双極症の寛解状態が半年経過して、思う事。
久しぶりに病気の話を書こうかなと思います。
と言ってもそんなに暗い話ではなくて、
今の自分を振り返ってみようと
思ったので、書きます。
双極性障害を発症して、もうすぐ3年目になります。
山あり谷あり、というか、
ほとんどの期間を谷底で過ごしました。
鬱で動けない期間が8割、
躁で馬鹿みたいに動く期間が2割、
そしてここ半年は、小康状態を保っています。(やんわり高め安定期でした)
上手く行き始めたのは、
定期通院の中で、いったん自分に最適な
薬の調整が終わったことが大きいでしょう。
でも、一番大きいことは、
「映画」から離れたことです。
皮肉なもので、一番大切な存在だった
映画制作という生きがいが、
自分の病魔であったことを知りました。
年末の新作の撮影以来、
映画から離れています。
ここ数年、雨の日も風の日も、
映画を考えない日はありませんでした。
企画は常に4,5個抱えていました。
脚本を書き始めれば、改稿を重ね、
撮影では準備から全力で取り組み、
編集、整音をやっている間に、
また新しい企画を考える。
空いている時間には、
キャスティングのための資料勉強や、
経費精算などの雑務をこなしながら、
舞台挨拶や試写会にも参加する。
それをやめました。
製作担当の方には、正直に話しました。
「病気と付き合えるようになるまで、一旦、映画から離れたい」
そこから、頭がすっきり晴れ渡るのを、
皮肉ながらも感じてしまっています。
如何に自分の頭の中に、
映画制作が染み込んでいたのか、
そしていかに重荷になっていたのか、
まざまざと実感しています。
映画から距離を取ったことで、
色々なことが見え始めました。
考えた結果、私は生活を立て直すために、
福祉支援にも頼り始めました。
今年の2月からお世話になっています。
薬の調整と、生活の立て直し、
この両輪によって、小康状態を保つ事に成功しています。
といっても、
常に不安は付きまといます。
またあの動けなかった日々に戻るんじゃないか、
と恐ろしくなります。
絶望の引き出しが突然開いてしまって、
日によっては涙が出ることもあります。
逆に、色々な物への興味が広がって、
やばい!ダメダメ!ストップしろ!と、
ブレーキを掛けます。時にブレーキが強くて、
危なくなることもあります。
不安と衝動のブランコを、
そのどちらもが地面につかないように、
何とかバランスを探っている所です。
そんな日々の中で、
私は、ルーティンというものを獲得し、
また、獲得したルーティンを手放し、
それを繰り返す事で、
自分の病気のコントロールに最適な、
ルーティンを取捨選択しつつあります。
このnoteもそうです。
書く事が、自分の心の安定につながる事に
気付いて以来、何か考えがあれば、
こうして書くようにしています。
その代わりに、日記というルーティンを手放しました。
書くべき自分の変化や思考は、
noteに書くので、必要なくなりました。
私は病気の発症以来続けていた、
2年間以上のルーティンを手放しました。
その代わりに何を考えたかではなく、
何をしたかという日誌を密かに書き始めました。
デイリーログみたいなもの。
朝散歩のルーティンも、捨て去りました。
代わりに、できるだけ妻と夜に散歩する
という新たなルーティンができました。
朝食を取るというルーティンも削除しました。
自分には朝食は不要だと気付きました。
その代わりにホットコーヒーを飲んでいます。
夜に炭水化物を取ると、
自分は睡眠の質が低下しやすくて、
朝の体調が安定しない事に気付いてから、
夜はおかずだけにするようになりました。
喫煙習慣も捨てました。今でちょうど5ヶ月です。
経済的な面での貢献が大きいですが、
ニコチン不足による気分の上下が無くなって、
頭がすっきりしています。
酒は完全にやめました。
睡眠が大きく阻害されるからです。
休日は家でゆっくり休息する、もやめました。
妻と過ごせるときは、近所の喫茶店へ、
一人の時は、お金が許される範囲で、
本屋へ行ったり、映画館へ行ったり。
自分にとっての「休息」は、
じっとしていることではないと分かったからです。
他にも様々なルーティンを、
スクラップアンドビルドで、試行錯誤しました。
これからも続くと思われます。
何度も何度も作っては壊して、
時には一周して元の習慣に戻って。
それでいいなと思いながら、
何が「今の」自分に大切かを考えています。
大切なのは、「今」であること。
今の連続が、「未来」であること。
今の集積が、「過去」であること。
それを意識しながら、過ごしています。
また、病気について書きたくなったら、
書いてみようと思います。
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