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食品メーカーの中の人が面白いと思った今月の商品【2026年2月】

というわけで、月末恒例のその月に面白いと思った商品の紹介記事です。
もう3月ですけど! 気にしません!

例によって、これは私が2月中に見つけた商品であって、2月発売された商品ということではありません。
ずっと前から発売してても、単純に見かけた・認識したもので面白く語れそうなものを紹介していくコーナーということでご了承ください。

あと食品記事なんで、自社製品を紹介しているかもしてないかも……ということでPR記事みたいなものだということにご留意ください。

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それではいきましょー!


1.プルコギに合う炒め野菜セット(フードニア)

ぶっちゃけただのカット野菜です。


また狭いとこ突いてきたよな

カット野菜、もう立派な生鮮野菜の一コーナーになりましたが、本当に種類が増えました。元々はカットキャベツみたいなものしか置いてなかったんですが、サラダが並び、鍋用とか焼きそば用みたいなものが生まれ、そしてプルコギに合う炒め野菜ですって。

でもね、別に大したことないんですよ。玉ねぎ・キャベツ・人参・にら。焼きそばでも行けそうなんですが、ついに「プルコギ」とだいぶ絞ったところまで指定してきたのが面白いなぁと思いました。

前こんなツイートをしたときに結構反響あったんですよね。

人間は一日何千回と選択を迫られているわけですが、ご飯のメニューとか最たるものですよね。上記のツイートの例や味付け肉なんかもそうですが、「もうこれ焼いておしまい!!」で終わってくれるならどれほど楽か。

このカット野菜キットを目にして手に取った人は、きっと精肉コーナー言って味付けのプルコギ肉も取って帰るんですよ。「野菜もとれる主菜決まったー♪」と思いながら。なんとなく満足度が高そう。

そんなわけで、商品そのものというより売り方を相当絞ってきたところが面白かったです。なんかこの流れは他のメニューでも来そうな気がします。ホイコーロー用とか、麻婆春雨用とか。

2.ピルクル エイジングライフ(日清ヨーク)

最近バンバン新シリーズを投入しているピルクルの新シリーズです。
エイジングライフて。

なかなか前衛的なデザイン

謳っている機能性表示は「記憶力」と「肌の弾力」。有効成分はDDMP(2,3-dihydro-3,5-dihydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one)と乳酸菌 NY1301株(Lactobacillus paracasei subsp. paracasei NY1301)。
noteは斜体も下線も引けないんだ、すまんね。

乳酸菌はさておき、DDMPは初めて聞きました。自社開発素材なんですね。ポリフェノールに似た抗酸化成分だそうで。まぁ確かに化学式はそんな感じね。思ったより小さいけど。

日清ヨークのHPより引用

乳酸菌飲料はヤクルト1000以来だいぶ大人も飲むようになってきた、ということなのかもしれません。なんか子供向けの飲み物だったじゃないですか、こういうの。

そのヤクルト1000はだいぶ苦しんでいる感もありますが、対照的に日清ヨークはイケイケです。単価安いもんなー。ヤクルト1000とピルクルミラクルケアで同じ効果を謳ってたら、そりゃミラクルケア買うよ。

ミラクルケアだいぶ調子よかったのか、そのあともどんどんピルクルファミリーはここ数年でバリエーションを増やしてきました。グルコサミンを含む「ひざアクティブ」、酢酸菌GK-1を含む「免疫スタイル」、そして今回の「エイジングライフ」。

……なんていうか、明確に高齢者を狙ってません??

まぁ効果はさておき、面白かったのは商品の容器です。見てくれこれ。

なんでわかりやすい違い!

