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ゆるゆると、空気を抜いて

最近、本当にゆるゆるりになってきている気がする。
あまりにも疲れすぎて思考が停止しているというか止まりかけている。
こうなったらゆるゆると空気と疲れを出しきってしまおう。

まずは止まりかけている思考をつらつら書き連ねてみる。

最近、バスや電車に乗っている時に人間観察をしていると、その人はどういう人でその人視点で話を書くならどう書くか……?といった思考回路になってきている。
色々な人になりきって脳内で話を作っているのが面白い。
外出しなければならない時のせめてもの頭の体操というか、創作の練習というか、どう描く(書く)かの練習的なものだろう、と思う(現実逃避とも言う)

そんなことをぼんやり考えていると、気づけば目的地に着いていたりする。思考の中であちこち旅してると、現実の移動距離が置き去りになるのかもしれない。

でも、こうやって人の視点で物語を作るって、なんだか小さな冒険をしているみたいで楽しい。
道行く人の背中に、勝手にドラマを背負わせる。
例えば、紙袋をぎゅっと握っている人には、家で待っている猫へのおみやげが入っていることにしよう、とか。
イヤホンから漏れるリズムに合わせて小さく揺れている人は、これから大事な告白をしに行くのかもしれない、とか。

こうして頭の中だけで物語をつむいでいると、疲れた体は相変わらず重いのに、少しだけ心が軽くなる。現実の私はゆるゆると消耗中だけど、脳内の私はいつだって元気に走り回っているのだ、と思う。


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