日本の一番の問題
日本の問題として、経済が悪いだの、財政が悪いだの、教育が悪いだのといろいろと言われていますが・・・。
私が思う日本一番の問題は「食料の自給ができていない」ということだと思います。
日本の食料自給率はわずか38%しかありません。
米は大丈夫だろう、と言われていたのが政府の長年の減反政策により令和の米騒動に至ってしまいました。
この騒動で、日本の食料自給のもろさが露呈されたわけです。
輸入すればいいじゃないか、と考える人もいると思いますが、最近の円安で食料の輸入もままならなくなってきているのです。
さらに、地球温暖化による異常気象により、世界中で作物が満足に育たなくなってきており、輸出に回せなくなっているそうです。
なので、これからも満足な量の食料が輸入できると考えにくいです。
それに、食料を輸入に頼ってばかりいると、日本近海で有事の事態が起こったときに、輸入でできなくなり食料が入ってこなくなります。
もし、日本に食料が全く入ってこなくなると、年間で1000万人(!)の人が餓死してしまうそうです。
さらに、食料を輸入にばかり頼っていると、輸入先の国の顔色ばかりをうかがわなければならなくなります。
農業をしなくても食料はいくらでも入ってくる、と日本人は思うようになり、今までそんなことは全く気にも留めていませんでした。
しかし、これからはそうはいかないでしょう。
この米騒動で農水省も方針転換するみたいですし、さすがに日本人も食料のことを考えるようになったと思います。
戦後日本人はあまりに農業を軽んじてきました。
日本経済の絶頂期には「もう日本に農業はいらない」とホザいた経営者たちがいたそうです。
石川英輔という江戸時代の研究家の人が書いた「2050年は江戸時代」という本があります。

この本では2050年は日本が没落してしまい、食料もエネルギーも入ってこなくなっていまい、江戸時代の生活に逆戻りしてしまっています。
しかし、人々は「本当の豊かさ」を取り戻し、心安らかに暮らしています。
その過程を村の長老が語るといった物語ですね。
この本の主人公である長老が若い頃に、子供たちが農家をバカにする姿を見ました。
石川さんは主人公にこんなことを語らせています。
「日本は貴族国家になってしまった・・・」
うろ覚えなのでセリフが少し違っているかもしれません。
「貴族国家」言い得て妙じゃないでしょうか。
農業をやって手を土で汚すことを嫌がり、誰も彼もスマホをいじくってばかりいる国・・・。
今の日本を象徴する言葉ではないでしょうか。
しかし、私はこんな体制の貴族国家がいつまでも続くとは思えません。
いつか崩壊すると思います。
日本という国が現在繁栄しているのは、外国からふんだんに食料とエネルギーが入ってくるからです。
もし、何かしらの原因で食料やエネルギーが全く入ってこなくなったら・・・
日本はあっという間にオシマイです。
本当に江戸時代の生活に逆戻りするでしょう。
先の大戦も原因はアメリカが意地悪して、日本への石油輸出を止めたことが原因です。
つまり、日本は食料・エネルギー輸入を過度に外国に依存していて、実はもろいということです。
農業をバカにして輸入して食料を大量に捨てまくっている日本人はいつか天罰が下ると思います。
日本はまだまだ経済的に豊かだから食料やエネルギーが入ってくることなどない、と思っているかもしれません。
しかし、日本の中心である東京に大地震がきたらもうオシマイなのです。
東京に大地震なんてくるわけない、なんて思っている人が大半のようですが、甘いですよ!
「関東大震災」という前例がありますから。
関東大震災(かんとうだいしんさい)は、1923年(大正12年)9月1日11時58分、日本時間、以下同様)に発生した関東地震(関東大地震、大正関東地震)によって南関東および隣接地で大きな被害をもたらした地震被害。
死者・行方不明者は推定10万5,000人で、明治以降の日本の地震被害としては最大規模の被害となっている。
地震のエネルギーというのは100年ぐらいかけて蓄積されていくそうです。
関東大震災が起きたのが1923年(大正12年)ですから、今年2025年で102年目に入っているわけです。
だから、いつ東京に大地震がきてもおかしくないのです。
もし、東京に大地震がきて東京が壊滅状態になったら・・・人的、経済的な損失もさることながら・・・本当に恐ろしいことがあります。
それは、円・株(債権も?)が大暴落してしまうということです。
円相場は大暴落して1ドル200円、下手すると300円くらいいってしまうかもしれません。
そうなると、十分な量の食料を輸入することは不可能になります。
食料価格は爆上がりになり、米騒動でただでさえ困っているのに、泣きっ面に蜂状態になるでしょう。
最悪の場合、戦後の食料難が再現されて、米などがまた配給制になったりするかもしれません。
そういうことを考えている人が何人いるのでしょうか。
たぶん、石破首相も小池都知事も頭の片隅にもないんじゃないですかね・・・。
最悪の事態にならないよう、首都に何もかも一極集中させないで、都市機能を分散させておく必要があるのですが、日本の政治家はそんなことは全く考えません。
ドイツなどは首都機能分散させているそうです。
あと、東京に大地震がきて壊滅してしまったら、京都あたりに首都移転させる必要があるかもしれません。
元々、江戸時代まで日本は京都が首都で、明治になって大久保利通がムリヤリ東京に遷都しましたから、京都に戻しても問題ないかも。
東京は家康が入ってきたときに埋め立ててできた土地だから、大地震がきたら至る所で液状化現象を起こしそうです。
タワマンなんかも傾いて使い物にならなくなったりして。
そういや、メディアや専門家は南海トラフには警戒しろ、と言っているのに、東京大震災には警戒しろ、とは全然言わないですね。
口止めされているのでしょうか、国民に気づかせないようにするため、とか。
以上ことから、日本は今すぐ農業に力を入れて、食料の大増産を図るべきなのです。
石破首相や進次郎も方針転換してそうするつもりのようですが、歩みが遅い気がします。
このままだと、十分な量の食料が入ってこなくなり、大量の日本人が飢えることになるんじゃないかと思ってしまい心配です。
それとも、飽食に慣れきった現代人にはそのほうがいいのでしょうか・・・。
日本人の食料に対する危機意識は未だ低いようです。
食料が入ってこなくなってはじめて目が覚めるのでしょうか。
そのときに農業やるといったって、戦後の食料難のころは農業人口も多かったでしょうけど、今は大半の日本人が農業をやったことがありません。
どうするつもりなのでしょうか。
今のうちに土地を確保しておいて畑でもやったほうがいいのかもしれません。
いくら偉そうなことを言っていたって食べ物がなければどうにもなりません。
日本人は車作りが上手だといっても、車食べるわけにはいきませんし。
というか、車が外国に売れなくなったら飢え死にするしかありません。
この米騒動を契機にして、食料自給のことを考える人が増えてほしいと思います。
最後にブッシュ・ジュニアが食料自給に関して述べた言葉を載せておきます。
「君たちは国民に十分な食糧を生産自給できない国を想像できるかい?
そんな国は国際的な圧力をかけられている国だ。危険にさらされている国だ。」
こちらの記事もどうぞ。
いいなと思ったら応援しよう!
記事が気に入ったらチップしていただけるとうれしいです!