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🎻オケおじ理事の鑑賞記📖#36

どうも、オケおじ理事です!
オーケストラの演奏会の合間にも、リサイタルにはよくまいります。ヴァイオリンを保有する財団の理事ですが、今回は友人のお薦めピアニスト、角野未来(すみの・みらい)さんのリサイタルを聴きました。

角野未来 ピアノリサイタル

2026年2月11日

会場は浜離宮朝日ホール。結論から言うと「行ってよかった」です。
角野さんは現在フランスを拠点としてリヨン国立高等音楽院マスター課程で勉強しながら演奏活動をしています。逆輸入のいわゆる「外タレ」ですね(笑)。東大大学院卒という異色の売れっ子ピアニストで作曲家の角野隼斗(すみの・はやと)さんの妹です。
兄のような派手さはありませんが、「幼いころからしっかり練習を積み重ねてきたピアニスト」という印象でした。鍵盤をたたくその一つひとつの音に心を込め、ピアノの魅力を探し続けているのでしょうか。まじめで優しい人柄が音楽に反映されていました。

ピアノ指導者である母の手ほどきにより3歳からピアノを始めたそうです

プログラムも面白かったです。最初に演奏したのが、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」。「ドードーソーソーラーラーソー」で始まるあの曲を弾き始め、「これ、弾くの?」という空気で聴衆をつかみました。これが素晴らしい編曲で、一気にその後の期待が高まり、楽しくなりました。
前半はシューマンとシューベルトが作曲した曲をリストが編曲したという優雅な曲が続き、後半はプーランク、ドビュッシー、フランク。角野さんが学ぶフランスの音楽で、組曲を交えて聴きやすくて分かりやすい選曲でした。

自分の言葉で丁寧に書かれたプログラムノートも、曲の理解を促しました。
一度聴いたら忘れられない音…とでも言いましょうか。ピアノはヴァイオリンと違って舞台で演奏する楽器は自分のものではありません。それでも奏者によって音が違うって、奥が深いですね。まだ若いピアニストのこれからが楽しみです。