見出し画像

和の切り紙で四季を旅する|読む・切る・飾る…無限大の喜びをくれた一冊【座右の書#3】

こんばんは✨
「座右の書|一生本棚に残す本たち」
という
少々大げさな名前のマガジンを立ち上げてしまいました、黄蝶です。




皆さまそれぞれに、
本屋さんに行ったとき
毎回引き寄せられるように眺めてしまう
書棚のカテゴリーはありませんか?

私の場合、

月の暦
和のこよみ
二十四節気七十二候
歳時記
年中行事
季節の言葉
✖️
丁寧な暮らし
先人からの暮らしの知恵

…この辺りのワードが掛け合わさった本棚に弱いです。

買うだけで「丁寧な暮らし」が手に入るわけじゃないと
気づいたので(笑)これ以上増やさないことにしてます😇


そんな私のアンテナがビビッと反応した本がこちら⇩

◼️和のこよみ切り紙〜二十四節気と年中行事を切る〜
◼️大原まゆみ
◼️誠文堂新光社

座右の書とうたっておきながら、こちらの本との出会いの瞬間は覚えていません。

気づいたら家の本棚にあり、
切り紙に必要な道具を買い揃えて、片っ端から切り始めていました。



2020年、
コロナ禍が始まったばかりの立春の頃でした。

書道を習いながら子育てをしていましたが、緊急事態宣言により小学校と幼稚園が封鎖。

自宅でしていた仕事(高校生の小論文添削)に向かう時間が取れなくなったことを理由に離職。

先の見えない不安のなか、
「手を動かして何かを作りたい」
そんなエネルギーを受け止めてくれたのが
この本だった気がします。



立春から始まる、季節の切り紙。
目次もすべて季節の順になっています。


作例のお写真もすてき✨
節気ごとの短いコラムにも
作家・大原まゆみさんの想いが込められています。



屋外の光にかざして撮影したり
アルバムに綴ったりして
自分なりの愉しみ方をしていました🪽

一点ずつ仕上がっていく喜び
一生忘れないと思います。


立春……梅、うぐいす
雨水……ふきのとう、桜草
啓蟄……桃とぼんぼり、へび、菜の花とモンシロチョウ
春分……チューリップといちご

材料の用紙は、
日本の色で作られた和紙折り紙を。
モチーフに合う色を考えて選ぶのも楽しい作業です。

立夏……ツツジ、鳥の親子、菖蒲
小満……サツキ、麦の穂、藤
芒種……稲とオタマジャクシ、あじさいとカタツムリ、ホタル
夏至……百合
小暑……蓮、七夕飾り
大暑……うなぎ、金魚、ひまわりと麦わら帽子
立秋……かもめ、ほおずき
処暑……なすび、へちま


そして「白露(9月8日頃)……きんもくせい」を最後に、切り紙を作る私の手はパタリと止まりました。

「書を揮毫して、それを元に製品化をしてほしい」
「うちの子と、その同級生たちに文字を教えてやってほしい」


いくつかの方面から依頼が舞い込み、
2020年秋から急激に忙しくなってしまったのが理由です。


ありがたい「忙しさ」の延長線上にて、翌年春に「書道スタジオMiTO」を開かせていただく流れとなったのでした。




開講から数年後、『MiTOの種』というタイトルで教室だよりを創刊。

あの頃
自分の行く宛もわからず、
こんなことばかりしててもいいのかな?
という頭の中の声を振り切るように
作り続けた文様たちが
『MiTOの種』の表紙になってくれました☺️


生まれて初めて切った「梅、うぐいす」
スキャナーで取り込んで、そっと重ねる。


今秋、再び切り紙を復活。
途中で止まっていた暦を、最後まで切り終えようと思います。


5年ぶりに、まずは3つのモチーフを。

線を写して
切り抜いて
開いたときの感動‼︎


腕は落ちていましたが、
なんとか完成しました。


シクラメン


白鳥


金柑の実


どれも冬を彩る、美しいデザインです。
残りの図案も、すべて転写し終えてあとは切るだけ。
向き合う時間を、また味わっていこう。




↑こちらの方がリニューアル版のようです✨

↑持っていないけど、他にも素晴らしい著作がたくさん!



今日は、まゆみさんの本と、切り紙を3つ
さらっとご紹介して終わろうと思っていたのに、こんなにロングな記事になってしまいました。


フォロワーさん、初めましての皆さん、スクロールさせすぎて指紋が消えてないか心配です。
ここまでお付き合いいただき
本当にありがとうございました!

日本の切り紙、折り紙の伝統美は
私たちの身近な暮らしにどこまでも寄り添ってくれるところが大好きです✨


大原まゆみさんの、
・とめどなく溢れるデザインのアイディア
・紙の感触
・色彩と形のハーモニー
何か少しでも伝わっていたら嬉しいです🥰


「稲とオタマジャクシ」
切り方に粗があっても
飾ってみれば愛着が湧きますよ^^






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集