私が尋ねると、私の母親が(死後の世界で)観ているかもしれないから、と妻くんは答えた。
1月15日
実家にいる。
大量の書籍、雑誌を運ぶ予定なので、新しい書棚を購入し、組み立てる。ダンボ―ルから出しながら、トゲが刺さったと妻くんが言った。指を見ると、針のような細いトゲが刺さっている。トゲはたいてい皮膚から先端がはみ出しているが、これは皮膚に埋め込まれている。ピンセットはあるが、挟む先が見えない。
ネットで調べた。2つの方法が出てきた。
①5円玉の穴をトゲの患部に強く押し当てると、トゲが浮き出て抜きやすくなる。
②小さじ1杯の塩と、カップ1/3の酢を入れ、ぬるま湯を注ぐ。トゲが刺さった指に浸す。ぬるま湯や熱湯で皮膚がやわらかくなり、刺さった部分の穴が少し広がる。
妻くんは実際にやってみる。うまくいかない。
とりあえず消毒をして、バンドエイドを巻いた。
お風呂に入って、皮膚がやわらなくなったら、またやってみる、と妻くんは言った。
NHKテレビの相撲中継をつけながら、妻くんは作業をしている。
「どうして相撲中継をつけているの?」
私が尋ねると、私の母親が(死後の世界で)観ているかもしれないから、と妻くんは答えた。
私の母は相撲中継が好きで、よく観ていた。そういえば、実家にいるときは、妻くんもいっしょに観ていたっけ。
本を読んでいると、トゲが取れた。トゲ部分を強く押し続けたらうまくいった、と妻くんが言ってきた。小さじ1杯の塩とカップ1/3の酢、ぬるま湯の効果が、少しはあったらしい。
夜、グレン・グールド「イタリア協奏曲(バッハ作曲)」を聴いた。もともとはチェンバロの独奏曲。
* 蛇足ですが、1月18日(日)、12時~15時まで、渋谷ヒカリエ8F、渋谷〇〇書店にて、めがね書林が店番をしますので、私も行きます。よろしく。
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