中国ドラマ「The Truth Within」(剥茧)
主演:レオ・ロー(罗云熙)、リウ・ヤースー(刘雅瑟)、ジャン・チーリン(江奇霖)
2025年 全21話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★☆
(写真=本作公式微博より)
久々にローくん主演ドラマ完走!
そして2026年度初の完走中国ドラマ。今年はこの調子でどんどん観ていきたい(去年から視聴中のを早く完走せよ!!)。
新麻薬をめぐるサスペンスストーリー
ローくん演じるチー・スージョー(齐思哲)は恋人ユーフェイ(俞菲)と交通事故に遭い、一命をとりとめたものの、ユーフェイは亡くなってしまう。しかし、その事故にはどうも麻薬が絡んだ裏があるようであった。
真実を究明するため、彼は河城市公安局の法医学者となるが、次々と起こる不可解な事件に巻き込まれていく。リウ・ヤースー演じるジュー・チンユエ(祝青越)、ジャン・チーリン演じるハン・フォン(韓烽)という警察官の同僚と共に、六つの奇妙な事件を解き明かしていくうち、かつてユーフェイの死に関わった「原石」と呼ばれる危険な薬の事件も、次第にその氷山の一角を露わにしていく。



法医学者の立場から見た麻薬事件
本作はYOUKU制作の「白夜剧场(白夜劇場)」というサスペンスドラマのプラットフォームの作品で、正直、また麻薬〜??と思ったが(笑)、ローくんを久しぶりに見たかった。それに、本作に興味を持ったのは、監督。庄绚维(読み方よくわからない😅)という、過去に視聴して面白かった台湾ドラマ『追撃者〜逆局』や『次の被害者』の監督だったからだ。
ローくんを主演とした中国ドラマとはいえ、この二作と共通する特徴が本作でも全面的に感じられ、さまざまな人物と事件が絡み合う良質のサスペンスに仕上がっていた。
中国、しかも雲南省昆明を舞台とした本作(劇中では河城市)、当然と言えば当然のように麻薬が絡む物語であるが、ちょっと今まで見た作品とは違いがあった。
ホアン君などが主演の”麻薬三部作”のように、警察が真っ向から悪の代表である麻薬撲滅を目指すのではなく、いくつか起こる殺人事件から新薬の存在が少しずつ明らかになり、それが解剖する法医学者の目を通して追求されていくという流れ。
六つの残虐な事件が起こるのであるが、まあよく人が死ぬこと(笑)。それぞれの事件も一見単純な自殺や殺人に見えるが、調べていくとどんどん状況がひっくり返っていき、タイトルの如く、まさに繭の中のサナギのように二重にも三重にも覆われた中に隠された真相にやっと辿り着く。なかなか上手い作りだと思った。
特に、最初のジョウゴグモの事件は、同じくYOUKUの『Insect Detective 2 (破茧2)』を思わせるもので、けっこう迫力あるものだった!
登場人物が多過ぎる件
各事件の内容もだが、それぞれの登場人物たちの家族背景も、なかなか興味深い。いや、でももう一度言う(書く)が、とにかく人が死ぬ。最初の事件から最後まで、ずーっと繋がっているので、大量に出てくる化学物質の名前は覚えなくても大丈夫だが(英語字幕で見ていたので、ほぼチンプンカンプンだったし😅)、死んだ人の名前と関係性はある程度覚えておかなければならないと、後で、「あれ、これって誰だったっけ?」となってしまう。
特に最後の方の悪者たちの組織の方は、次々と色々な人物が出てくるので、ちょっとごちゃごちゃになってしまいそうになる。
複雑な絡み合いのストーリーで、面白いのだが、ここまで登場人物&死ぬ人が多いと、ちょっと疲れてしまうのも事実。まあ、死なないと事件にならないから仕方ないよね(笑)。
台湾ドラマでは見られない、大陸ならではの警察組織の自画自賛と人海作戦も定番とはいえ、やはり捜査チームの一体感は本作でも見どころである。
そして何よりも、法医学者チーとハン・フォン刑事のコンビのケミもいい!

10日間で完走でき、とても面白かったが、やはり事件の残虐さは見る人を選ぶと思うので、オススメ度は4つ星に。ロー君のファンや残虐華流サスペンスが好きな人は楽しめると思う。
こちらが予告編。
