見出し画像

「書く」から「飾る」まで ぜんぶの工程を体験できる書道教室へ


今は中学生の2人🎨華奢な背中が懐かしすぎます🥺


今日は
書道=総合芸術
というお話です。



忘れられない恩師の言葉があります。

『私の師匠が、こんなことを伝えてくれました。

「書というものの、究極の形態は
お茶室のお軸ですよ。」って。

私はいつもその言葉を頭に置いて作品作りをするようにしているのよ。』



お軸、というのは
床の間の掛物(かけもの)のこと。

淡交社 茶道文化検定公式テキストより


会社員時代に、社内の「茶道部」に籍を置いていたことがあります。
その頃はまだ書道にめざめていなかったので
掛け軸にしっかりと注目したことがありませんでした。


私の恩師の師匠、ですので
そうとうな権威(おそらく日展作家)の方から伝わった、ものの見方。

初心者同様の状態で学び始めた私に


長い長い書の道の果てに
私たちはどこへ向かっているのか?



深い示唆を与える言葉が降ってきた瞬間でした。



「書の役割は
その置かれた空間を柔らかく和ませることだよ」

という意味だろうか?

直感的にそう感じましたが
恩師に訊ねることはしませんでした。


今でもその言葉について
考えつづけています。




時は巡り
ご縁をいただき
書道教室を始めた私の頭に
真っ先に浮かんできたのは

作品を書きっ放しにするのは勿体無い。

子どもたちの手で

額装(表装)までさせてあげたい。


という想いでした。


ななみちゃん
自作の俳句

上手なイラストも添えてあります。

いとこたちと遊んでいるときに
見かけたぼたんの花が
とてもきれいだったそうです。


教室の壁に飾ってみました。
台紙やリボンも、すべて彼女のセレクト。


こちらはこうきくんの作品。
初夏の季語「青嵐 あおあらし」という言葉を選んで書いてくれました。


台紙の色は
カッコよく、黒🐦‍⬛


掛け軸、とは呼べないかもしれませんが
手書き文字の魅力あふれるオリジナル作品が
誕生しました。

こんなふうに
ノートを使って硬筆の練習をしたあとに、
時間の余裕がある日は
どんどん「物作り」へと手を動かしていく。

この日のななみちゃんとこうきくんは

◾️俳人 であり
◾️書家 であり
◾️イラストレーター であり
◾️デザイナー であり

1人何役もの体験をしたことになります。

百人一首も、ほのぼのと表現してくれました🐈


平面から立体へ。

文字の力が
壁面から飛び出して
誰かの心へ。

毛筆にも硬筆にも、
技術のあるなしに関係なく
「人の心に届くアート作品」としての可能性が詰まっているから🤍





書く喜び
作る喜び
飾る喜び
鑑賞される、という喜び


生徒さんが入塾されたその日から、
たくさんの種類の喜びが待っている教室として
存在できたらいいなぁ、と思っています。

はるちゃん、2年生の頃🤍





いいなと思ったら応援しよう!