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勉強法より前に、「頭の使い方」を身に着けよ

 ”勉強は基礎を固めることが大事だ”ということは、もう聞き飽きるほど教師や先輩から言われただろう。自分の経験的にも、基礎ができていないと応用が効かなくなってくるのは理解できる。
 しかし、もっと大事なことがあると思う。それを紹介しよう。
 始めに言っておくが、効果はまだ自分で検証中であり、自分でも全てをできているわけではない。むしろ自分ができるように自分用にこれを書いていると言っても過言ではない。そして、あなたもこれを知れば成績が上がるわけではない。一朝一夕で身につくものでもないので。


基礎の前に地盤を固めよ

 勉強の基礎を固めても勉強の応用にしか対応できない。ほとんどの人は社会に出たら学問的な勉強はしないのにも関わらず、だ。せっかく時間と労力をかけ、頑張るのならもっと応用の効くほうが良いだろう。
 よく例えとして、基礎がしっかりしていればその上に安定して多くのものを高く積み上げられるということが言われる。それに合わせた言い方をするなら、地盤がユルユルのところに基礎をたてても安定しないので高く積み上げるのは難しい。だから、基礎の前に地盤という「頭の使い方」を固める必要があるのだ。

ベテランちの思考イメージの紹介

 思考という、上手く言葉で言い表しにくいものを説明しているものがあるので紹介しておく。
 ベテランちとは、灘中学校・高等学校卒業、東京大学理科三類に合格し、現在YouTuberなどもやっている人だ。

広さ・深さ・速さ・高さ

 偶然Youtubeのおすすめにこの動画が出てきた。それ以前から地盤を固めるのが大切だろうとぼんやり考えていたが、この動画をみることで解像度が高まった。僕はこの人の動画をそれまで見たことないし、今もそんなに興味がないのだが、勉強のコツのシリーズは得られるものが多かった。
 この動画を超ざっくりまとめると

広さ:引き出せる知識(インプット)の量
深さ:自分なりのアウトプットで進められる思考の段階
速さ:単純に思考の速さ
高さ:他のものに応用する力

ということだろう。どうやって鍛えるかは終盤で。

頭の使い方

 ここからは自分なりに考えたことだ。勉強はテストで点が取れるようになるためではなく、こういった能力を鍛えるためにするものだと思う。

全体構造を把握する

 これは個人的に一番大事。
 例えば覚えたい知識があったとして、それが全体の中のどの位置にあって、他とどういうつながりがあるかということを把握する。そうすることで使える知識になり、思い出しやすくなるのだ。
 また、アウトプット(問題を解く、何かを説明するなど)や計画を立てるとき、ゴールまでの見通しをたて、どういう順序で進めると良さそうかというのを考える。
 他にも、人の話を聞く時、文章を読む時、話の全体構造を掴みながら聞くとで何を伝えたいのかわかりやすくなるし、論点がズレたら気づくことができる。
 もっと具体的な例を書きたかったのだが、自分の能力がなくて例があるとむしろ大事なことが伝わりにくくなってしまったので割愛させていただく。

具体と抽象

 全体を把握することにも通ずるのだが、それぞれの概念が縦の関係(具体と抽象)なのか横の関係(抽象度が同じ)なのかということも意識するとよい。
 先ほど例が書けなかったのは、多くのものに通用するという抽象度が高すぎるものについて具体的に例を出すと、それ以外の捉え方もあるのになーとなってしまい書けなかったのである。
 現代文の文章などはわかりやすくて、筆者の主張が抽象的なことで、それについて具体例を出して説明しているので、具体抽象を意識するとだいぶわかりやすくなると思う。
 他にも数学だと、なんとなく解き方の目処がたっても、具体的に計算していくと間違えるなんてこともよくあるので、抽象的に理解して具体的に表現する力が必要だ。

可能性の保留

 高校1年生の最後の古典の授業で、A先生がくれたプリントがある。

要するに、正確に覚えすぎると想像力がなくなり、実用性がなくなる。
曖昧なまま保留し、保留を重ねることで実用的な記憶ができあがる

 唐突だが、赤ちゃんはどうやって言葉を習得するのか考えたことはあるだろうか。これを読めている人は全員通った道なのであなたはわかるよね?
え?わからない?僕もわからんかったよ。
 ということで、僕がハマった動画のシリーズを紹介しよう。ゆる言語学ラジオというチャンネルの赤ちゃんの言語習得シリーズだ。

