【詩】移ろいゆく夏色|||#風まかせ文芸部「向日葵」
向日葵が揺れる
沈みゆくオレンジ
赤いミサンガ切れないまま
君が遠くに行くなんて信じられない
近づく終わりを悟り
言葉が夏空をさまよって
別れの言葉が神隠し
悔し涙が出るよりマシ
最後までカッコつけていたいから
祭囃子がどこか遠い
せっかくの浴衣姿が寂しげで
花火はいつまでも鳴り止まない
君の瞳に色彩が咲く
来年の夏は何色なんだろうね?
軋む心はそのままに
めいいっぱいに手を振った
どうか、元気で
君の未来は鮮やかに輝く
僕も綺麗な色で咲き誇る
交じらない油絵のように
遠ざかる赤い車
沈みゆくオレンジ
向日葵を揺らす
こちらの企画に参加させていただいています!
