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lemongrass_kiyo
【詩】くちなしへ
くちなし
かおなし
ゆくりなし
うれたかじつに きづかずに
いつまでも おもそうに
ぶらさげてゐる 枝
くちなし
かおなし
ゆくりなし
いつかのきおく かざぐるま
5つのはねの はなぐるま
そらの あを
かきわけ
かきわけ
しろいからだを ひからせた
くちなし
かおなし
ゆくえなし
すっかりかれた かざぐるま
かぜにこらえる はりはなく
をんなのにほひも とれてゐた
ごめんね おもかったろう
かじつ 3つもかかえて
〈あとがき〉
ある人に宛てた手紙のような詩です。
ダイレクトに言わずとも、隠喩でごまかしごまかし吐き出せるのが、詩のいいところだと思ってます。
はじめましての人ははじめまして、
足元いいよでした。
