9.小学生でもわかる「三位一体」
キリスト教の三位一体は、父と子と聖霊です。三位一体の教義は非常に重要とされています。
イーストン聖書辞典は、三位一体についてこう説明しています。
聖書にはない言葉であるが、三つの異なる人格に存在する神の一致の教義を表現するために用いられる。この語は、テオフィロス(A.D.168-183)が最初に使用したGr.trias、またはテルトゥリアヌス(A.D.220)が最初に使用したLat.trinitasに由来する。
なぜ聖書が教えない教義が「非常に重要」なのでしょうか。
三位一体を取り入れた理由
キリスト教会は、三二五年の第一回ニカイア公会議で、三位一体論は正統教義であると決定しました。
二世紀の神学者テルトゥリアヌスは、異教の教えを持ち込んだことを認めています。
異教の教え、三位一体を取り入れた理由は、当時のスタンダードだったからです。これでより多くの人をキリスト教に改宗させられます。平たくいえば人気取りです。
難しく考えれば考えるほど「正解」から離れていってしまうのは、三位一体も同様です。
難しく考えすぎる、または単にそういうものなのだ、と信じると、背教行為につながっていきます。キリスト教徒の方のブログでは、三位一体を「三つすべてが同じ一つの神なんですよ」などと書かれていたりするのですが、この説明によって直に父と子の存在を否定しています。
三位一体のテンプレ
三位一体のルーツは、ニムロデ、タンムズ、セミラミスです。
エジプトの三位一体はオシリス、ホルス、イシス、ギリシャではゼウス、アポロン、アテナ、インドではブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ、ローマではジュピター、マルス、ヴィーナスです。
古代からつづく三位一体のテンプレをまとめます。
一人は父、一人は母、一人は息子。
息子は母の夫でもある。
息子は父の化身。
三つはすべて神として神格化されている。
しばしば三つの神は一つの神とされる。ある場合は一人の神が三役を演じ、三つの頭を持つ神として描かれる。
ときに母と息子が単独で崇拝される。
繰り返しになりますが、これらは人間を神とするための教義です。言い訳といってもいいかもしれません。
ニムロデは神なのに死にました。この男が不老不死、または太陽のように蘇ることができる超人であったならば、そこで話は終わりです。そのままで人気者、ややこしい教義はいりません。あっさり世界制覇できたでしょう。
ですが人間は生き返ることができないので、息子が生まれ変わりとされます。乙女であり母である美しい女(セミラミス)の神秘的な愛によってです。そして父は冥界に暮らし、死者の魂を司ります。
美しい女は単純に好まれるので、女神崇拝もふつうに行われます。
神々は神秘的に星々に結びつけられます。もともと星と神はイコールでした。シュメールの線文字では、「神」をあらわす記号は星型に並んだ線です。
占星術は、神(邪神)と星を同時に学ぶ学問です。どこまでいっても科学になりきれないのは、宗教や神話と不可分だからです。
裏に潜む真の神
最初の三位一体は、太陽の三つの段階を崇拝するものでした。

三位一体は、三角形であらわすことができます。
三角形のそれぞれの点は、太陽の状態を示しています。下辺の両端の片方は昇る太陽、片方は沈む太陽です。頂点は中天の太陽です。
三角形に当てはめられた神は、当然ながらどれも太陽です。エジプトでは、ホルスは昇る太陽、ラーは真昼の太陽、オシリスは沈む太陽に分けられていました。
一見三人の神ですが、どれも太陽です。つまり太陽とは、邪教の上層部が真に崇拝している神、サタンをあらわしているのです(画像の円)。

信者がどの神(パフュームのだれか)を推そうと、結局はサタン(中田ヤスタカ)を崇拝していることになります。そのつもりがなくてもです。
邪神崇拝は隠れて行うものなので、ニムロデもマルドゥクも、ほかの邪教の神々も、表向きはそれなりにまともです。祭司はある意味真剣に邪神、サタンを崇拝しているので、太陽と三位一体のような教義、裏設定をこしらえなければならないのです。この裏設定がなければ、単にいろんな神々を崇拝しているだけ、ということになってしまいます。サタンに怒られます。
天地創造の際、神は六日働き、一日休みました。本来の安息日は日曜日から数えて七日目、土曜日です。
邪神、サタンはすべてをひっくり返しますので、六、一、のサイクルを後ろ(土曜日)から当てはめます。すると日曜日が休みになります。キリスト教徒はクリスマスと同様、イエスが復活した日として、日曜日を安息日としています。
日曜日はサンデー、太陽崇拝です。
こういった裏設定がオカルトと呼ばれるものです。ヴィーナスは卵から生まれたので、卵はシンボルとして使用されます。この卵はオカルト的にはノアの方舟を指します。ふつうの人は「どうして方舟?」「そもそもなぜ方舟と結びつける?」と思うわけですが、邪神、サタンに真摯に(そしてこっそり)向き合っているからこそ、オカルティストたちはあれこれ考えるのです。
そして裏設定満載のシンボル(三角形など)を世に送り出します。三角形を使用する企業やアイドルが好きになったら、その人は邪教の信徒です。
獣の数字
ヨハネの黙示録十三章にはこうあります。
ここに知恵がある。思慮のある者に、その獣の数を数えさせよ。それは人の数である。そしてその数は六百六十六である。
キリスト教徒はサタンについて言及するときなどに、よく獣の数字を持ち出します。また、陰謀論好きの方にはおなじみの数字です。
正三角形の三つの角は六十度です。バビロニアでは六十進法が採用されていたのですが、一時間は六十分、一分は六十秒、丸い壁掛け時計は三百六十度(六十×六)です。

またバビロニアでは、三十六の最高神を崇拝していました。一から三十六の数字を足すと六百六十六です。
これが獣の数字で、思慮のある人はこの(オカルトの)知恵を知れ、ということです。
知ると、やたら三角形が出てくる宗教(企業、アイドル)は裏でサタンを崇拝しているのだ、とわかります。すると拒否したり告発したりできます。
ふつうは「ただの数字じゃん」「ただの三角形じゃん」で済ませるので、邪神としてはしてやったりです。
また、666が隠された三角形などのロゴを使うことで、オカルトのネットワークを構成することもできます。わかる人にはわかる、というやつです。
三千年以上前のヒンドゥー教の聖書のひとつ『プラーナ』には、次のような一節があります。
三人の主よ、わたしが唯一の神を認めることを知れ。
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