見出し画像

ロンドン発のパック旅行をハシゴしたらヤバイ目にあった!

私がロンドンで駐在員をしていたときのことですが、親しかった同僚夫婦とクリスマス休暇にカナリア諸島に行ったことがあります。

更に、カナリア諸島から帰ってきた翌日に、パリに行くという欲張った計画でした。
両方ともパック旅行だったので、パック旅行のハシゴを計画したわけです。

カナリア諸島は、日本人にはあまりなじみのない島です。
緯度でいうと北アフリカの沖合の島々でスペイン領です。

往きは順調に行きました。
飛行機は予定通りにテネリフェ空港に無事到着。

ホテルの部屋は一戸ずつ別棟で、別荘みたいな感じ。
リゾート気分がいっぱいでした。

クリスマスの時期だというのに暖かく、花もたくさん咲いていたし、ホテルのプールで泳いでいる人もいたんです。
旅行客はドイツ人が多く、日本人は全くいませんでした。

島の中を車で走ると、砂漠のような荒地にサボテンが生えていたり、バナナの畑のようなものがあったりして、景色も珍しかった。

海岸に出ると、浜に3-4mもあるマグロが3尾放置されていました。
誰も手を付けないのでそのままでした。
日本だったら高級な寿司のネタになっただろうに、そのまま腐ってしまったと思います。

そして、レストランでは毎日シーフード三昧。

特にロブスターが美味かったし、今では珍しいタートル(ウミガメ)まで食べてしまった。しかも、食事代は安かった。

毎日シーフードを堪能し、昼間からサングリアを飲んで良い気分に酔っ払っていました。
ほぼ5日ほど、こうしてノンビリと休暇を楽しんだんです。

やがてロンドンに戻る日になり、空港に行きました。
しかし、我々の乗るフライトの案内板が出ていません。

しばらく待っていても、一向に案内板がでてこない。
アナウンスを聞いていると、「ロンドン往きのフライト444便の人は急いでチェックインしてください」と放送し始めました。

それが大分がなり立てるようになったけど、我々のフライトは442便。
その案内板が出てこないんです。

ついにアナウンスは、「444便の最終案内」を何度もを繰り返すようになりました。

我々の乗る442便の案内板が出てこないのもおかしいし、念のためにチェックインカウンターに行ってみました。
しかし、「違う、これは444便だ」と邪険に言われただけ。

仕方がないのでそのまま待っていると、その内、旅行会社のスタッフがやってきました。
日本人は、この空港の中に我々4人だけだから、目立ったんだと思います。

そして、「何でフライトに乗らないんだ?あなた方の乗るフライトはあれだよ!」

彼が指さす先には、まさに444便が飛び立とうとして、滑走路を驀進しているところでした。

ここから先は

1,222字 / 3画像

¥ 100

よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!