過去問解答例:日本大学(歯学部)(2007年度 一般)
注意点
※あくまで解答例のみを掲載しており、著作権その他の事情により、問題そのものに関しては掲載しておりません。
①課題文や設問の解説、答案作成プロセスに関する解説、自身で作成した答案の添削などは、コタニをなんとか探し出して(笑)直接授業を受けてください。
②この答案をそのまま予備校などで提出しても、さらに添削される可能性があります。添削者の方針というのはさまざまに存在します。ここで掲載しているのは、僕自身が普段の講義やこの講座で解説している方針をもとに作成・監修している答案です。したがって無料で提供されている解答例の類よりも信頼性の高い答案だと考えています。しかし、だからといってこの答案例を絶対的な唯一の正解だと思わないようにしてくださいね。
③「この大学の解答例がほしい」というご希望に添えるかは難しいところです。僕自身の手元に過去問が存在すれば理論上可能です。しかし、僕自身の仕事のスケジュールに左右されるでしょう。また、過去問が公表されていない大学の場合、コタニが入手できない限りはかなり難しいと思ってください。
分析
トータルの字数(600字)は2024年現在でも同じ。本問は歯科医療には直接関連しない設問になっている。
2024年現在の状況に合わせて、取り上げる事例は「歩きスマホ」とした。ちなみに(完全に余談だが)、初代iPhoneが日本で発売されたのが2008年である。この当時の解答としてはふさわしくはないが、受験生が演習素材にするケースを考慮して、あえてこのような解答例としている。
解答例
1
設問の事例として、私は、公共の場所での「歩きスマホ」を取り上げる。駅や道路などで、スマートフォンを歩きながら見ている行動が「歩きスマホ」である。多くの人が歩いていたり電車を待っていたりするなかで視線をスマートフォンに集中させているため、自身にとって危険があるだけではなく、人にぶつかって事故につながる危険性が極めて高い行為である。このような「歩きスマホ」は、最近問題視され、ポスターなどでの注意喚起が行われているがこれによる事故や事故寸前の事態は後をたたない。
このような行為は、相手の気持ちを思いやる心、つまりモラルの欠如に起因していると私は考える。
2
モラルのある人を育むためには、家庭や学校、社会での取り組みが重要だと考える。
まず、幼少期から親が子どもに模範を示すことで、他者に対する思いやりの心を育むことが重要である。また、学校教育でも、道徳の授業など、あらゆる機会で、モラルの重要性を認識させることが不可欠であろう。さらに、ボランティア活動など、実際に他者への配慮を体験する機会を設けることも有効であろう。加えて、マスメディアが適切な情報発信を行い、モラルの大切さを社会全体に浸透させることも求められる。
このように、家庭、学校、社会が一体となり取り組むことで、モラルのある人を育むことができると私は考える。
