全力で恋愛ものを書いた結果、ホラーSFになった話。
~長編小説「シュレディンガーはたぶん猫。」あとがきに代えて~
ずっと小説更新にばかり追われていたので、久々に「小説じゃない」文章の更新になりますね。いや、本当、余裕なさすぎて申し訳ないです。
特にエッセイ的な方向とか猫とか植物をお求めの方にはわけが分からないよね!いきなりSF風味ホラー書き始めながら終わらない終わらない~!とか発狂しているわけですからね。ビックリしますよね。
↑の作品で創作大賞2024、ホラー小説部門に参加しておりまして、何とか全34話、最後まで書き上げて完結しました。14万字なので量的にかなり大変とは思いますが、お手すきの際にでも覗いて頂けると幸いです。
今後はまたマイペースに猫とか植物について語りながら、しばらくゆるっとしたいかなと。いや…さすがに今回は根を詰めすぎたよね…。一時期ずっと鼻血出続けたり体温調節機能狂いまくって冷えと熱気に交互に襲われたり、外に出たらあと一歩で熱中症な状態だったからね。さすがに少し休みたいですね。約10年ぶりに全力限界連載なぞして、はしゃぎ過ぎたよね。
というわけで、以後は最後まで読まれた方向けのあとがきになります。まだ小説途中までしか読めてない!な方やネタバレ苦手な方はお気をつけ下さい~。
みんなでハッシュタグ #創作大賞2024あとがき集 をつけて、盛り上がりませんか?
そして↑のみくまゆたんさんの「ハッシュタグ #創作大賞2024あとがき集 をつける」という企画に参加させて頂こうかと。素敵イベントありがとうございます…!
読んで頂きありがとうございました!
まずは、この長い話を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!!もう何万ものたくさんの作品があって、しかも上限14万字の長編ってだけで手を出す方がかなり限られると分かっているので、読もうと思ってクリックして下さった時点で、かなり高めのハードルをクリアして下さっているわけで。
書いている本人としてはひとりの戦い過ぎてずっと「大丈夫なのかこれは…」と青ざめている状態なので、更新するたびに追って下さる方がいらっしゃると分かるのが、本当背中を推して頂いてて、かなりの救いでした。感想・反応・応援も嬉しかったです!もっと反応頂けるとさらに嬉しいです、へへへ。しれっとおねだりしときます…。
正直、恋愛もののつもりでも書いてました、私。
この作品はホラー小説部門での参加で「SF系ホラー(虫系)、BL表現有り」と但し書きして始めたわけですが。私としてはこれ「広義の恋愛もの」としても書いたつもりです、実は。
いや、うん、さすがに澄んだ瞳で「恋愛小説部門で参加します!」とは言えんかったんよ…。そこまでゴリ押せるほどの心の強さはなかったよね。
さすがに私であってもそれなりの分別くらいはあるよぉ…。笑。
とはいえ、ホラーのジャンルとして見ても、こう定番のホラーから少し外れた変化球としか言えなくて、むしろ「暴投しやがったかな?」くらいの状態で、「第1話読んだ時の異形ホラーとしての期待とは全く違う方向に行かれちゃったな…残念」って思われてる生粋のホラーファンの方たくさんいそうだなぁ…。
恋愛ものとしても、やっぱり今は男女でも男男でも女女でも溺愛が主流とは思うので、どうなんでしょうね、これ。笑。
そもそも男女と男男と女女は混ぜるな危険!派の方も多いと思うんですよ。なので、もしガッツリと「恋愛小説部門」で書いてたなら、男女と男男と女女、それぞれどれかを強めに切り捨てる形でいくことになったと思うんですよ。
ただ、今回はあまりそうはしたくなかったんだよなぁ~…。あくまでも場に同時に成立している状態にしたくて。でもそれは恋愛ものとしては読者のストレス値がすごい高いというか。ヒーローとか攻とかがかっこいい!カップルふたりの密接な関係性が尊い!みたいな萌えに全く集中できないから。なので、あえて恋愛ものですと銘打つことをやめたのでした。
なので、ホラーというジャンルの「怖ければ、まぁ何でも大丈夫ですよ~」な感じに完全に胸を借りたというか。恋愛の執着の怖いやつ、という方向になりましたね。ホラーやミステリー界隈の方なら、文脈がホラーやサスペンスであればひとまず読んで頂けるのでは?と。
あとは。実は私が「こういう心身が異形の奴らの恋愛」じゃないと、胸に情熱を持って書けないんじゃないか説ですね。女×男とか、人でなし状態とか一部常識失ってるとか、いわく「オーソドックスじゃない恋愛」のが書いてて楽しくてときめくんだろうなと。
でもまぁ、SF強めだよなコレ。
で、SFホラーと銘打ってるわけですが、私、自分が思ってたよりSF属性わりと強めの人間だったんだな…と。今回はSF小説部門の募集はなかったじゃないですか。だから自然と「じゃあジャンルとしてはホラーだな」って考えてたわけですけど。
書き上がったものをよくよく見ると、むしろ「恋愛とホラー系SF」だったのかもしれない…?
