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バークシャーが選んだ東京海上HD vs「13年で配当8.6倍」のMS&AD(8725)今ならどちらを選ぶ?

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🙏 いつも「スキ❤️」をありがとうございます。


過去の銘柄分析は、
すべて"noteマネー公式"にピックアップしていただきました✌️


2026年3月23日、バークシャー・ハサウェイが東京海上HDへの約2,874億円の出資を発表。翌日から2日連続のストップ高で、株価は+30%急騰しました。

そのニュースを見て、こう思いませんでしたか?

「同じ損保大手のMS&ADはどうなんだ?」

この2社、手元の37冊の投資本を調べると——

  • 東京海上HD:22冊に登場

  • MS&AD:13冊に登場

MS&ADが載っていた本


どちらも投資家が注目する高配当の大本命です。


そこでこの記事では、

「MS&ADは今、買いか?」

を東京海上HDとの比較も交えて掘り下げます。

先に結論です。

成長力なら、東京海上HDだけど、
利回りなら『MS&AD』がおいしい 😋


『MS&AD(8725)』のポイント5つ

✅ 13期連続増配。日本株トップクラスの信頼性
✅ 配当利回り3.8%は、十分な高配当銘柄
✅ Q3時点で純利益が通期予想を11%超過
⚠️ 2030年頃に政策保有株の売却益がなくなる
⚠️ 資本効率(ROE)では東京海上HDが上



🏢 MS&ADってどんな会社?

「MS&AD」という名前はあまり馴染みがないですよね。

こんな会社です。

  • 三井住友海上火災保険のグループ会社

  • あいおいニッセイ同和損保も傘下(トヨタ系)

  • 国内損保では東京海上HDに次ぐ業界2位のグループ


意外な事実もご紹介します。

MS&ADは「損保会社」に見えて、実は巨大な機関投資家でもあります。

顧客から受け取る保険料を将来の支払いに備えて積み立て、国内外の株式・債券で運用しています。

つまり、

数兆円規模を動かす投資家でもあるんです。


「なぜMS&ADの配当はブレないのか?」

その答えがこの運用収益です。



📢 2026年3月期 第3四半期 決算の振り返り

2026年2月13日発表の内容です。

①純利益がすでに通期予想を超えている


主に3つの事業で稼いでいます👇

海外事業が全体の約36%を占めています。

しかも、
前年比で+1,148億円(+73%)という驚異的な伸びでした。

グローバルな損保会社に進化中です。


第3四半期(9ヶ月累計)の進捗です👇

残り3ヶ月(1〜3月)を残して、
すでに利益が超過達成しています‼️


損保の第4四半期は冬季事故・火災で支払いが増えるため、会社は保守的な見通しを据え置いています。

それでも通期予想の超過達成は、ほぼ確実な情勢です。



② 13期連続増配予想

2026年3月期の年間配当:155円(前期比+10円増配)

13年間で、配当は約8.6倍になっています。



③ 政策保有株式の売却を加速

Q3累計(9ヶ月)で4,676億円分の政策株(持ち合い株)を売却済み。

この売却収入が→増配と自社株買いに回っています。



📊 業績データ

直近5年の純利益推移

※過去5年のEPS推移(分割後ベース):
158円→131円→232円→446円→約395円(予想)


  • 2023年3月期の落ち込みは、自然災害(台風・水害)の影響

  • 2025年3月期の急増は、政策保有株の大量売却が主要因

「利益の数字が揺れても、会社の実力が揺れているわけではない」と理解しておきましょう。



💰 配当データ

現在の配当利回り

  • 株価:4,077円(2026年4月11日時点)

  • 年間配当:155円(予想)

  • 予想配当利回り:3.80%

東証プライム平均(約2.3%)の約1.7倍の利回りです。

「高配当の目安は3%以上」と言われています。
MS&ADはその基準を大きく超えています。


🔻現在のデータ



⚖️ 東京海上HDとの比較

冒頭でお伝えした通り、どちらも投資本でよく紹介される優良企業です。

では、具体的に何が違うのか。数字で整理します👇

指標で比較

Yahoo! ファイナンス

どう解釈すればいい?

