三菱重工の株価が10倍!?川崎重工やIHIとの比較や今後どうなるかを徹底解説!
みなさんこんにちは✨
猛暑の中お昼はそうめんばかり食べているインターン生の杉本です🌞
突然ですが、この数年で株価が約10倍になった日本の超大型株をご存じでしょうか?
半導体でもAIベンチャーでもありません。
答えは、創業140年超の重厚長大企業である三菱重工業(7011)です😳
2020年頃に200〜300円台(分割調整後)だった株価は、2026年3月に上場来高値5,208円を記録しました。
まさかの「老舗企業でテンバガー」を達成しました。

一方で、直近(2026年7月)は4,000円を割っており、ネットでは「三菱重工 やばい」「なぜ下がる」という検索が急増中です…💦
今から買っても間に合うの?
PER33倍って流石に割高?
川崎重工やIHIと比べてどうなの?
今回はこの3つの疑問を軸に、10倍になった後の株をどう評価するかという視点で三菱重工を分析していきます🔥
三菱重工業(7011)ってどんな会社?
三菱重工は、日本の国家プロジェクトをほぼ一手に担う総合重工メーカーです。
事業は大きく4つの領域に分かれています。
エナジー:ガスタービン(GTCC)、原子力
プラント・インフラ:エンジニアリング、製鉄機械
物流・冷熱・ドライブシステム:フォークリフト、空調
航空・防衛・宇宙:戦闘機、護衛艦、H3ロケット
注目すべきは、「発電」「防衛」「宇宙」という国の根幹を丸ごと押さえている点です。
特にガスタービンは世界トップクラスのシェアを誇り、H3ロケットに至っては製造から打ち上げまで一貫して行う、世界でも珍しい企業となっています🚀
業績は文句なしの絶好調
まずは直近の業績を見てみましょう。

2026年3月期は受注高7兆6,536億円(前期比19.5%増)と過去最高水準。
売上収益は前期比14.1%増、当期利益に至っては35.3%増という驚異的な伸びです。
そして、個人的に一番注目しているのが受注高と売上の差👀
受注高7.6兆円に対して売上は5兆円弱、つまり約2.6兆円分の「未来の売上」が積み上がっている状態です。
防衛や発電プラントは納入まで数年かかるため、この受注残高が今後の業績を保証してくれそうですよね!
なぜ10倍になった?3つの構造変化
「防衛関連だから上がった」とよく言われますが、それだけでは10倍の説明はつきません。
本質は3つの構造変化が起きたことにあります。
①「何でも屋」から「稼げる分野への集中」へ
かつての三菱重工は客船やMRJ(国産ジェット)などで赤字を出す「重厚長大企業の象徴的存在」でした。
しかし、不採算事業を整理し、収益性の高いガスタービン(GTCC)へ経営資源を集中することで、事業利益率は着実に改善しています。
しかもこのGTCC分野は、追い風に恵まれています。
生成AIの拡大でデータセンターの電力需要が世界的に急増しており、特に北米で受注が急増中です。
AI相場の恩恵を受ける日本株として、実は半導体株よりも堅いポジションにいるかもしれません⚡
② 国策・防衛費の増額
ウクライナ侵攻以降、世界的な防衛力強化の流れの中で、日本もGDP比での防衛費増額を進めています。
トランプ政権からはGDP比3%以上への増額要求まで飛び出しており、国内防衛首位の同社への恩恵は計り知れません。
防衛装備品の「輸出」という新たな段階が始まっています🚢
③ 評価基準そのもののアップデート
同社における最大の変化はイメージ面かもしれません。
市場から、収益性が高く政府の後押しを受ける有望な企業として改めて期待されていると言えるでしょう。
同じ会社の同じPERでも見る視点によって評価は変わってきますよね。
「やばい」と言われる理由
「三菱重工 やばい」は本当なのでしょうか?
結論から言うと、業績・財務の問題は全くなさそうです。
現在、株価が下がっている理由は以下の3つです。
高値警戒感からの利益確定売り:3月まで急ピッチで上がりすぎた反動
円高への警戒:海外売上比率が高く、円高は業績下振れ要因に
トランプ政権関連のボラティリティ要素:防衛予算を巡る発言で乱高下
つまり「業績悪化による暴落」ではなく、上がりすぎた株の調整というのが実態です。
むしろ長期投資家にとっては、こういう局面こそじっくり判断することが重要ですよね🧐
PER33倍をどう考えるか
現在の三菱重工のPERは約33倍。
一時期よりは下げていますが、それでもかなり割高です😨
ただこの数値には、国の政策の後押しを受けていることによる期待感が含まれていると言えるでしょう。
そして、今後の展開で考えられることは大きく3点です。
・2.6兆円の受注残が売上化すれば、EPSは今後数年で大きく伸びる
・会社計画でも2027年3月期は事業利益+24.9%の見込み
・利益が伸びれば、株価がそのままでもPERは勝手に収縮していく
逆に言えば、受注残の利益化が遅れたり、防衛予算が削減されたりした瞬間、このプレミアムは剥がれます。
ここからさらに10倍は?
さすがにもう一度テンバガーが起こるとは考えづらいです。
時価総額は既に約13兆円。
ここから10倍なら150兆円超となり、トヨタ(約60兆円)の2.5倍です。
現実的なのは、業績拡大に沿って安定成長を狙う展開でしょう。
重工3社、どれを買うべき?
比較でよく挙がる川崎重工(7012)・IHI(7013)とも並べてみましょう。

ざっくり整理すると、
規模と国策の王道 → 三菱重工
割安感とバランス(二輪・ロボットなど民間事業も)→ 川崎重工
収益性と航空エンジン復活 → IHI
面白いのは、セクター全体がプレミアム評価されている点です
三菱重工だけがバブルなのではなく、防衛・宇宙・脱炭素という国策テーマそのものに市場が値段をつけているわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか🌸
最後にポイントを整理します。
業績は受注高過去最高・利益35%増と絶好調
株価10倍の正体は業績×評価基準アップデートの掛け算
PER33倍は受注残2.6兆円と国による政策の後押し
個人的には、AIデータセンターの電力需要という「防衛以外の第2エンジン」が回り始めている点が一番の注目ポイントです⚡
短期では為替やトランプ発言で乱高下しやすくボラティリティが高いのが現状です。
とはいえ、現在の株価には既に相当な期待が織り込まれています😨
投資は自己責任ですので、ご自身でも最新の決算資料を確認のうえ、慎重にご判断ください。
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それではみなさん、また別の記事でお会いしましょう🎵
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