全然自覚できていなかった。だから直球のホラー見よう!と思って読まれた方にはいくらかミスマッチだったかもですね…。だってSFとか書いたことなかったんで…実はわりと書けるんやな?とも感じていなかったですね…いや読むの好きな自覚はあったけど、書く方での自覚は全然なかった。
これ、もしかしたら、ホラー増してホラー系の賞に投稿するんでなく、SF増し増しに修正してSF系の賞に投稿するべき作品なのかもしれないですよね…本来は。
実はホラーに寄せる&文字数制限のためにSF部分をだいぶ削っているので、今後改稿するならその方向メインになる気がしています。あと、「これは番外編とかで」と切った部分は大体シュレ関連のSF描写なので、番外編書くならこれもSF要素増しそうですね。
圧倒的猫軍を操るシュレ主人公の、SFにゃんこ虫滅殺活劇みたいな番外編、ぶっちゃけやってみたいかもですね。今回猫分もかなり不足してると思うんですよ…。もっと猫をさあ!!学校周辺仕切ってるノラボスにゃんこの銀太郎とシュレの任侠系友情話とか、ええやん…。
あとはラストバトルのSF描写、文字数の関係で最低限にしちゃってるんですよね。もっとネチネチと素粒子バトルやりたかったんですよね…。あとエロ分も全体的に増したかったというか、もっとギラギラ耽美系グロ感みたいな雰囲気も出したかったんですよね。宮本の肉体と素粒子体と情緒をさらにグチャグチャ→からの反撃にしてやらなければならなかったなと。それはホラー的にも恋愛的にもSFバトル描写的にも。圧倒的に文字数と暴力が足りてないですね。
いや、何で恋愛もの書こうとしてホラーになったり、ホラー書こうとしてSFになってるんだよ。わけわかんねぇよ。どうしたいんだ私は。
ただこの3ジャンル反復横跳びだな、という認識だけはネタ出しした最初からあったのかな。「SF系ホラーBLもあるよ!」で。けど配慮・優しさという意味では、はなから「虫なのでホラーですよ」と言っておくのは、ある意味親切だったのかもしれない…。ギチィ…。
ぶっちゃけ素粒子バトル表現については、どうなんですかね…。これももっと詰めるべきSF部分だったと思うんですが。どうですかね、理系ジャンルでお過ごしの皆様…。さして怒られないことに逆に怯えています。
キャラクターたちについて。
一応↑にキャラ紹介を作っています。後日ラストまでのネタバレを含むキャラ紹介をさらに追加する予定です。
…で。キャラについては、まずは主人公の宮本が広く他人に共感得られるタイプの男では全くない!わけで、今の共感主人公優勢の時代だと、どうなんでしょうね。
というか、私が自分の作品で主人公に据えたいキャラは基本的に「主人公タイプ」じゃないんですよね…。なんかこう、明るくて元気とか前向きとか、そういう光属性の感じでなく、むしろジャンプでは主人公の敵とかライバルとか、敵陣営の中のひとりとしていそうな闇属性タイプの男が好きでしてな…。
彼の本気の暴力性については、もう少しページ割いて具体的に書きたかったかな…。噛み癖ぐらいしか出せてない。確実に18禁になるわけですが。エロがあってもなくても。しっかり描写した場合、今のマイルドな印象とはまた違う感じに見えるキャラかもしれないです。めちゃくちゃ暴力しながらめちゃくちゃ興奮したりっていう、その辺りもっと業深く書きたかったな~。
ただ、実は暴力される側に回った時の方が、よりエロみは出るタイプで考えていますね。暴力知ってる分、自分がされるとより「うわ、こんな暴力を俺がやられちゃってるのかよ」的にエロ感が増す感じの…。地面に叩きつけられがちなのは、そういう理由かと。思わずみずきちゃんも「わぁ、政信くん声可愛いな~」と重力と磁力マシマシにしてしまうぜ…。
そんで片山ですね。こいつはジャンプの世界にいたらヤンキー属性主人公方面で、バトルヒロインとかバトル女上司に何だかんだ愛されてモテて恋愛して、そのかわいそうな境遇でできた心の穴が埋められてしまうタイプなわけですが、残念ながらここはつみれの脳内なので、最終的には宮本でその心を埋めます。
BL的にぶっちゃけると、ヤンキーは受の方が好きですね(真顔)。なので、CP表記としては宮片ですが、宮本が自発的に行動することは基本ないので毎度片山から襲ったり誘ったり乗っかったりするパターンです。
なのでまぁ、何かがまかり間違って宮本から手を出された日には、何をどうされてもヤバい感じでアレですよ。
片山の境遇についてもだいぶはしょってるわけですが、この辺り書くと奴のハチャメチャ感がマジでやべぇ感じです。これも書きたかったな~。実は息子がいるんですよ、この男。川島さんとの子が。川島さんとはアッコ姉さんの件で片山が電話した方ですね。プロジェクト●ックスと銘打って前向きな交渉の末にそうなっています。アッハッハ。本当はもっと早く川島さん出てくる展開があって、でもざっくりとそのシーン抜いたんですよね。文字数の問題で。だからあのシーンで初めて宮本が川島さんに会う展開にしました。
