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静かな圧は、人を削る

インカム越しに、怒鳴る声がする。
最初は、聞くたびに心がひゅっと縮み、目にはうっすら涙が浮かんでいた。
いつしか、私は心も動かなくなり、声で笑みを振りまく毎日。

インカム越しの声は遠く、心も揺れなくなっても、上司の目がある。
だいたい圧が強い上司は言い方もきつい。理詰めだ。
クレームよりも、結局は上司との相性なのだ。

メンタルを削る上司は、人を削り、萎縮させ、人のパフォーマンスを削ぐ。

電話応対はなくとも、結局は周囲にメンタルクラッシャーがいれば同じこと。

「で?これはどうするんでしたっけ?」と静かに圧をかけるその言葉は、静かに人の心を蝕んでいく。
そして、気がついたら身も心も蝕まれて、潰れている。

じわじわ詰められる言葉は、じわじわと心を削っていく。
こういう場面に、覚えはないだろうか。
周囲にそのような人はいないだろうか。
「耐性が低い」「心が弱いから」何度言われただろうか。
社会に出る前、子どもの頃から。家でも、学校でも。

萎縮して、何も話せなくなったり、できることができなくなったりするのだ。
人を萎縮させる人に、私はなりたくない。
萎縮させて、本来その人ができることまでできなくする。
それが何の得になるというのだ。
誰も得なんてしない。何も残らない。

誰もが、萎縮しないでいられる環境であればスムーズに進むことだってある。
その人本来の力が発揮できるようになれば。
綺麗事かもしれない。しかしどんな人にも生きやすい、働きやすい社会であってほしい。

所詮、心が弱い側の戯言と言われればそうかもしれない。
私のような人が社会に適応できないだけかもしれない。
実際にそう言う人もいるだろう。だいたいそういう人が上に立つのだから。

それでも、私は望んでしまうのだ。
誰もが萎縮せず、削られず、人それぞれが本来の力を発揮できる社会であることを。

私は、無意識に誰かを削っていないだろうか。
いつも自分に問いかける。

そしてあなたは、誰かを削ってしまっていませんか?

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凪砂いる いただいたチップで少し豪華なコーヒー飲みます!