【投資】なぜ米国株が好きなのか?
これまで自身の運用資産の多くを、投資信託や個別株を通して、米国株、日本株に振り分けてきました。結果として、これまで自身の運用資産を牽引してくれました。また、2024年から始まる新NISAでも、おそらくは自分のメインの投資先の1つとなろうかと思います。ではなぜ、米国株、日本株なのか?ここでは、まずは米国株について、なぜ自分がその投資対象のことが好きなのか整理したいと思います。
何よりもパフォーマンス
下記は米国株の代表的な指数、NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均、通称"NYダウ"、"ダウ30種平均"など)の過去20年のチャートです。ご覧いただきますとおり、主に3期間を除いてほぼ右肩上がりで上昇しています。他の指数であるNASDAQやSP500も基本的には同じです。下落している3期間というのは;
2007年後半から2009年初めにかけてのグローバル金融危機(いわゆる"リーマン・ショック")
2020年年初からのコロナショック
2020年からの利上げ
の頃ですね。
相場に絶対はありませんが、「ダウは基本右肩上がり」だと思っていた私は、自身の投資対象の多くを米国株に費やし、また上記のリーマン・ショック、コロナ・ショックの時には資金を追加投入してきました。
まあこれだけ右肩上がりだと、たびたび「史上最高値更新」とかってニュースも流れ、若干割高感も煽られる記事も目にしますが、まあ右肩上がりなんだから仕方ありません。それでも気にせず投資を継続し、現在に至ってます。

経営陣の株価・株主重視姿勢
前述の好調なパフォーマンスを支えてきた要因はいろいろあろうかと思いますが、個人的は、企業経営陣の株価上昇に対するインセンティブの大きさを評価しています。もちろんこれには賛否両論ありますが、経営陣のインセンティブと株主の利益が一致していることは、株主にとっては大事なことだと思ってます。
国際分散
「卵は一つのカゴに盛るな」という相場の格言があります。これは、卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした時に全部の卵が割れてしまうので、複数のカゴに分けて盛りましょうという、分散投資の重要性を唱えたものです。
その考えをもとに、投資対象国も分散したほうがいいということで、ダウのような単一国の株式指数ではなく、世界の株価指数で構成されたMSCI All Country World Indexに沿った運用を推奨されることも多いです。世界中の大手の機関投資家が自身の運用を行う際にも利用されるインデックスですので、そのクオリティについては疑念を挟む余地はありませんが、個人的にはそれでも米国株でいいんじゃないかと思ったりしています。その背景は以下のレポートに詳細が記載されています。
こちらのレポートによると、”2020 年には、S&P 500 構成企業の海外売上高比率は 28.7%となっており、その内アジア・オセアニア が 10.8%、欧州が 10.5%、南北アメリカ(米国を除く)が 4.9%、アフリカ・中東が 2.4%を占めてい ます。公益事業とヘルスケアを除くと、全てのセクターで海外売上高比率が 20%を超えています。海 外売上高比率が最も高かったのは IT セクター及び素材セクターであり、それぞれ 58%と 51%でし た。 S&P 500 構成企業は世界の様々な地域から売上を挙げているため、高い分散効果が期待できると言えます"、とあります。最近では米国企業の海外売上比率は20%程度とのことですが、これが数年前までは40%を超える水準でした。
そうです。極端な話を言えば、どこの国に収益機会があり、どこの国に投資をして利益を上げるかは、投資家である自分が判断するのではなく、企業経営者にお任せしちゃおうというものです。当然ながら、自分たちよりもより現場に近いところのほうが、どの国にチャンスがあるかを判断できると思いますし、またそれがその国の株価指数に反映されるよりも早く、米国の企業業績、ひいては米国の企業の株価に反映されるのでは、と思ってます。これは個人的な偏見も入ってますが、特に国を厭わずに世界中にビジネス機会を求めていくと言う点では、米国企業は他の国の企業に比べても積極的なような気もします。
ただし、この「国際分散投資を米国株を通じて行う」という考えで注意をしないといけないのは為替ですね。そこは、複数通貨に分散されるMSCI All Country World Indexと違い、USドル一本のリスクとなります。その辺の考え方については、またあらためて議論する機会があればと思ってます。
