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【厦門旅行初日】福建省の洗練と、空港での「洗礼」

なぜ、今回の目的地が厦門(アモイ)になったのか。 理由は至ってシンプルだ。成田ーハノイの単純往復よりも、なぜか厦門を経由地に加えた方が、航空券が4割も安かったからである。

正直、航空券の価格システムには首を傾げるばかりだが、行先が増えて財布に優しいのなら文句はない。もしこの「逆転現象」の仕組みを知っている賢者がいたら、ぜひ教えてほしいです。

もう一つの理由は、以前利用したアモイ航空の印象が思いのほか良かったことだ。 日本の大手エアラインのような、どこかマニュアル的で慇懃無礼なサービスとは違う。もっと小ざっぱりとしていて、親しみやすい。「成城石井の店員さん」というよりは、近所の「マルエツのおばちゃん」のような、あたたかくて自然体な接客なのだ。この空気感が、私には心地よかった。

Trip.comでの予約にもかかわらず、座席指定もスムーズ。一番後ろの通路側を確保したが、運良く3列独占。ハノイで離陸して爆睡し、目を覚ました時には、もうそこは厦門だった。

「厦門は、想像以上に“ガチ”な中国本土だった」

入国審査(イミグレ)で、いきなり壁にぶち当たる。滞在先ホテルの住所を、中国語キーボードで入力しろという。……いや、無理だ。

困り果てていると、一人の職員がそっと手を貸してくれた。 「中国」に対して様々な先入観を持つ人もいるだろう。だが、日本に多様な人がいるように、中国にも親切な人はたくさんいる。最初から疑ってかかるのは、実にもったいないことだ。私は声を大にして言いたい。「私は、中国が好きだ」と。

無事に入国し、予約していたホテルの送迎車へ。 そこで「SIMカードが欲しい」と伝えると、空港内のショップへ案内された。提示された価格は、5日間で400元(約9,000円 ※執筆時レート)。

はい、来ました。ボッタくりプライスだ。

売人は「街中では売ってない。身分証も必要だ。SIMなしでキャッシュレス社会の厦門を観光するつもりか?」と、こちらの弱みを突いて脅しをかけてくる。 だが、私もそれなりの数の国を歩いてきた身だ。この手の脅し文句を吐く輩にろくな奴はいない。 「お前の脅し文句は全部記録したぞ。日本中にバラまいてやる」 売り言葉に買い言葉。ここで釘を刺しておかなければ、後に続く日本人が舐められることになる。我ながら、世界各国を旅行してきた経験によって、毅然とした態度ができました。

結局、あの手この手を使って、最終的には5日間1,000円でSIMを手に入れた。 その「攻略法」は……ここでは伏せておきます。気が向いたら有料noteにでもまとめようかな(笑)。

ホテルにチェックインし、事前に友人にインストールを手伝ってもらったアリペイの設定を格闘の末に完了。 その足で、街の中心部「中山路」へと繰り出した。

「すげぇ……キラキラすぎる。」
夜の街は圧倒的な光に包まれていた。

こんなにキラキラした街が日本にありますか?

私の中華料理好きのルーツの一つは、アメリカ放浪時代に食べた中華街の中華粥にある。 サンフランシスコの中華街の中華がゆが最高に美味しかったです。街角に「中華粥専門店」を見つけ、迷わず暖簾をくぐった。

姜太公回線砂鍋粥

注文したのは、エビとアワビの中華粥。一杯3,000円。 旅先で、ケチってはいけない。本物の体験には、喜んで対価を払うべきだ。

一口食べて、震えた。 豆乳ベースの優しくも濃厚なコク、そこに弾けるエビとアワビの旨み。名前の通り、生姜入りの粥が最高に美味しい。中国人の料理にかける情熱は一体何なのだろう。これまで食べたどのお粥よりも、間違いなく一番美味しかった。

エビとアワビのショウガ粥

やはり、漢字の国は落ち着く。「粥」と書いてあればお粥屋さんがわかり、「便利商店」がコンビニだと直感できる。

ホテルに戻る前、コンビニでジャスミンティーを買った。 さすがは茶の里・福建省。ペットボトルの茶葉の香りが、日本で飲むそれとは格段に違う。このクオリティが手軽に手に入るとは、恐れ入った。

北京シャングリラホテルの朝食でのジャスミンティーを思い出す

明日は、いよいよ街中をじっくり巡る予定だ。 まずはホテルの朝食バイキングで、さらに厦門の奥深さを探ってみたい。

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