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便秘と腸の話をしてるけど、たぶんメンタルの話|腸から体を変える本|中村ひろき|読書記録


📘 読書記録


『腸から体を変える本』 
中村ひろき(著) KADOKAWA

■ 読んだきっかけ

わたしは、体を整える仕事をしているのに、
実は、ずーっと便秘に悩んでいました

腰痛に悩む方のサポートはできる。
体の使い方も伝えられる。
……なのに、自分の腸内環境は全然変わらない。

腸に関する本もたくさん読みました。
腸活にいいと言われることは、
ひと通り試したと思います。

でも、変わらない。

「あれは食べるな」
「これは食べたほうがいい」

本によって言うこともバラバラで、
もう、どうしたらいいのーー!?という状態。

正直、
半ばあきらめモードで、
断食合宿に申し込もうかと思っていたほどでした。

そんなとき、
行きつけのお店で、ふと目に入った一冊。

あれ?
これ、なんだか他の本と違うぞ……?

え、メンタルが関係する?
どういうこと?

そんな引っかかりから、
思わず読み始めたのが、この本でした。

■ 1章と2章から気になったところ

  • 食物繊維や発酵食品をしっかり摂っていても、症状が良くならない人がいる

  • サプリや健康食品で栄養を補っても、
     腸に炎症があり、消化吸収能力が落ちていると効果は出にくい

  • 最近お肉を食べてもワクワクしない、自然と避けたくなる
     → それは消化力が落ちているサイン

【私の感想】

……これ、
ほぼ私のことじゃない? と思いました。

腸にいいと言われることは、
正直かなりやってきたつもりです。

腸内細菌のために
発酵食品も食べてるし、
食物繊維も意識してる。
サプリだって、必要そうなものは試してきた。

それなのに、
「すごく良くなった!」という感じは、正直ない。

私の腸内細菌、働いてる??
そんな風に思っていました。

本の中で一貫して述べられているのは、
何を食べているかだけじゃなくて、
腸がそれを受け取れる状態かどうかが、
ものすごく大事なんだ、ということ。

頑張って整えようとしていたつもりが、
もしかしたら、
腸にとっては負担になっていたのか…

■腸の炎症とメンタルの関係で気になったところ

腸の炎症の原因は、
食事だけじゃない。
体だけでもない。

「心の状態」も深く関わっている

とくに印象に残ったのが
炎症とメンタルの関係についての部分でした。

  • 常に他人の目を気にしている

  • 健康情報を集めすぎて、かえって不安になっている

  • 「休むのは悪いこと」と思い、予定を詰め込みすぎている

こうした状態が続くと、
交感神経がずっと優位になり、
体は常に戦闘モードに。

その結果、活性酸素が発生しやすくなり、
体内で炎症反応が起こりやすくなると書かれていました。

しかも厄介なのは、
ストレスを感じていることに
本人が気づいていないケースが多いという点です。

【私の感想】

もしかしたら、
メンタルが影響していた……?

これ、正直かなりショックでした。

私は本を読むのが好きで、
健康情報を集めるのも好きです。
「良さそう」と思ったことは、実際にやってみるタイプ。
しかも、とことん、完璧にやろうとする…

それなのに、
便秘はなかなか改善しない。

試しては、変わらなくて、
また次の情報を探して……
そんな日々を、ずっと繰り返していました。

でも、もしかして

健康情報を集めすぎて、
「ちゃんとやらなきゃ」
「これも気をつけなきゃ」と
頭も体も、ずっと緊張していたのかもしれない??

その状態こそが、
便秘の元になっていたとしたら?

なんとー!!!!

■生活習慣と腸の関係から気になったところ

本の中では、
生活習慣の乱れが腸の炎症につながることが指摘されています。

  • 夜間の睡眠時間は、
    細胞を修復するために必要な時間

  • 体に不調がある場合は、
    「ちゃんと寝ているつもり」でも
    睡眠時間の不足を疑ってみることが大切

  • 運動習慣も、炎症と深く関係している

  • 睡眠や運動に乱れがあると、
    知らず知らずのうちに
    炎症が慢性化しやすい体をつくってしまう

【私の感想】


「え? それもできてるよ?」という気持ちでした。

私は、わりと早く寝ます。
11時には布団に入って、7時に起きる。
8時間くらいは、ちゃんと寝ているはず。

それなのに、不調が続く。

「なんで?」
その思いで、頭がいっぱいでした。

運動だって、
まったくしていないわけじゃない。

近所のハイキングコースを歩いたり、
カフェまで30分〜40分かけて歩いたり。

それでも、体はスッキリしない。

ちゃんと寝ている。
動いてもいる。
なのに、調子が上がらないんだよな…

■糖質制限と体の反応について気になったところ


糖質を極端に制限した場合の体の反応について、次のように書かれています。

  • 糖質を極端に制限すると、
    短期的には体重が減ったり、
    体が軽くなったように感じることがある

  • しかし長期的には、
    慢性的なエネルギー不足が起こりやすくなる

  • 糖が入ってこない状態が続くと、
    体は限られたエネルギーでやりくりしようとして、
    基礎代謝を下げる方向へ切り替わってしまう

また、
糖質は悪者ではないとも強調されています。

糖質は、しっかり摂って、
しっかり使えば悪者ではありません。
体に必要なエネルギーをつくれる代謝のいい体をつくることが、
不調を予防するための第一歩なのです。

『腸から体を変える本』

■食事が整っていても不調が続くケース(要約)

