子供の「できる」を刺激する
子供はちょっとしたサポートで、親の予想を軽々と超えてきます。
小学校受験をしていると、この時期は週末の休みがありません。
この三連休も、連日夏期講習です。
うちの息子は新しい環境が本当に苦手で、いつもと違う校舎・先生・友達というだけで、初日はなかなか授業に参加できませんでした。
ただ「嫌だから帰る」ではなく、参加したいけれど新しい環境が怖い、という感情のせめぎ合いなのでしょう。
ずっと立ったまま、授業を見ていました。
途中からは席についたものの、プリントに取り組んだり、お友達と一緒に何かをする、というところまでは至りませんでした。
この時期、他のお友達は本番に向けて仕上がってきます。
正直、もどかしさがありました。
それでも、席についたという本人なりの頑張りは見られました。
だから帰り道、「新しい環境で嫌だったんだろうけど、ちゃんと椅子に座れたのは偉かったね」と声をかけました。
できたことを、まずできたこととして認める。
そのうえで、「じゃあ明日は、最初から座ってみようか」と、息子と二人で小さな目標を立てました。
迎えた2日目。
最初は前日と同じような様子で、やっぱり難しいかな、と一度は諦めかけました。
ところが昨日よりも早いタイミングで席につき、そして今度はプリントに取り組み、集団での行動にも自分から意欲的に参加していたのです。
立てた目標を、軽々と超えていく息子。
予想を遥かに超えて参加する姿に驚きながら、ただただ素直に「すごいな」と思いました。
子供のやりたいという気持ちを、親が現実的にできるレベルの目標に落としてあげる。そして、それを実行できるように支える。
すると子供は、その目標を自分で超えて、より高いところへ進んでいく。
「偉かったね」「明日は最初から座ってみようか」――たったそれだけの声かけの先で、息子は自分の予想をあっさり超えてきました。
効果的にサポートしてあげれば、子供は親の想像の先へ行ける。
そんなことを感じた3連休の中日でした。