川島さんがまともそうに見えるのは、まともなシーンのみを書いてるからですね。だいぶ破天荒な人だったりします、実は。
アッコさんは、いわゆるえっちなお姉さんなんですが、まあこれも闇深い感じのキャラです。それは彼女自身のサガと、「彼氏」さんのことも含めて。でも優しくてまともでいい人ではあるんだ。男を笑わない、という美徳が大多数の男にとっては輝き過ぎてるんだ。頭の回転も早いんだ。でも童貞食うところだけが本気で玉に瑕なんだ…。
そんで、みずきちゃんですね。線が細いキャラデザしておきながら、内面はかなりの剛の者だよ、この子は…。おかげで、めちゃくちゃ宮本の好みです。空っぽ人形の方が夢とかマジカルアニマルへの萌えとか虫とか、いろいろ詰め込めるって、ばっちゃが言ってた。宮本への私のこと舐めてんだろ、という感覚が既にヤンキーそのものなんですが、そういう意味で実は片山と容易に通じてしまうところもあって、それもまた片山へのイラつきポイントが高くなる原因というか。
みずきちゃんと片山の関係性というのもやりたかったことなんですね。相手のことが本気で嫌いなんだけど、内心お互いのことは認めてる部分があって、分かる~、でも分かるのがむかつく~!みたいな。
これ、たぶん「どっちか宮本に選ばせる」状況になる恋愛ものジャンルでは書くの難しいんですよね。だからホラーの文脈でやったのでした。
それと、ガチガチのメンタル貞操帯みたいなものを、呪いみたいに宮本に付与するみずきちゃんですね。
たまにあるやないですか、「純愛した女の子が亡くなってしまい、失意に沈む男が、次の女と未来を歩み出すことを決意する物語」。それの、「次の女とかあるか、ボケ!」と徹底的に可能性を潰す最初の女バージョンですね。ぶっちゃけ、2年に1回くらいの頻度で手を変え品を変え映画化されるよな、そういう話…。見かけるたびにこの展開を考えていました。他の女との未来だけは繋いでたまるかー!!!みたいなね、仕方ないから片山を容認するしかないね。
片山がいる限り奴が他に「譲らない」のが明らかなので、確実に次の女の可能性が消えるのです。
むかつくけど最善。これを飲み込める賢さと、豪腕。雄雌なかったはずの虫に安心安全?の生殖の道を開いてみたり、素粒子体の使い方も宮本以上だったり、完璧変身やってのけたり、宮本の求めるところを最終的には理解して、ラストは完璧な仕上がりで立ちはだかってみたり。めちゃくちゃ有能なんですよ…。でも肯定感育ってないので自分は空っぽ人形だと悩むという。
この辺りの女の心意気ももっと書きたかった~。特に変身後は、もっと「この後、滅茶苦茶暴力した」みたいにして宮本を性的にグチャグチャ籠絡一歩手前にするところまで、書きかったよ。文字数とエロが足らない~!!
そんなわけで。
長々と語って参りましたが、ひとまずこれで完結です。今は疲弊もあるので何も考えられないわけですが、気持ちの余裕が戻ってきたら番外編とか追加エピソードとか、しれっと書くかもしれないです。まだわかんないですが。
本当、約10年ぶりにガッツリと長編を、しかも一次創作で書きました。このNOTEを始めたきっかけが「長編小説を書ける状態までメンタルを戻して何かしら書き上げる」だったので、それが今回のこれで成ったことになります。
となると、その先、ですね。例えば文学フリマとかKindle出版とか賞投稿目指すのかとか次の作品書くのか、あたりですね。
ひとまず何か1作は書けるようになる、ばっかり考えていたので、具体的なことは頭の中に何もないのです。もう少し考えたいですね。NOTEのサイトマップの文章もそれに伴って変更していかないといけないですし。
今後もマイペースにやっていこうと思います。何とか人生の一歩分進めたようで、よかったです。
あと感想とかスキとか、めちゃくちゃ欲しいですね!まず10年ぶりぐらいに長編書いたのと、それが完全オリジナルの一次創作であることと、書いたことがなかったホラーとかSF要素を含んでいることと、内容的にもアレな感じなので、読まれた方が一体何をどう感じたのか、ちゃんと書きたいものを伝えられたのか、全然分かんないのです。
なので、是非感想やスキや「ここってどういうことやったん?」みたいな単純な質問などでも、何でもお寄せいただくと嬉しいです!いやもう、読んで下さるだけで嬉しいのはあるんですけど!反応頂けるとさらに報われます!!

お読み頂きありがとうございました。よろしければスキお読み頂きありがとうございました。よろしければスキ・コメントなど頂けると嬉しいです!
作者・鰯野つみれのNOTEのサイトマップは以下↓となります。
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