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みみず


みみず


ここに地面と平行に一本の直線が伸びている
右にも左にもこの線の終わりは見えない
白い大地に意味のある境界線ができたみたい
お腹が空いた僕はその線をなかなか越えられない

ただ眺めているだけで何かを成し遂げるには
自分の中を空にしてスープを注ぐといい
そうすれば勝手にどこかに運ばれて
星は語り始める

私ほんの一部分だけこの世界にぶら下がって
あれこれ考えながら
やっぱり春が待ち遠しいなって思いながら
春は私を待ってなどいない現実を
電車の外に続く景色の中に
帰宅を急ぐ人々の足元に感じた

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