『プロジェクト・ヘイル・メアリー』映画版のロッキーはほぼ「岩」!?オーディブル派が感じる映画版の再現性の高さ
3月20日に公開された映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観てきました。
あらすじ
未知の物質(アストロファージ)が宇宙で繁殖し太陽のエネルギーが一割失われる異常現象に、人類は直面します。その結果、地球は氷河期以上の寒冷期に突入し、今後30年のうちに人類の半分が絶滅する危機にさらされます。
この現象は、太陽系だけでなく銀河全体で起こっている現象でした。ところが、11光年ほど離れた恒星「タウ・セチ」は、アストロファージによる害悪を免れていました。きっとそこには、この難局を打開する策があると考え、人類は「タウ・セチ」へ向かうのでした。
一方、地球と同じようにアストロファージに苦しんでいる惑星(エリド)からも、恒星「タウ・セチ」を目指して飛来していました。
地球人はそこで、エリドの住人(エイドリアン)と出会います。言葉も通じない、文化も全然違い、生態系も全く違います。
そんな二人が意思疎通を重ね、共通の目的に向かって奮闘する物語です。
感想
ここからは、映画を観て感じたことを簡単にまとめます。
この映画は、以前オーディブルで聴いて感動したので、映画化を心待ちにしていたので、公開を楽しみにしていました。
実際に、とてもおもしろかったです。
映画でも小説でも、それぞれに魅力がある作品
いつも悩むこの選択。今回の作品はどちらからでもOKな作品でした。
小説では合計10時間以上の作品を、物語のエッセンスをしっかり入れて3時間弱の映画に収められてました。満足度が高かったです。
映画と小説でロッキーの印象がかなり違う
小説と映画で特に印象が変わったのが、エイドリアン(ロッキー)の姿でした。
エイドリアン(愛称:ロッキー)は、映画ではほぼ『岩』でした。小説を読むと、もっと人に近い印象に思えました。これぞ文字から想像する形が無限に対して、映像だとイメージが固定化されるという特徴でしょうか。
読書の方が、想像力をかき立てられますね。
ルールベースAIによる生命維持装置
少しマニアックな視点ですが、物語のスタートは、自分が誰か、何をしているのかわからない状態でスタートします。長い眠りを維持するコンピューターがありました。
小説では、マシンラーニングAIではなく、ルールベースAIであるという点に言及がありました。映画でもあまり賢くなさそうでした。
細部までこだわった演出に、制作者の原作愛を感じました。
小説版が気になる方は以下の感想記事もどうぞ。
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