 ここで言いたいのは、赤ちゃんが言葉の意味を、ああかもしれない、こうかもしれない、と可能性を保留しながら「使える記憶」を蓄積しているということだ。このシリーズを見たからこそ、先程のA先生からのプリントの内容を改めて見たときに深く納得した。

フラットに偏見なく捉える

 そしてもうひとつ、赤様から学べることは、”既存の枠にとらわれない”ということだ。そもそも枠すら知らないのでとらわれようがないのだが。
 今の我々は物事を自分の知っている枠の中に分類してしまい、その枠から抜け出すことは難しい。その最たる例が第二言語の習得時である。日本語の発音という枠にとらわれるせいで英語の発音が聞き取れないし話せない。だから意識的に枠を取っ払ってやる必要がある。
 詳しく書くと長くなるのでやる気があればいつか書くかも。

言い換え

 同じことを違う視点で表すということ。
 大事そうなのはわかるが、自分の中でまだはっきりしないので保留。
 問題の解説を聞くと、そういう言い換えしてくれたらできたのに、わかるのにってことはわりとある。

身につけるためにどうすればいいか

広さ・深さ・速さ・高さ

動画内での説明をざっくりまとめると

広さ:とにかくインプットの量を増やす
深さ:他をそのまま真似るのではなく自分なりのやり方でアウトプットをして、自力で深い段階までたどり着けるように何度も復習
速さ:量をこなせば速くなる
高さ:自分が尊敬する人の、どこを尊敬してるのか言えるようにする、
そして真似して取り入れる

https://youtu.be/EX6uDNNRRlQ?si=q8ZFe9JB42NLSJq8&t=537

頭の使い方

 全体を把握する、具体抽象、可能性の保留は学校の勉強をするときに常に意識していればいいと思う。勉強ってそういう汎用的な能力をつけるためにするものだから。

 フラットに捉えることに関しては、良いのか悪いのかわからないけど、小中学生のときのとある感覚を覚えている。それは何かというと、物事に対してそういうものなんだと受け入れて疑問を持たないということ。疑問を持ったほうが深く理解できそうだが、全部に疑問を持ってると何も進まないし、逆に情報量が増えすぎてパンクする。とりあえず全部そのまま受け入れて進んでいくと、後からそういうことだったんだ~ってわかることもあるし。少なくとも学校の勉強に関しては追求しすぎず適度に流して進む方がいいかも。疑問を持たないほうが吸収は速いんだよね。

 全体を把握することに関して、ワーキングメモリー(少しの間記憶を留めておき、それを使う能力、簡単に言えば、脳内の「作業台」のようなもの)を鍛えることが必要かもしれない。

 あと睡眠不足を解消するだけでめっちゃ冴えると思う。無意識の部分の能力の低下には自分じゃ気付けないからね。自分は大丈夫とか思ってる人いいですか?頭良くなるより深夜を楽しみたいってならお好きにどうぞ。

 具体的な勉強方法とかは別の機会に。長くなりすぎるので。

最後に

 こんなに長い文章を最後まで読んでくれてありがとう!わかりにくいところがあれば申し訳ない。言葉を操るのが苦手なもので。
 誰かに説明しようと思うと、より深く理解しないといけないから、自分が身につけたいことに関してきちんと言葉にするのはいいことかもしれない。夏休み前から考えていたことで、忘れていた部分も多かったから再確認するいい機会になった。
 僕はなんでもふわっと抽象的にしか考えられず、具体として見える形にできないので、この記事を書くこと自体が頭を使う練習となっている。とは言うものの、今回の記事は自分でもあんまり納得できていないので訓練しないといけないなぁと思う。
 今回書いたことは全てに応用できる抽象的すぎる内容だったが、もうちょっと具体的な勉強法とか溜めてあるので、もし今回で満足して力尽きなければいろいろ書いていくだろう。読みたいという人がいれば何かしらリアクションをしてくれるとモチベが上がって書く確率が上がるヨ。

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