あなたは今、何かを「続けるべきか、手放すべきか」で迷っていませんか。
答えが出ない。
論理で考えても、知識を積んでも、出ない。
それは、あなたの思考力が足りないのではありません。
その問いが、そもそも「答えを出すための問い」じゃないからです。
今日の
「これでいいのだゼミナール」のテーマは——
「答えを出さない、という答え」について。
「続けるべきか、手放すべきか」
そんな話になった。
🙋♀️1人のゼミ生が言った。
「もう何年も続けていることがあるんです。でも、このまま続けていいのか分からないんです」
すると別の人が言う。
👩💻「私は逆ですね。手放したいのに、なかなか手放せないんです」
テーブルの上の珈琲から湯気が立つ。
誰もすぐには答えを出さなかった。

続ける
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?
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手放す
そして聞いた。
「この真ん中は、ダメな状態でしょうか?」
みんな少し考えた。
私たちはつい思ってしまう。
答えが出ないのは良くないこと。
早く決めなければならないこと。
でも日本には、少し違う考え方がある。
それが「間(ま)」です。
西洋的な思考は、
どちらが正しいかを考える。
続けるのか。
手放すのか。
白か黒か。
けれど日本文化は、
その間にある時間も大切にしてきた。
答えが出ない時間。
迷っている時間。
揺れている時間。
それを無駄だとは考えない。
能の世界には「序破急」という考え方があります。
ゆっくり始まり、
揺れ動き、
そして最後に落ち着く。
俳句の「切れ」
俳句に「切れ字」というものがある。
「や」「けり」「かな」——
これは矛盾を解決しない。
ただ、そこで一度止まる。
答えを急がず、
景色を眺めるための余白とも言える。
人生の問題も同じかもしれません。
今、答えが出ないのなら、
まだ「破」の途中なのかもしれない。
「序破急」の「急」は、まだ先にある。
急がなくていい。
すると、さっきの人が笑った。
👩💻「答えを出せない自分がダメなんだと思っていました」
私は首を振った。
👩🎓「答えを出していないのではなく、今は間にいるだけかもしれませんよ」
哲学カフェには、
少し静かな時間が流れた。
その時間もまた、
大切な時間なのだと思う。
これでいいのだ。
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