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忙しい。働くのが楽しい。クライアントワークが好きだからである

仕事がめっちゃ入ってくる。というか、契約している5社のうち3社が「うちに入ってきた案件をお願いしたい時に連絡しますね」という話になっていて、先方の都合やペースで相談が来る。なので仕事量が急に変動する。

いきなり「今からこれ対応してほしい」みたいなことは稀だけれど、たとえば現時点だと「来週この契約が決まったらお願いしたい」という話と「来週案件リストを送るので5社ほど引き継いでほしい」という話と「来週2社対応してほしい」という話と「平日13時に引継ぎミーティングをしたい」という話と「この件の進捗を追ってほしい」という話が重なっている。自分で書いていてどれがなんのことか分からなくなってきている。いったん忘れているだけで先方にボールがある話も色々ある。

案件管理リストは作るとして、忙殺されずに稼ぎたいならクライアントワークは卒業しろとか商品作れとかAI使えとか色々聞く。わかる。でもクライアントワークが好きなのだ。(AIは使える限りは使っている)

とはいえtoCや一人社長向けのサービスのみでは、お小遣い以上の手取りを確保することは難しかったので、現実的に割ける時間と労力で会社員時代よりも稼ぐため、toBの設計にはした。わたしはtoCの接客業務を8年やっていたので、最初は「心身の不調を抱えながら働きたかったら結局裏方か~」という気持ちもあったのだけど、いざ忙しくなってみるとtoCもtoBもやりがいはあまり変わらなかった。

2社におけるクライアントに対しては「そもそもどの補助金・助成金をどんな内容で申請するのか」というコンサル的なことをやっていて、それが時間と労力を食うのだけど、それこそが楽しい。相手の困りごとやこれからの計画に合わせて、オーダーメイドで提案をする。補助金・助成金は全ての企業に同じ制度が適用されるので、案件が重なればコスパがいい面もあるけど、結局クライアントが概要を理解できなければ意味がないので、相手の状況に合わせて説明やスケジューリングをしている。

こう書いてみるとマジめんどくさそうな仕事だけど、これを趣味でやっている。もちろん限界がある。先述の仕事とは別に労務サポートもしているのでこれ以上引き受けるのは無理だなと思うし、夕方から用事がある日に寝坊した時は精神的な余裕が失われたので、昼の定例ミーティングを飛ばしてもらった。仕事量はこれから調整していくしかない。

仕事を少しずつ増やすのは難しい。というかそれなりに収入を得られる仕事を取るのが面倒だったので、最初に仕事を爆裂に増やしてから、少しずつ減らしていくほうを選んだ。なので今は「クライアントワークを受けまくっているがゆえに結局めっちゃ忙しくなっているフリーランス」なのだけど、1社の事務を細々とやる主婦ワーカーを卒業して、個人事業主としてある程度の月商を目指す覚悟を決めてよかったと思う。

開業は誰でもできるし、覚悟も自由に翻せる。わたしは特別なことをしているわけじゃないし、退路も断たれていないし、そもそもわけあって家賃とかタダだし、気楽なもんである。何がどうしてこうなったのかというと、離職した成り行きでフリーランスになって、もっと楽しめるんじゃない? という予感がして、一度くらいもっと稼いでみたいと思って、自分ができることを最大限に活用して業務委託の案件に応募しまくったのが原因だから、単に躁傾向だったのかもしれない。

ただ事実として、働くのが楽しい。クライアントワークが好きである。なんか結局平日あんまり休めていなくても、引継ぎのために定例ミーティングが設定されても、その日3件目のZOOMミーティングを急に入れられても、やればやるだけ人が助かる。自分が交渉した分のお金をもらえる。ポートフォリオに書ける。類似案件が楽になる。

求められることが幸せだと感じるのは、育ちによる性分もある。こじらせれば身を滅ぼす。滅ぼしたことがある。心身を立て直すのに5年はかかった。だからといってこの性分を根本から治療するべきだとは思わないし、否定する気もない。適切な負荷と、心の充足と、必要な収入の額が均衡する仕事の量を、いつか掴むことができるはずだと信じて働いている。

SNSを眺めていると、「クライアントワーク」という言葉はしばしば否定的な文脈で使われる。けれどクライアントワークとは、接客が好きだったわたしが在宅でも自分の能力を発揮するためにたどり着いた、単なる働き方の一つなのだと思う。わたしはおそらく、生涯クライアントワークを主軸に収入を得る。AIによって消えるクライアントワークは山ほどあるだろうけど、その時はその時。またやりたい仕事を選ぶだけだ。

働くことが好きでよかった。

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小海いと┆8月16日まで夏休み 応援嬉しいです。いただいたチップを貯めて、旅に出ます。