令和7年映画・上半期ベスト10
1)罪人たち(IMAX)
2)ブルータリスト(IMAX)
3)サブスタンス
4)ウィキッド(Dolby Cinema)
5)アノーラ
6)ルノワール
7)ノスフェラトゥ
8)ドールハウス
9)アドレセンス(Netflix)
10)打ちて寄せる(Netflix)

今年は『罪人たち』の圧勝です。私は鑑賞後にA〜Fで6段階評価をつけて記録しておくのが趣味で、年間に1,2本ほど神作認定したものにA+をつけるのですが、本作は「A++」にしたいくらい別格に良かったです。
『罪人たち』
タランティーノの正当な後継者と呼びたい神作。2025年ベスト当確です。私の中でこれを超える作品は年内はもう現れないかと。IMAX70mmをフル活用した美しい映像だけでも最高なのに、ブルースの歴史に捧げたオマージュの洪水に私は脳汁止まらず。クライマックスの編集とカタルシスも完璧。
映画館での体験も込みで一つの作品に仕上げた『ブルータリスト』も凄かったのでA+にしました。
『ブルータリスト』
すげえ。予習ゼロで観に行って大正解だった。4時間近くあるのに長さを感じさせない。15分もあるインターミッションの環境音を含む凝ったBGMは、トイレ休憩、飲み物を買う、配布資料を読む、など自由に過ごす観客をさえ作品に同化させる。映画館での体験として新鮮で楽しかった。
日本映画に限定すると:
1)ルノワール
2)ドールハウス
3)機動戦士Gundam GQuuuuuux -Beginning-
4)夜明けのすべて
5)雪の花
6)新幹線大爆破
7)ナミビアの砂漠
8)十一人の賊軍
9)愛に乱暴
10)箱男
『ルノワール』は結構すごい作品だと思いますよー。時間が経つほどジワジワ余韻が効いてきているので、年末にはもっと順位を上げているかもしれません。
『ルノワール』
スマホもi-modeもなかった80年代末の日本。末期がんの父、仕事に追われる母。行き場のない寂しさを抱えた小学5年生の少女は、伝言ダイヤルで心理学を専攻する大学生と知り合う。少女のオカルト的な妄想が視聴者それぞれのノスタルジーと溶け合って、なんとも奇妙な感覚を味わえる傑作。
80年代。がんは現在よりもずっと怖い病気だった。バブル景気で好調な日本ではルノワールなど西洋印象派の絵画がバンバン売れてた。インターネットが普及前で、オカルトや異常性癖はガス抜きの場を持たず、結果として犯罪性を持つまでエスカレートしやすかった。そんな昭和情緒が溢れている。
とても良い感想ツイートがあったので引用させていただきます。
「ルノワール」
相米慎二の傑作「お引越し」に近い
多感な少女を取り巻く環境が、末期ガン、不倫、宗教、ギャンブル、ペドフィリア、と限りなく苦境なのに
彼女自身の危ういまでの感性の豊かさと美しい夏の情景で、不思議と成長譚に見える凄まじい作品。
観てよかった!間違いなく今年を代表する一作!
2025年鑑賞全作品Tier表

こうして整理すると劇場で観た作品が高評価に寄ってますねえ。
いや、これは断じて映画館の雰囲気でバフが掛かったのではなくて、視聴する前から私の好みにマッチするかどうかの選球眼が優れているだけである!…であって欲しいです。
今年の下半期は自宅視聴が増える見通しなので、そうだと証明してくれるような素晴らしい作品との出会いを期待します。
とりあえず7月にアマプラに来る『皇居選挙』が注目ですかね。
2025年アカデミー賞®脚色賞受賞🏆
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) June 25, 2025
『教皇選挙』
7月30日(水)独占配信開始
カトリック最高指導者
ローマ教皇の死去により
新教皇を決める「教皇選挙」が始まる。
密室で繰り広げられる陰謀、差別、スキャンダル…
その先に待つ、衝撃の結末とは?
誰も見たことがない
教皇選挙の舞台裏が暴かれる―― pic.twitter.com/nUU2oKqIq3
(了)
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