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1000年前の怪談がこんなに純粋だったなんて|今昔物語を読んで驚いた話

今昔物語をご存じでしょうか?

平安時代末期に成立した説話集です。『むか~し、むかし』という言葉、子どもの頃に一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?(今昔物語での出だしは『今は昔』になっています)

最近は古典も読んでいます。古典は有名だけど案外、読んでない人おおいのかも。と感じつつ、また面白い作品を楽しみつつ読んでいます。

あなたは読んだことがありますか?

以下はオーディブル専用の本です。読んでみたところとても分かりやすかったです。難しいからと壁をつくらずに読んでみると、現代でも通じる面白い内容もありました。

また、現代の考え方と、当時の考え方の違いもあって興味深かったです。

知っているお話が5~10分でまとまってます

竹取物語や仁和寺の和尚(たぶん)、わらしべ長者など、おとぎ話で有名なお話もはいっています。おとぎ話とはだいぶストーリーが違うのも醍醐味です。

収録されている物語は口語訳です。本物を短編にまとめたものだと思われますが、当時の物語の内容を全体的に理解するにはとても良い本だと感じました。

オチがピュアです|それだけ現代人は刺激が必要なのか

今昔物語を読むと、当時の人の考えがとてもピュアなことがうかがえます。どうピュアなのかといえば、『え、こんなのでいいのか?』と思うほど、話はとても単純でひねりや意外性があまりない感じです。

その後の展開や、オチが予想できるのですね。
そうかといってそのオチにまでいかず、その手前で話が終わる感じです。

どれもこれも現代人からすると少し物足りなさを覚えるかもしれません。

重たい赤子のお話がびっくりした

ここからは盛大にネタバレです!
この話は、今昔物語の代表的な怪談の一つです。といっても1000年前の作品に著作権はあるのかな?
とはいえリメイク版なのであるのかもしれませんね。

『オチがピュアな例』を示すにはこのお話が良いかと思い紹介します。

タイトルは、、、ちょっと忘れました。でも、今でお怪談話に、赤子を抱いている女性が道にぼわっと表れて、どうかこの子を抱いてくださいと問いかけてくるお話がありました。

その子供を抱くとんでもなく重くて、呪いにかかってしまうといったお話です。

それを聞いた地位のある武闘派の貴族階級の人が「自分なら今すぐにでも駆けつけて、何でもないことを証明する」というのです。

現代の予想される展開は、自惚れているので、実際に行ったら勇気を示すどころか、恐れおののき命からがら逃げてくるような展開でしょうか。触らぬ神にたたりなしのような展開がよくあります。自分なら怖さで震えてしまうかもしれません。

しかし、今昔物語のこの話では、実際子供を抱くのですが、その子供を馬に乗せて連れ去ってしまうのです。そこで慌てる幽霊「待ってください」とせがむ幽霊、俺には関係ないぜと走り去るその貴族。

現代の常識なら、罰当たりな行為のため呪いが付加されて、もしかしたら命奪われるくらいの展開を見せることでしょう。

しかし、今昔物語では、勇気を示して、呪いも受けず、めでたしめでたしとなるのです。『そんなの正攻法すぎる!』とは思いましたが当時はこれが普通だったのかもしれませんね。(少し武勇自慢??)

姥捨て山の真相は意外なのです

もう一つは姥捨て山です。そのお話も入っていました。この言葉を聞くとどういう印象をうけますか?口減らし、かなしい当時を想像したりしませんでしょうか。

山に捨てたご老人が呪ってくるなんてことも想像できるかもしれません。

しかし、実際の物語はイイ話なのです。それは読んでみたらのお楽しみなのです。ハッピーエンドになる物語なのです。読んでいて安心しました。

この話は、現代の価値観と大きく違うので、ぜひ読んでみてください

竹取物語は別の機会にでも

最後に一つは竹取物語です。これはステキな作品だと思います。ただお話を読んでいくと、あれ?これはこどものかくものではないかも?なんて思うことがありました。

バレないうちに新しいところをみつけないといけないですね!


ここからは余談です。

1年前の記事:審査というのは思った以上に大変ですよね

何かしらの審査をしていたようです。審査を受ける側は、審査する方は気楽なもんだと思われがちですが、ものによっては審査する方も結構キツいものがあります。

テレビの審査員コメンテーターは気楽だな~と思われますが、意外と多くの中から一人を選ぶというのは大変な作業なのですね。

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