【葬送のフリーレン】テーマのリフレイン:種族の違い② ドワーフ
漫画「葬送のフリーレン」には、様々なリフレイン(繰り返し)が組み込まれています。それらを意識しながら読み進めるのも、この漫画の一つの楽しみだと考えています。リフレインの種類についての概要はリンクを参照して頂き、以下では具体例について紹介します。
対象は単行本全10巻97話までですので、ネタバレを避けたい方は読むのを止めて下さい。
本記事で紹介するのは、テーマのリフレインの「種族の違い」です。
本記事は、以下リンクの続きになります。
「種族の違い」について
漫画「葬送のフリーレン」では、いくつかの種族が登場し、種族に特有の性質や、それに影響された言動・行動が、所々で描かれています。
それらを整理することで、種族への理解を深めていこうと考えています。
本記事では、人間を比較の起点として、ドワーフの特徴を記載します。
ドワーフの代表例
単行本10巻の時点で、葬送のフリーレンに登場するドワーフは、主に4人います。
アイゼン
フォル爺
ファス
ゲーエン
ドワーフ個体の特徴
寿命
ドワーフの寿命は300年くらいです。

身体的特徴
一目でわかる特徴はありませんが、ドワーフは大人でも比較的身長が低い人が多いです。
また、立派な髭を有している人が多いです。
ただ上記の特徴は、人間の老人ヒンメルにも当てはまるので、見た目で厳密に見分けるのは難しそうです。

また、人間と比較して身体的な変化が少ないです。
ただ変化が少ないと言っても、エルフよりは変化があります。
以下の場面では、約80年間でのアイゼンの変化を表していて、全体的には変化してないように見えて、腕はすっかり老化により細くなっています。


精神的特徴
現時点で、人間と比較して特徴的なところはありません。
ただ強いて言うなら、1つの目的にずっと従事しているドワーフが多いので、頑固でマルチタスクが苦手なのかもしれません。

価値観
表現は難しいですが、真面目で律儀な人が多いと思います。
以下の場面は、フォル爺が村を魔物から守る理由を語っていて、亡き妻との約束を律儀に生涯守っている旨を勇者一行に伝えています。

またアイゼンは、勇者一行の冒険が脇道に逸れそうになったときには、真面目に本筋に戻そうとする役割でした。

さらに、ドワーフは伝統を重んじる傾向があります。
以下の場面では、アイゼンは死後の世界に関して、数千年前に主流だった、無に還るという考え方を継承しています。

ドワーフ集団の特徴
集団の大きさ
具体的な記述はありませんが、現代のドワーフの全体の個体数は少ないと考えられます。
根拠としては、フリーレン一行の旅にて出会ったドワーフが、4人しか居なかったことです。
集団内の自然増加
現時点で記述がないため、どの程度子孫を残す能力があるのかは不明です。
コミュニケーション
・現代では個体数が少ないので、種族内のコミュニケーションはほとんどありません。
統治機構
ドワーフの集落に関する記述が少ないため、集団内の統治機構については不明です。
文化・習慣
ドワーフの集団での生活の描写が少ないため、どんな文化や習慣があったかはわかりません。
ただ以下の引用では、アイゼンが昔からの風習を守っており、このことからドワーフの集落では、何らかの独自文化や習慣は存在したと考えられます。
以下の引用にある、ハンバーグを誕生日に贈る習慣も、もしかしたらドワーフ発祥の文化である可能性があります。
そういえば誰かの誕生日のたびに、馬鹿みたいにでかいハンバーグを作っているけどこれなんなの?
これは俺の地方の風習でな。精一杯頑張った戦士を労うための贈り物だ。俺からの誕生日プレゼントみたいなものだ。
またドワーフは、一般的に鉱夫が生業だと考えられています。

とはいえ以下の場面のように、ノルム商会の雇っている鉱夫にドワーフは居ませんでした。
つまり現代においては、相当ドワーフの数自体が減ったか、または剣士や建設業など、別の肉体労働の職業に移ったと考えられます。

ドワーフと他種族との関係
人間
現代においてドワーフは、数が多くて敵対的ではない、人間と交流することが大半です。
以下の場面では、人間と日常的に酒を酌み交わしている描写もあり、ドワーフは人間社会に深く馴染んでいると思われます。

フォル爺は村の人とほとんど会話をしていませんが、それは種族というよりかは、老齢によるところが大きいと思われます。

エルフ
エルフも人間と同様に、ドワーフと敵対的ではないので、たまに交流することがあります。
寿命の長いエルフとは、昔話を語り合う長寿友達になりやすいと思われます。

魔族
魔族とは敵対関係だが、ドワーフ側が積極的に魔族と交戦することはないと思われます。
フォル爺のように、襲われたら守るというスタンスだと思います。
ただ、魔族によりアイゼンやゲーエンの村が襲われており、家族や同胞が亡くなっています。
魔族側がドワーフの村を意図的に狙ったかはどうかは不明です。


ドワーフまとめ
個体
・寿命
300年くらい
・身体的特徴
大人でも比較的身長が低い
立派な髭を有している
身体的な変化が少ない
・精神的特徴
人間と比較して特徴的なところはない
強いて言うなら、頑固でマルチタスクが苦手
・価値観
真面目で律儀
伝統を重んじる
集団
・集団の大きさ
個体数は少ない
・集団内の自然増加
不明
・コミュニケーション
現代において、種族内のコミュニケーションはほとんどない
・統治機構
不明
・文化・習慣
どんな文化や習慣があったかは不明
何らかの独自文化や習慣は存在した
ハンバーグを誕生日に贈る習慣はドワーフ発祥の文化の可能性もある
一般的に鉱夫が生業
他種族との関係
・人間
現代において、人間と交流することが大半
人間社会に深く馴染んでいる
・エルフ
たまに交流することがある
昔話を語り合う長寿友達
・魔族
ドワーフ側が積極的に魔族と交戦することはない
以上でドワーフについては一旦終わりますが、まだ抜けている観点があると思うので、コメントにて教えて頂けるとありがたいです。
長くなりましたので、他の種族に関しては以下記事にてまとめました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
