『海辺のカフカ』下巻の面白さを語る|お気に入りシーンと心に残る登場人物|幅広い年代で楽しめる作品ですね!
海辺のカフカの下巻を読みました。上巻と合わせるとボリュームたっぷりで話が面白かったです。海辺のカフカは相当な名作なようで、諸外国でも翻訳されて出版されているようですね。
3つの全く異なる話から、話を進めていくと次第に経緯が明らかになっていく様は、村上春樹さんのすごさを感じさせてくれます。
本書を読んで、少しネタバレを含みますが、お気に入りのシーンとか、気になるところを書いていこうと思います。
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上巻の感想も書いております。
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エ〇なシーンが多いですね!
上巻も含めて、いや村上春樹作品のほぼすべてに通じることですが、著名な作家さんの小説というのは、エ〇なシーンが本当に多いと改めて思いました。本書でも、そのようなシーンが随所に見られます。
映像化しても決して克明には書けないものが多いような気がします。禁断の〇〇的なものです。
こうした小説は、図書館に行けば普通に読めます。本を読むということでむしろ推奨されるのではないでしょうか。でも、本を読むにつけ、思いっきり18禁の内容なのでは?と思うことが多く思います。
主人公は15歳の少年ですからね。それがこんな風に・・・、物語を読んでのお楽しみです。うん、書いてある通りには進まないのではないでしょうか?なんて思うのですね。
書籍は、自らの経験の中で想像し、年齢に応じて感じ方が変わるので良いとされる
エ〇シーンが多いのに、書籍は良くて映像はダメなのか。それは、書籍は自分の年齢に応じて想像力が働くからだと言われています。
経験の少ない人は、その経験の中でいろいろと夢想するでしょう。これはとてもまだ見ぬものを想像することは、自分の知識内で頭をフル活用して想像したものを受け取るので刺激は年齢に応じた形で行われます。
年齢や経験によってさまざま形でちょうどよく受け取られるのです。
一方映像は残酷です。同じものを目にします。そこで感じ方が違うものはあるにせよ、その差は少ないのかもしれません。これは、まだ経験の少ない子供にとっては刺激が強すぎるとなるのです。まさに映像は押し売りなのです。
この押し売りが原因で、最近は草食系男子が増え、3次元よりも2次元に逃避を加速させているといわれています。まさにポルノ脳になってしまうのではないのでしょうか。
登場人物のタナカさんと星野さんが一番好き
この物語には、ナカタサトルさんという人が登場します。ある事件をきっかけに読み書きと記憶をすべて奪われてしまうのです。でも懸命に生きています。
その状況下では、誰しも絶望してしまうのではないかと思われるのですが、物語の中で重要な位置を占めていきます。偶然出会うトラックドライバーの星野さんも彼の良き理解者となっていきます。また、彼自身の人生も変えていきます。
この二人が物語の中で、最も重要な役割を演じているような気がします。彼らのおかげで、この物語にひとつの解決をもたらしてくれているのではないかなと。
いや、他のみなさんの一人でも掛けると成立しませんが、そんな気がしたのです。
人は状況によって話せないことはあると思う
物語の前半は3つの話が進み、途中で2つになって進行していきます。その途中で終わる1つの話が興味深かったです。物語からの教えは、状況によって真実は秘匿されるということです。
戦時中に、子供たちを連れて山へキノコ採りにいく場面です。そこで子供たちが集団で昏睡してしまう事件です。先生は本当のことを言いませんでした。いえ、言えないというのが正しいのかもしれません。
現代なら言えたのか?いえ、言えないでしょうね。例え「ウソ偽りなく、真実を語ります」と宣誓しても言えないことはあるのでしょうね。自分なら言えないかな。
例え自分が言える状況にあっても、時代的に言えないこと。周りのことを考えると例え真実であっても、どうしても言えないことはあるのだと思います。
不思議なことは不思議に終わる
作品を読み終えてもなお、謎が残っております。その謎を言ってしまうとネタバレになってしまうので言及は避けたいですが、謎が残ることだけは申し上げておきたいです。
それも一つの真理なのかもしれません。結局、実社会は謎だらけなのです。説明のつかないことはあふれているのです。しかし、人の活動には必ず原因と結果を求めたがります。
謎なままの不思議な状況。もしくは推定のみで良いのですが、現代はとかく因果関係を明確にしたがります。そこは、ぼやっとしていても良いのではないのかなと思うのですね。
それが現実世界というものではないでしょうか。また、そう思うと気持ちが楽になります。こうあるべき論はあっても良いのですが、現実解は存在すると思います。
3行日記:表示板は意外とみませんね!
意外と掲示物は見ないものですね。大きく掲げても、いくら表示しても、見てない人は見てないなと。その掲示はきれいに書かれているのですが、意外と情報量が多い。伝えるべきところを一言で大きく書いておくそれで結構事足りるような気がした。
1年前:AIに関する本をよんでいたようです
最近、自分はAIをよく使っているPerplexity Proです。ChatGPTも使っています。使うごとにそのAIの性質がわかってきます。適材適所があるようですね。
あと、自分の力も必要になってくるような気がします。得られた情報を読んでどう考えるか。その情報を得て、何をさせるか、経験があればあるほど有利になると思いました。
とはいえ、今後はその経験もなしに答えに行きつきやすくなります。途中をすっ飛ばすところでしょうか。経験したうえで途中をすっ飛ばしても良いのですが、知らない中ですっ飛ばすとそれが当たり前になって、本来の真髄が抜け落ちちゃうと思うのですね。
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