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「なんでそんなにUIをミニマルにしたがるの?」に答えたい

最近、アプリを作るときに「とにかく視界のノイズを減らしたい」と強く思うようになりました。

背景を静かにしたい。
動きを減らしたい。
情報を詰め込みすぎたくない。
なるべく視線移動を少なくしたい。

「シンプルなUIが好きだから」で片付けることもできるのですが、実際はもっと切実な理由があります。

私はここ半年ほど、視覚過敏と聴覚過敏の症状に悩まされています。

視覚過敏・聴覚過敏って?

名前だけ聞くと「眩しいのが苦手」「大きな音が苦手」くらいのイメージを持たれることが多いです。

もちろんそれもあります。

でも、実際に体験するともっと“脳に直接来る”感覚に近いです。

私の場合の視覚過敏

たとえば、歩くと景色って当然動きますよね。

普通は気にならないその動きで、私は脳がざわざわして、意識が飛びそうになります。

視界が流れていく。
人や車が横を通る。
照明が切り替わる。
道路の安全確認のために左右を見る。
電車の窓から景色が動く。

それだけで、頭の中が処理しきれなくなるような感覚になります。

「疲れる」ではなく、もっと直接的に脳が悲鳴を上げて真っ白になる感じです。

今では一人でまともに外出するのもかなり難しくなりました。

私の場合の聴覚過敏

音も同じです。

特に辛いのが、予測できない突発的な音。

誰かがコップを置く音。
ドアを閉める音。
足音。
物が机に当たる音。
私に話しかけていない誰かが話す声。

そういう「急に来る音」で、頭に電気が走ったみたいになります。

ビクッとする、ではなく、本当に脳を直接叩かれている感覚です。

自分で聞こうとするイヤホンで音楽を聴くとか、大音量が苦手とか、そういう話とは少し違います。

「いつ来るかわからない刺激」に脳が耐えられなくなっている感じです。

後天的になった

これは子供の頃からではありません。

後天的に、ここ半年ほどで急激に悪化しました。

だからこそ、自分でもかなり戸惑っています。

今は対策として、

  • Loopという耳栓を使う

  • サングラスをかける

  • 一人での外出を避ける

などをしています。

ただ、完全に防げるわけではありません。

耳栓をすると分かる「脳のノイズ」

これは最近気づいたことなのですが、耳栓をすると、健康な人でも自分の内側の音が聞こえやすくなります。

「サーッ」とか「ピー」とか。

静かな場所で耳栓をすると分かると思います。

でも、私の場合は視界が動くと、その音が変わるんです。

高い音で、

「ピッ、ピッ、ピッ」

みたいな音になる。

しかも、それに合わせて気持ち悪さが増していく。

最初は気のせいかと思っていましたが、かなりはっきり変化します。

もしかすると、同じような症状の人は耳栓で気づくことがあるかもしれません。

だからUIを静かにしたい

そんな状態になってから、「刺激が少ない画面」をかなり意識するようになりました。

派手なアニメーション。
大量の情報。
視線を忙しく動かすレイアウト。
強いコントラスト。
常に何かが動いているUI。

以前は平気だったものが、今はかなり疲れます。

だから私は、なるべく

  • 視界を動かさなくていい

  • 必要な情報だけある

  • ノイズが少ない

  • 落ち着いて見られる

そんなUIを作りたいと思うようになりました。

もちろん、最優先は軽量化です。

軽いことは正義です。
動作が重いだけで、それもまた刺激になるので。

今はゲームもしんどい

昔はゲームが本当に大好きでした。

でも今は、好きだったゲームですら長時間遊ぶのがかなりしんどいです。

画面の動き、エフェクト、情報量。
全部が脳に刺さってしまう。

それでも、開発は休み休みなら進められます。

少しずつですが、「自分みたいな人でも使いやすい」と思えるUIを作っていきたいです。

もし同じように、画面や音で疲れてしまう人がいたら、少しでも使いやすいものを作れたらいいなと思っています。

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