IT担当がいない会社が“最初にやるべき3つ”──今日から会社のITリスクを確実に下げる方法
※記事の最後に、内容を30秒でまとめた動画も紹介しています。
「IT担当がいない…。何から手をつければいいのか分からない」
そんな不安を抱えたまま、日々の業務をなんとか回している中小企業は少なくありません。
実はこれ、特別な話ではなく “どの会社でも起きている日常の困りごと” です。けれど、表に出づらい悩みでもあります。
でも、大丈夫です。
IT担当がいなくても、会社を守るために最初にやるべきことは3つだけ。
難しい技術は不要で、今日から取り組める内容ばかりを、できるだけ分かりやすくまとめました。
① アカウントの整理
「誰が何を使っているか」を見える化する
最初の一歩はとてもシンプルですが、多くの企業で放置されています。
社員はどんなクラウドサービスを使っているか
メール、勤怠、会計、ファイル管理のアカウントは整理されているか
退職者のアカウントが残ったままになっていないか
アカウントが整理されていないと、退職者が今もログインできるという危険な状態が普通に起きます。
まずは紙でもExcelでもOK。
会社で使っているサービスとユーザーの一覧を作ることから始めましょう。
② アクセス権の見直し
「見なくていい人が見えてしまう」をなくす
中小企業に多いのは、次のような状態です。
個人情報フォルダが全社員に見えてしまう
社長フォルダがなぜか一般社員でも開く
共有フォルダが整理されておらず、迷子だらけ
これは小さな問題に見えて、実は 情報漏えいの入口 になり得ます。
最低限、次の3つだけでも設定しましょう。
社員ごとに「閲覧」と「編集」を分ける
個人情報や給与ファイルは関係者以外アクセス不可
社外共有リンクは必ず“期限付き”にする
特別な知識はいりません。
「見ていい人」と「見てはいけない人」を線引きするだけでリスクは大幅に下がります。
③ バックアップの仕組みづくり
“消えたら困るもの”を必ず守る
バックアップは難しいと思われがちですが、考え方はとても単純です。
消えたら困るデータは、必ず2箇所に保存する。
おすすめの組み合わせは次の2つ。
クラウド(OneDrive / Googleドライブ)
外付けHDD(信頼性の高いもの)
逆に、USBメモリだけは絶対にNGです。
紛失・破損・ウイルスのリスクが高く、復旧も困難です。
◆ IT担当がいない会社では「点」ではなく「仕組み」で守る
IT担当がいない会社では、どうしても“人任せ”の管理になりがちです。
でも実際は、
仕組みで守る=担当者がいなくても継続できるIT管理
これこそが小規模・中小企業に最適な方法です。
たとえば、
アカウントをExcel管理 → 月1回見直す
フォルダ権限は「閲覧」「編集」を必ず分ける
バックアップは自動化して“勝手に守られる状態”を作る
この3つが整うだけで、事故の9割は防げます。
まとめ:最初の3つだけで、会社のITリスクは劇的に下がる
アカウントを整理する
アクセス権を見直す
バックアップをとる
この3つは、IT担当がいない会社でも必ず実行できます。
そしてこれだけで、会社のIT環境は“守られる状態”に一歩近づきます。
ITは「難しいもの」ではありません。
小さな改善の積み重ねで、安心して働ける環境が作れます。
◆30秒で要点だけ知りたい方へ
この記事の内容を、30秒のショート動画にまとめました。
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