成功は「結果」より「ふさわしい人になること」:『CHANCE』で見直す、これからの生き方
過去に読もうと思ってリストに入れた本を3年の時を経て読みました。
その名も『CHANCE チャンス』。この本は、読む人の年齢によって、捉え方が変わってくると感じる本でした。
犬飼ターボさんによる自己啓発小説です。中古車販売業を営む主人公が成功者との出会いを通じて人生の成功法則を学ぶ物語です。
若い人なら、人生の早い段階で、この本に出会ってよかったと思うかもしれません。何故なら、成功するための心構えがわかるからです。
若者は希望に燃えるかもしれません。
一方、自分のような中高年は、自分はいったい何を経験してきたのだろうなと思う方もいるかもしれません。ぼくはそうでした。もっと冒険すればよかった。もっと勇気を出せばよかったと思うかもしれません。
だけど、今であって良かったとも、感じるかもしれません。これからの人生を良くしていけば良いのですから。
それでは、本書を読んで感じたことを書き残してみたいと思います。
『CHANCE チャンス』のリンク
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実際に使ってみたAudibleとKindleの違い
音声で聴く読書と、紙や電子書籍の読む読書の良い点、悪い点を実際に使った感想をもとに比較してみました。
犬飼ターボの半生
犬飼ターボさん自身も24歳で中古車ブローカーとして起業するも一度失敗。その後セールス職で年間3000人規模の組織の全国売上1位を獲得しています。
再独立して、マーケティング会社を設立後、30歳前後で、4店舗の複数法人の役員を務め、年商数億円のビジネスを作り成功者となります。
成功する人は、最初は上手くいかなくても、独立してもしなくても、それなりの成績を残すのだな…と思いつつ本書を読んでいます。
成功の4領域:経済、健康、愛情、精神
本書では、このバランスが大切といっていた。確かにそのような気がする。精神が良くないと経済に影響します。間違った判断をしてしまって人生が崩れることがあるのです。経済が悪いと健康をむしばみ、精神的に追い詰められることもあります。
本当にそうだと思います。自分は一時期休職したことがありますが、どこかバランスが崩れていました。それが総崩れになった状況にも見えました。
成功者の真似をしよう
真似てはいけないという先入観が日本にはあります。しかし、真似るのは全然OKなのです。実際は真似だけでは行き詰まることもあります。
真似をして取り入れて試行錯誤することが大切なのです。成功者の言うことはみな違います。皆それぞれのやり方によって成功したからです。
全員違うことを言っていても1点だけ共通していたことがありました。
それは、成功するまで、決してあきらめないことのようだ。
これは思考を停止してやみくもに突き進むものとは違います。あきらめずに試行錯誤をして決して達成するまであきらめずにそれを続けなさいということであった。
人選びの重要性
ビジネスは何をするかより、誰とするかが重要です。採用面接の際、元気が良いだけや、上司のワンマン体制が気に入らずに辞めたという人を採用する場合には、その人に共感するだけではなくもっと質問事項を工夫しようと言っていました。
次のように聞くと良いようです。
☆客観的な質問をする
あなたはどんな人ですか?何を頑張ったか教えてくださいと聞くと、面接者は自分を美化して答えてきます。その聞き方ではなく、あなたは周りからどんな人だと言われていますか?と答えてみると良いでしょう。
相手の感性や相手の立場を考える力がわかります。
☆過去行動の質問をする
未来の希望や願望を聞いても嘘をつかれ易いです。
それより、過去の行動パターンを聞いてみるとよいでしょう。たとえば、「過去に働いていた職場で売り上げに貢献したことはありますか?」ということです。
そして、その行ったことに対して繰り返し質問をするのです。何かウソをついていると矛盾がでてくるので本質が見抜けます。
思考の鏡を大事にする
人生で起こると出来事や周囲の人々行動は、自分の思考や心の状態を映し出している鏡のようなものなのです。不思議と自分の心の状態が周りに伝播していくのです。
幸せだと感じると、不思議と幸せなことが次々起こります。逆に自分が不幸せなことだと思うと、不幸なことが次々起こります。
だから、何か問題が起きたときは、まずは他人を許すことから始め、自分も許すのです。そうすることでリセットされ、自己改革により、成功を掴んでいくのです。
セルフイメージを大切にする
例え自分がお金持ちでなくても、憧れの人のようにふるまえなくても、その人のイメージを持つことが大切である。同じようにふるまうことでそれが実現していくというものです。
形から入るというのはあながち間違ってはいないようだ。
とはいえ、限度はありそうです。
達成した前提で話す
「〇〇したいと思う。」「〇〇するつもりだ。」この言い方は、今はそうなっていないという意味ともとれます。そうなると脳はそうなっていない自分をイメージしてしまう達成から遠のいてしまうのです。
「〇〇する」「〇〇になる」と断定系で話しをしていくと、不思議と達成した姿のセルフイメージが作られ実現していくのだ。
この話を聞くと成功のイメージを思い出す。プレッシャーに押しつぶされそうなときに、失敗しないようにと注意点ばかり気にすると、その失敗を呼び寄せてしまう。そうではなくて、成功のイメージが成功に導くとはよく言ったものです。
失敗の芽は摘まない
人に教えるとき、まずはやらせて、失敗させることが大切であると学びました。本書に登場する弓池氏という成功者は、主人公が失敗したり、間違った判断を下したりしても、それを咎めません。むしろ嬉しそうに話しを聞くのです。
考えてみれば、成功者はその経験済みで、経験させない方が利益はすぐに出て、より大きくなってきます。
しかし、それをしてしまうと、生徒は育たないのです。失敗を回避できたとしても先生がいたから。生徒はその失敗を経験させて、そこから挽回する方法を自分で学ばせていたのです。
その失敗を経験してリカバリができるようになると、本当の意味で失敗しなくなります。これは人間的に成長するという見方もできます。
究極の他者貢献ではないかと思うこと
失敗を経験させることで、継続的な成功を呼び込むことに成功した弓池氏。
釣りで例えるなら、魚をもらうのではなく、魚の釣り方を教えてもらったのです。
これこそ人が救われ、救われた人はさらに人助けをします。このループをつくることが大切なのだろうなと思いました。
自分はできているのだろうか...。そう考えるとかなり不安になります。
人生うまくいかないと思っても、実際は順調に推移している
ときおり人生は理不尽なことがやってきます。それも含めて、人生はうまくいっているのだという。それを乗り越えたとき、人間的に成長すると、もう壁ではなくなるのです。
成功とは、自分が成功するにふさわしい人になること
世の中には、富をたくさん持っている人、そうではない人がいます。宝くじでたまたま当たると、富を得る人もいますが、そのような方々の多くはまたもとに通りの水準に戻るそうです(全員ではない)
お金持ちになる人は、その人がそれにふさわしい人になるからこそ、報酬が入ってきているのである。
自分が成功するにふさわしい人になることが最優先で、結果は後からついてくるのです。
自分はできることを、コツコツ全力でやります
冒頭で、若い人が読めば希望を抱き、歳を重ねた人はそれなりかもしれません。成功にふさわしい人になるって、なかなか難しいです。
しかも、今の年齢になってどうしていけばいいのかな。と考えてしまいます。KFCの創始者カーネルサンダースさんのことを思えば、成功人生が始まっていないように思えますが、しかし、彼は若いころから挑戦の連続でした。
自分はどこまで、できるのかな?と少し思い詰めてしまうのでした...。ま、気楽にいきましょうか!
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