透けてない!!
隣のCa&Vと比べてもらうとわかるんですが、これ遮光容器使ってるんですよ。乳酸菌飲料らしくない。

これたぶん、DDMPがめちゃくちゃ光に弱いんだと思います。そうとう酸化されやすいんだろうな。
なので、他の商品と比べてフィルムも相当カバーしてます。下の部分まで覆ってるもんな。

ピルクルHPより。差は歴然。

抗酸化物質って結局自分が何かの身代わりに酸化されることで酸化を防ぐんですけど、身代わりに酸化されるというのは、他の物質より酸化されやすいから身代わりになれるんですよね。で、光によって酸化が引き起こされるケースはめちゃくちゃ多いです。で、たぶんDDMPがそう。

味ですが、なんか無だった。知ってる乳酸菌飲料の味は片隅にだけあるんだけど、あとは無だった。まずいわけではない。美味しいわけでもなかった。
これがDDMP(を必死にマスキングした味)なのかなぁ…。

そんなわけで、パッケージを見るとそういうところまで何となく想像できてしまうよ、って話と、ピルクルは高齢者狙ってるのかなーって話でした!

3.ひでき(三島食品)

なんかちょっと話題になってましたよね。僕も軽くつぶやいたような気がします。

今回はオレンジ。シールがついていますな。
ちゃんと全部買ってますよ僕は。

三島食品といえば「ゆかり」で、もうたぶん日本が消滅するまでゆかりはスーパーのふりかけコーナーに並び続けると思うんですけど、「しげき」でまた脚光を浴びてから、気づけばいろんなスーパーでたくさんの種類を見かけるようになりましたよね。ネーミングで勝ってるよな。

そんな中、今回の「ひでき」は三島食品のラインナップで初めてデザイン崩してきた商品でした。

「で」に「じ」が隠れてる。
これがやりたくてこのネーミングだったのでは??

味としてはうまみの強い系ですが味が濃いわけでなく、いつもの三島食品のようなインパクトがある感じではなかったです。でも逆に、汎用性が高くて飽きがこなさそう。

あとこれ、ふりかけじゃなくてご飯に混ぜて使うタイプなんですよね。まさに乾燥した塩昆布みたいな感じで使ってください、という感じ。ひじきだけど。塩昆布ほど塩が強くないのはいいところかも。おいしかった。

4.和のボンカレー(大塚食品)


レトルトカレーコーナーに売っててちょっと目を疑った。
パッケージ見てくれこれ。

な、なぜ…

カレーうどん!?
カレーライスではなくて、カレーうどん!?

なんかよく蕎麦屋さんのカレーはおいしいと聞きます。そばの返しや出汁を使った和風カレーが好きという人も多いでしょう。そういうカテゴリーなんですが、レトルトカレーのパッケージにうどん使うのは初めて見たわ。

パッケージの左上の片隅に「ごはんにも!」と書いてある。お前がメインちゃうんか。

違うんです。これもう明確に麺類を狙ってるんです。だって裏面もこんなだもん。

うどん>ほかの麺類>>ごはん

これは結構新しいというか、勝負に出てるなぁと思いましたね。レトルトカレー売り場でカレーうどん訴求ってなかったよなぁと。

ただなんで無かったかを考えると、米って大抵あるじゃないですか。炊いてあったり、あるいは冷凍してたり、レトルトご飯でも。レトルトカレーの簡便性に合わせられるくらい簡単に用意できるというか。

これをうどんでやろうとすると流水麺くらいしか思いつかないんですよね。だいたいはその場で茹でることを強いられるわけですよ。カレーはレンチンなのに麺はお湯。簡便性に隔たりがあるというか。まぁ流水麺使えばいいのかもしれんけど。冷たいけど。

そんなわけで、ハウスとかエスビーも「気付いてはいたけどあえてやってなかった」のがうどん推しなんじゃないかな……と、そんな妄想をしながらレジを駆け抜けました。

と、ここまで書いたところでXにて「冷凍うどんをレンチンすることを想定しているのでは?」というご意見をいただきました。
お、おお、圧倒的に正しい気がする…カレーうどん行ける気がするで…。

さて味ですが、その名の通り出汁感はある。その分あまりカレーらしくないというか、優しい味でしたね。

そしてやはり麺にかけることを想定しているようで、粘度が低いなぁと思いました。はい、僕はごはんで食べたんですけど。このためにうどん茹でる気にはならなかったね……。

まぁよくわかんないけど、一品くらいこういう商品あっても面白いと思います。大きくは跳ねないと思うけど、和風カレー自体がよく考えたらあまりないから、この辺は深堀したら面白いのかも。

それではまた来月!

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