【辛口注意】食事を人生の楽しみにしてはいけないというお話
はじめに:嗜好としての食事
今回は健康に生きていく上では食事を人生の楽しみにしてはいけないというお話をしていきます。ちょっと辛口なのでご注意を。
「美味しい食事こそ人生の楽しみでしょう」と否定されそうですが、優先順位のお話だと思ってください。かく言う僕も、程よい油が乗った肉で米を頬張ったり、甘いスイーツとコーヒーで至るのは大好きです。食事を美味しく食べることや、美味しく作られた料理を楽しむ瞬間は心が豊かになりますし、人生の楽しみの1つではあります。
しかし、食事の本来の目的である必要な栄養の摂取と健康は切っても切り離せません。そこを見誤るとエライことになります。
誰もが知りつつも実感できない「栄養不足」
…と言っておいてなんですが、食事は本来栄養のためということは誰でも知っていると思います。そうでなければ、食べる量や野菜の有無を気にする人はいないはずです。それは親や義務教育の課程で教えられてきた"常識"だからです。
では何故こんな警鐘を鳴らしているかと言うと、栄養を重視しなければならないという実感が湧かないが故に、「分かっているつもり」で実際はできていない状態が一般になっているからです。
実際のところ、栄養を重視した生活をしていなくても生活は送れます。ところが、美味しいことを最優先にした食習慣を続けていると、栄養が欠乏してくることで風邪を引きやすくなったり、太りやすくなったりといった体質の変化が現れます。問題なのは、こういった体からのサインを運や季節、歳の影響という当たり前で片づけてしまうことにあります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/18/backdata/01-01-02-08.html
結果として、中年期~高齢期になるにつれて体の機能が限界を迎え、生活習慣病を発症する割合が高くなるということです。上記グラフは糖尿病及びその疑いがる人数の推移と年代別の割合を示したグラフです。この疾患率の差は、単に日本が高齢化社会だからでは説明がつきません。それだけ、健康を気遣っているようで実際は健康でない方が多いのです。
身体の不調や衰えは「当然」ではない
「歳をとれば体が弱くなるのは当たり前なのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに、健康か否かに関わらず人間の身体は間違いなく衰えていきます。どんなに健康であってもやがては老衰してしまうことに間違いはありませんが、その衰えは必ず食い止めることができます。
例えば、あなたの腰が曲がり、階段を手放しで歩けなくなった高齢者の方はいらっしゃいませんか?「それはお年寄りなんだから当然」なのでしょうか?
こちらは91歳でなおトライアスロンに挑む稲田弘さんのインタビュー記事です。毎日の食事の内容は変えずとも豊富な食材から必要な栄養を摂っていることが窺えます。もちろん、ご本人の運動量や体質による部分もありますし、マネできるものでもないにせよ、正しい栄養バランスがこの偉業を支えている大きな要因であることに異論はないでしょう。
一方で、栄養に目を向けてこなかった方ほどお年を召してから姿勢の変化や運動能力の低下が顕著になります。姿勢の基盤である骨や、それを支える筋肉の材料である栄養素が長年不足しているのです。
ちなみに、筋肉や骨に限って考える場合、おおまかには
タンパク質
ビタミンB群、特にB6(タンパク質の代謝)
ビタミンC(タンパク質&鉄とともにコラーゲンを合成)
ビタミンD(骨の強化、カルシウムの吸収)
鉄分(コラーゲン合成)
亜鉛(細胞の増殖や分裂に必要→いわゆる新陳代謝)
が不足していることが多いです。ちなみに、骨=カルシウムのイメージが強いですがカルシウムだけではどうにもなりません。
最後に:食事との向き合い方
冒頭にも述べましたが、食事は美味しく楽しんだ方が心が豊かになりますし、そんな日常は幸せそのものです。しかし、栄養を無視し続ければ未来の健やかな幸せを奪いかねません…というのが今回僕がお伝えしたいことなのです。
要は、本来の食の幸せとは、美味しいものを食べ続けることではなく、必要な栄養素を摂りつつできるだけ美味しく頂くというシンプルな食生活を送ることなのです。お菓子はもちろん、ハンバーガーやこってりラーメンは嗜虐品として楽しみましょう。
どんな栄養がどのくらい必要で、何から摂ればいいのかを記憶するのは大変なので、便利なサイトやアプリを利用してそこは楽をしちゃいましょう。
僕がよく使うのはこちらのカロリーslimです。
栄養豊富で美味しい食材・料理はたくさんあります。この寒い季節です。
ひとまず、鶏肉や白身魚、ネギにキノコなどをたっぷり入れたお鍋なんていかがでしょうか?
これからも皆さんの体と心の健康を後押ししていきます!👍
以上、元警察官パーソナルトレーナー
「いってつ」がお送りしました。
