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高収入の新人と、どう向き合いますか?──共有と理解の前にあるもの

No.14-1 雑談編

前回は、(昨日)

☑️ 懐疑主義
☑️ ロゴス
☑️ 大陸哲学

この3つを使って、
「心の前提 → 設計図 → 現場」という構造を扱いました。

驚くほど読まれていて、
ああ、やっぱり今の時期なんだなと感じました。

今日は少しだけ、雑談です。
でも使う哲学の概念は同じです。


歯科衛生士の世界は、年々レベルが上がっています。


休日に高額セミナーへ行く。
80万円のルーペを自分で購入する。

もはや珍しい話ではありません。

だから、新人の給料がベテランよりも高い。
それ自体は「時代」だとも言えます。

そして私は、その新人に聞きました。

「どんなセミナー行ってたの?」

経験1年の新人は、こう答えました。

「前のクリニックは、なにもしてくれなかった。」

……正直、驚きました。

え?

セミナーって、
自分で調べて、
自分で選んで、
自分のお金で行くものでは?

と言ってしまった💦
たぶん、顔にも出た事でしょう?
あまりの驚きで…

結果は嫌われたでしょうね?


ここで起きたこと。

それは価値観の違い、ではなく。

前提の衝突です。

・学びは自分で取りに行くもの
・学びは環境が用意するもの

どちらが正しいか、ではない。

でも、自分の中では
「自分でやる」が普通だった。

その前提が揺れた。

これが、心のざわつきの正体です。



ここで思い出したのが、
iPhoneのメモに残っていた一文。

「共有と理解は、まず自分を切り離す」

まさにこれでした。

“自分でやるのが当たり前”という前提を、
一瞬カッコに入れる。

懐疑主義です。

そして考える。

なぜ私はそう思うのか?
努力は自己責任、という設計図を持っているから。

ロゴスです。

さらに見る。

目の前の新人は、
環境に期待していた人。

それだけ。

ここが現場。



もし、あの瞬間に戻れるなら。

「それは残念だったね。」

そう言えたと思います。

共感とは、
意見を合わせることではない。

理解とは、
正しさを譲ることではない。

一瞬、自分の前提を外すこと。

それだけで、
心の温度は下がります。



新人の給料が高い。
新人の価値観が違う。

制度も時代も、自分では動かせない。

でも、
自分の“受け取り方”は選べる。

ざわつくのは悪くない。
ざわついた理由を見に行く。

すると最後に残るのは、

怒りではなく、
構造の理解。

そして静かに、

「どうでもいい」と思えた瞬間。

同時に、

「これでいいのだ」と思えた。

外側はそのまま。
でも見え方が変わる。

これが、心の構造です。



哲学は、難しい言葉の話ではありません。

スタッフが増えたとき。
新人の給料が高かったとき。
価値観がズレたとき。

その瞬間に使える“道具”の話です。

次回は、
その「見え方」そのものを扱います。

世界はそのまま入ってくるのか。
それとも、心を通して作られているのか。

そして寄り道カフェは続く

哲学概念もっと詳しくは、こちらから⬇️

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