らかの貢献をするーのである。
つまりメンタル的な献身を注ぎ込むことで、
グループの熱誠と愛を明るく輝かせるよう刺激することである。


あなたが与えなければならないものを、
神秘的なものではなく具体的なものとして表現せねばならない。
そのため整列を強め、より安定した在り方を目指して努力せねばならない。
そのためには想像力をつかいなさい。

新時代の弟子道5p.14

人類の前途にある平和は、 平静と喜びである。
それは霊的な理解に基づく平静、そして環境に左右されない喜び。
この平静と喜びはアストラル的な状態ではなく、魂の反応である。
これらの特質は、情緒性質を訓練した結果として達成されるのではなく、
魂の自然な自動的反応として表われる。
平静と喜びは整列を明確に達成したことによってもたらされる報酬である。

秘教心理学第2巻 上巻 p.250-251

そして、我が兄弟よ、幸福でいなさい。喜びを感じるようになりなさい。
見かけ上は失敗したかのように思えても、人類は常に勝利し、
前へ前へと向かって進んできたとー知りなさい。
すべての人間は魂の存在である。
そして「危機点」は個人であれ、人種、もしくは人類全体であれ、
その魂の力を喚起するのを助ける。


魂の特性である喜びを感じなさい。
そして、あなたが自分の存在の中心に根差していれば、
世界をありのままに、限定せずに見ることができるのである。
そのことを覚えておきなさい。

新時代の弟子道5p.37

大祈願~Great Invocation (新訳)
神さまのマインド その源の光が
わたしたちのマインドに流れいることで
この大地に光が降り注ぎますように
 
神さまのハート その源の愛が
わたしたちのハートに流れいることで
来るべき方が地上に戻られますように
 
神さまの意志 明らかなるセンターから
大目的が私たちの小さな意志を導きますように
大目的、 大師方が自ずと知り奉仕するもの
 
人類とよばれるセンターから
愛と光の大計画が成就されることで
悪の扉は封じられるでしょう
 
光と愛と力によって 大計画が地上で蘇りますように

▼アリスベイリー秘教本<AABライブラリー購入サイト> https://www.aablibrary.com/

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