砂浜に打ち上げられて、ピチピチと跳ねる魚のようだった。
5月24日
実家にいる。
淡々と時間が過ぎる。
理由を考えてみると、自宅では、ついつい予約録画してしまったテレビ番組のビデオを、追われるように慌ただしく観るが、ここではその時間がないのだ。
音楽と読書に集中できる。
近所のスーパーマーケットに買い物に行く。敷地内にある、キッチンカーの焼き鳥屋で、妻くんはまた焼き鳥を買う。今回は6本。
ももニンニクが旨い。
店主に、そろそろ顔を覚えられているのではないかと思う。
いつもお客さんがいないし。
部屋の中で、妻くんが寝そべっている。勢いをつけて、背中から起き上がろうとしている。何度かそれを繰り返している。
砂浜に打ち上げられて、ピチピチと跳ねる魚のようだった。
時代は変わる。文庫本のカバーも変わる。中学時代から繰り返し読んだ太宰治「女生徒」
今ではこの小説のネタになった女の子の日記が存在していることがわかっている。
清新な表紙。女生徒は雨の中、傘をさしている。

いいなと思ったら応援しよう!
サポートをいただけた場合、書籍出版(と生活)の糧とさせていただきますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
なお、ゲストのかたもスキを押すことができます!