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ストレスが体に出る前に。薬剤師と見つける、心と体の整え方


責任感が強く、
周りのためにと行動できる人ほど、
気づかないうちに自分のことを後回しにしてしまいがちです。


「これもやらなきゃ」
「あれも確認しないと」



とタスクに追われ、
一日が終わる頃には心も体も緊張でこわばっている。


そんな感覚はありませんか?


先日、
30代で現場をまとめるリーダー職の女性が話していました。


彼女はとても仕事ができ、
トラブル対応も的確にこなす方です。


しかし、
そんな彼女にも

「もう全部やめたい!」

と感じる瞬間があると言います。


それは、
会社からの指示と、
実際に動く現場との「板挟み」になった時。


例えば、会社から
「◯日までにこの書類を提出してください」
という指示を現場に伝えても、
期日までに全員から集まらない。


ひとりひとりに再度連絡し、
ようやく全員分が揃う。


その間にも、
リーダーである彼女自身の仕事は次々と積み上がっていきます。


現場スタッフから

「仕事が多すぎて手が回りません」
「バタバタしていて…」

といった声を聞くと、彼女は

「会社から指示されたこれも仕事なのに」

と思うそうです。


こうした小さなストレスが毎日少しずつ積み重なり、
気づけば心に余裕がなくなっていく。


同じような経験を持つ方も、
少なくないのではないでしょうか。


そして、
このストレスは心だけでなく、
確実に体にもサインを送ってきます。


薬剤師として多くの相談を受ける中で、
ストレスがピークに達した時、
血圧が不安定になったり、
胃腸の調子を崩したり、
あるいは帯状疱疹やアトピー、蕁麻疹といった
持病が悪化したりするケースをたくさん見てきました。


体が「もう限界だよ」と教えてくれているサインです。


実際、
先ほどの女性リーダーも

「最近、胃がしくしく痛む」
「血圧が上がる感じがする」

と話していました。

もちろん、
胃の痛みがひどい時や、血圧が明らかに高い時は、
まず薬(西洋医学)を使って症状を抑え、
体を守ることも非常に重要です。

薬剤師として、その大切さは深く理解しています。


ただ、薬で一時的に症状を抑えることができても、
ストレスの原因そのものや、
日々蓄積していく緊張を根本から取り除くのは難しい側面があります。



そこで大切にしたいのが、
薬とも上手に付き合いながら、
自分自身で心と体をゆるめ、
「心の余裕」を取り戻すためのセルフケア
です。


難しく考える必要はありません。
日常に、ほんの数分取り入れられることからで十分です。


例えば、ハーブの力を借りること

高ぶった気持ちを落ち着かせたい時は、
ジャーマンカモミールやラベンダーの薬草ボールがおすすめです。

温かい湯気と共に立ち上る香りが、
こわばった神経を優しくほぐしてくれます。


また、
電子レンジなどで温めた薬草ボールを、
緊張しやすい首や肩、あるいは胃のあたりにそっと当てるのも良い方法です。

じんわりとした温かさと薬草の香りが、
体の芯から緊張を解き放つのを手伝ってくれます。


もう一つ、おすすめしたいのが
「書くこと(ジャーナリング)」です。


先ほどのリーダーのように
「言いたいけれど言えないこと」が溜まった時、
それを誰かにぶつけるのではなく、ノートにそのまま書き出してみてください。


「◯◯の件で納得がいかない」「本当はこう感じている」


誰に見せるでもないノートに感情を書き出すことで、
頭の中が整理されます。

自分の本当の気持ちに気づき、
客観的に状況を見つめ直すきっかけにもなります。

これは、心の中に安全な「感情の置き場所」を作る作業です。

私たちの体や心は、いつも健気に頑張ってくれています。


そのサインを無視せず、
辛い時は薬にも頼り、
そして日常ではハーブやジャーナリングでこまめにケア
をしてあげる。


そうして自分だけの「心地よいバランス」を見つけていくことが、
忙しい毎日の中でも自分らしさを失わず、
「彩りゆたかな人生」を送るための土台になると信じています。


まずは今夜、5分だけ。
自分のために自分を癒す時間を作ってみませんか?

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