本の中では、
食事は完璧なのに不調が続いている人の例が紹介されていました。

  • 健康雑誌の特集に出てきそうな、
    とても意識の高い食事をしている方がカウンセリングに来た

  • しかし、腸の状態は一向に改善していなかった

  • 実際に確認すると、
    1日あたりの総摂取カロリーは約900kcalしかなかった

  • どれだけ食事の「質」を意識していても、
    エネルギー量が足りなければ、体はエネルギー不足に陥ってしまう

その方は、
多くの種類のサプリメントを摂っていたものの、
実際に効いている実感はほとんどなかったそうです。

「体にいいから」「正しいはずだから」と
頭で納得して続けてしまうこと自体が、
不調を治したい人ほど陥りやすい傾向として挙げられていました。

【私の感想】

わー、これ私のことだー!

実は私、
かなり糖質制限寄りの食生活をしていました。

「16時間断食」が流行っていたこともあって、
夜ごはんを食べたあとは、
次の日の朝は食べず、
10時ごろに朝食兼お昼を食べる。

そんなリズムの食生活を、
しばらく続けていたんです。

食事内容だけ見たら、
たぶん「完璧」に近いと思います。

気をつけているし、
選んでいるし、
間違ったことはしていないはず。

それなのに、
体力も筋力も、
思うように上がっていかない。

これまで、
いろんな漢方やサプリも試してきました。
でも、正直なところ
「効いてる!」と感じたことは、ほとんどない。

それでも、
「体にいいはずだから」
「今度こそ合うかもしれない」と思って、
買い続けていました。

お金の無駄かもしれないな……
と思いながら。

足りなかったのは
努力でも、意識でもなくて、
そもそもエネルギー不足だったのかもしれない!!

■体を変える方法から気になったところ


胃の消化を助ける基本的な食べ方として、
「よく噛んで食べること」が挙げられていました。

  • 料理中の匂いを感じること

  • しっかり咀嚼すること

これらによって、
唾液や胃酸の分泌が促される

五感を使って食事を味わいながら、
丁寧によく噛んで食べることで、
消化はスムーズに進みやすくなる

メンタル面での対処法としては、
1日2回バナナ便が出ること、
1日8時間眠れること。
それが正解であるかのような錯覚がある。

でも、
仕事のプレッシャーを感じれば、
便が硬くなることもある。

それにもかかわらず、
自分の体に完璧を求めるのは酷なこと

毎日バナナ便が出なくても、
眠れない日があってもいい。

「今日もよく頑張ったね」
「そんな日もあるよね」

そんなふうに、
自分自身にやさしい言葉をかけてあげることが、
結果的に症状を和らげてくれる。

【私の感想】

恥ずかしながら、
これ、私まったくできていませんでした。

用意して、食べ始めて、
気づいたらもう食べ終わっている。
10分ぐらいで食べ終わっちゃう。

頭は別のことを考えていて
ドンドン飲み込んでいく。

この章を読んで思ったのは、
あれこれ新しいことをする前に、
まず、ここから始めなきゃいけないんだな
ということ。

ちゃんと噛んで、
ちゃんと味わって食べよう。

そして、メンタル面も。
「あー、今日もコロコロ便だった……」
そんなふうに、
毎日ちょっと落ち込んでいた日々。

でも、
それ自体がストレスになっていたんだな。

とても基本的だけど、
いちばん抜け落ちていたところ。

ココが変わらなければ、腸は変わらないんだ!!

そんな確認ができた本でした。

■その後の私

実はこの本を読んだ後、
大腸カメラ検査を受けました。

下剤を飲んだら、便秘変わりそうだな~
そんな目論見があり、
嬉々として下剤を飲みました(笑)

検査前に下剤を飲んで、
いったん全部出し切ったのですが……
そのときの感覚が、忘れられません。

え、なにこれ。めちゃくちゃお腹が軽い!

そこから、3食ちゃんと食べること
あらためてよく噛んで食べることも始めました。

もちろん、
納豆やめかぶなど、
お通じによさそうなものも
無理のない範囲で取り入れてみました。

すると——
驚くほどスムーズな便通に。

さらに、
消化に余計なパワーを取られなくなったのか、
夜は10時ごろになると自然に眠くなり、
気づけば1日9時間くらい眠る日も増えています。

え……
こんなに変わる??

体って、
ちゃんとサインを出してくれていたんだなぁと、
しみじみ感じています。

■ 読んでくれた人へ

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

これは、
「すごいノウハウ!」というより、
私が本を読んで、試して、
「あ、そういうことかも」と思った記録です。

体って、
がんばりすぎると
かえってこじれることもあるんだなぁと、
今回あらためて感じました。

どこか一つでも、参考にしていただけたら、うれしいです。


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