✨ MS&ADが優れている点

  • 今すぐもらえる利回りが高い

  • PER・PBRが割安(東京海上HDよりバリュー株的)


✨ 東京海上HDが優れている点

  • ROE20%という「異次元の資本効率」

  • バークシャー・ハサウェイが約2,874億円を出資(世界最強の投資会社のお墨付き)

バークシャーのお墨付きは本物ですが、
この報道の後の株価急騰で、「高配当株」としての旨みはすでに薄れているのが正直なところです。


バークシャーがなぜ東京海上を選んだのか、詳しくはこちら👇


わたしなら、今どちらを選ぶのか?

成長力なら、東京海上HDだけど、
利回りを考慮して『MS&AD』を選ぶ ⚖️


東京海上HDの成長力は本物ですが、その分すでに株価に織り込まれています。

MS&ADはまだ割安感が残っている、という点も見逃せませんね。



⚠️ 注意点・リスク

必ず読んでください‼️


リスク①:支払保険金の上昇が止まらない

最近、こんなことが起きています。

  • 車の部品代が上がっている(センサー・AI搭載で高額化)

  • 整備士の人件費が上昇

  • 住宅建築資材も高騰

1件の事故あたりの保険金が増えているんです。

保険料の値上げでカバーできる範囲には限りがあります。本業の利益率(コンバインド・レシオ)が悪化するリスクです。


リスク②:気候変動で自然災害が増えている

台風や豪雨の激甚化 → 支払保険金が恒常的に高止まり。

これをカバーするため「再保険」を使いますが、再保険料も急騰中です。「天気が荒れると利益が下がる会社」という宿命はなくなりません。


リスク③:2030年以降の「配当の崖」問題

これが最も重要なリスクです。

現在の増配・自社株買いを強力に支えているのは、政策保有株式の売却益です。

MS&ADは2030年頃を目標に、政策保有株を「ゼロ」にする計画を進めています。

売却が完了すると → この売却益がなくなります。

その時、本業(特に海外事業)の稼ぐ力が十分に育っていなければ、現在の高水準な配当を維持するのが難しくなる可能性があります。

「今後4〜5年は増配が続くが、2030年以降は要確認」というイメージです。



📝 まとめ

MS&AD(8725)、いかがでしたか?

良いところ:

  • 13期連続増配という揺るぎない実績

  • 配当利回り約3.8%と市場平均の1.7倍

  • Q3時点で通期予想を超過達成

  • 政策株売却→増配サイクルが少なくとも2030年頃まで続く見込み

  • 東京海上HD比較で割安水準


注意すべきこと:

  • 純利益は年によって大きく変動する(自然災害・株売却の影響)

  • 2030年以降、売却益がなくなった後の増配継続力は未知数

  • 本業のコスト上昇(保険金・再保険)が続いている


『MS&AD(8725)』は、
こんな方に向いています。


  • 安定した増配実績を重視する高配当投資家

  • 現在の利回りを重視して早めにインカムを得たい方

  • 東京海上HDは高すぎると感じている方


投資は自己責任です。

購入前は、この記事だけでなく広く情報を集めるようにしてください。



📚 用語集

  • 配当利回り
    株価に対する年間配当の割合。3%以上が高配当の目安

  • 連続増配
    毎年配当を増やし続けること。13期=13年連続

  • EPS(1株利益)
    1株あたりの当期純利益。これが伸びると増配しやすい

  • PER
    株価÷EPS。15倍以下で割安の目安。低いほど利益に対して安い

  • PBR
    株価÷1株純資産。1倍が解散価値。1倍以下は特に割安

  • ROE
    自己資本利益率。8%以上が合格ライン

  • 政策保有株式
    取引先企業との関係強化を目的に保有する株式(持ち合い株)

  • コンバインド・レシオ
    損害率+事業費率。100%以下で保険引受が黒字

  • 再保険
    保険会社が巨大リスクを別の保険会社に転嫁する仕組み

  • 配当の崖
    利益を押し上げている一時的要因が消滅した後、配当維持が困難になるリスク



📎 参考資料

MS&ADが載っていた本


IR資料



最後までお読みいただき、
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