「びんをリユース」 大きなシステムに乗っかるだけでできるエコ活動
マヨネーズが空になって、中を洗ってプラゴミへ。
あの、星型の口のところに、
へばりついたマヨネーズが、なかなか取れない…
あのプチストレスから、
ここ数年、解放されています。
ドレッシング、醤油、ケチャップの
かさばるプラゴミ。
たまにしかない「びんゴミ」の日に向けてたまる、ジャムのびん。
それらも、最近は我が家のゴミ箱から
姿を消しています。
その理由は、
「リユースびん」に入った調味料を使っているから。
6年ほど前に始めた生協の「生活クラブ」では、
醤油、白だし、万能つゆ、お酢、お酒、みりん、
マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング、ジャムなどの容器が、
「リユースびん」です。
(ちなみに、牛乳びんも!)
中身が空になったら、
中を洗って、ラベルを剥がして、
配送の際に返却します。
(通い箱に入れておいたら、配送担当の方が持ち帰ってくれます)
そのおかげで、本当にゴミが減りました。
リユースびんのシステムってすごいなぁ!と感動したので、
こんなのもあるよ〜と、ご紹介したいと思います。
※利害関係があって宣伝するための記事ではありません。自分が「いいな」と思うもの、知って学んで「伝えたいな」と思うことを紹介する目的で書いています。
グリーンシステム
生活クラブには、「びん」を使い捨てではなく、リユースする大きな仕組み「グリーンシステム」があります。
使った後のびんを回収し、
きれいに洗浄・選別し、
生産者のもとへ納品して、そこで充填して、
再び、消費者のもとに届けられます。
なんと、1994年から始まった取り組みだそう。
「グリーンシステム」の「グリーン」は、
"Garbage Reduction for Ecology and Earth’s Necessity(地球生態系のためのごみ減量)"
家庭から出るゴミの容積の、約60%は容器や包材によるものです。
そのゴミをなるべく減らすため、
また、「使い捨てるのではなく資源を循環させて使う」ために、
このグリーンシステムが生まれました。
リサイクルよりリユース!
一般的に「びん」は、
自治体の「びんゴミ」で回収されて、リサイクルされます。
でも、リサイクルって、
まだ使えるビンを、砕いて、溶かして、新しいびんに成型して…。
リサイクルにもエネルギーが必要です。
リサイクルではなく、リユースすれば、
びんはそのまま使えて、中を洗浄するだけなので、
砕いたり、溶かしたり、のエネルギーが不要
=CO2排出量の削減につながります。
(ちなみに、2024年度のCO2排出量削減は778トン)
また、ゴミを回収したりリサイクルすることには、
私たちの税金が使われます。
500mlびん1本をリサイクルして新しいびんを作るためにかかる税金は、
約12円。
(※びん再使用ネットワーク調べ)
それが、グリーンシステムでリユースすれば、
自治体の回収費用はかかりません。
(2022年度は、びんをリユースしたことによって
自治体の回収費用を2億5400万円も節約したのだとか!)
グリーンシステムは、20年にわたる実績が評価され、
2018年に、「第6回 環境省グッドライフアワード環境大臣賞」を受賞しています。
プラスチックゴミも減らせる
もう一つ大きなことは、
プラスチックゴミが減らせること。
リユースびんの調味料を使い始めて、
ケチャップ、マヨネーズ、醤油、酒など
本当に、プラゴミが減ったなぁと実感します。(もちろんゼロじゃないけど)
プラゴミ問題は、地球規模で取り組まなければならない大きな問題です。
海に流れて、魚や海鳥、ウミガメなど
生態系に大きな影響を与えている現実。
また、マイクロプラスチックとなり、
私たちの身体にも入ってきています。
(毎週、クレジットカード1枚分(約5g)のマイクロプラスチックを摂取している可能性があるという…)
原油から作られるプラスチックは、
軽くて、丈夫で、安くて、とても便利ですが、
それを大量に作り、大量に使い捨てている現状があります。
(最近は、原油が入ってこなくて、いろんな意味で状況は変わりつつあるかもしれませんが)
プラスチック容器に入っていたものが、
リユースびんに代わることで、
プラゴミを減らすためのアクションにもなります。
やることは「返す」だけ
ゴミも減らせて、
プラゴミも減らせて、
CO2も減らせて、
税金の節約にもなる。
その方法は、
リユースびんに入ったものを買い、
びんを返すだけ。
それだけで、かなり大きなエコ活動ができる。
すごいことだなぁと思います。
地球規模の大きな問題に、
自分ひとりでできることには限りがあります。
でも、こういう大きな仕組みに乗っかって、
利用することで、
地球環境をより良くするために、
私にもできることがあるんだなぁと
嬉しくなりました。
希望を感じました。
noteにも、日本ガラスびん協会の記事があります↓
このリユースびんの仕組みは、生活クラブの他にも、
グリーンコープ
コープ自然派
パルシステム
東都生協
でも取り組まれています。
「もったいない」が生んだすばらしい仕組み、
もっともっと、広がっていくといいなぁと思います。
